WHITE ASH

ホワイトアッシュ

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SIZE:
W1000 ~
TYPE SELECT:
脚のデザイン・高さ・位置が選べます。
分類:
モクセイ科 トネリコ属 環孔材
原産:
アメリカ北東部

辺材は白に近い淡色、心材は淡い褐色。木目が非常にはっきりしており、目が荒い独特の木目として縮み杢が出ます。
乾燥性・接着性・粘りも良く家具材としては最適で耐衝撃性・弾力性も高いのが特徴です。
木肌の素朴な触感はどこか懐かしさを感じさせ「癒し」を与えてくれます。際立つ年輪の模様は部屋全体を自然な空間として引き立たせてくれます。
主な生息地であるアメリカ北東部アパラチア山脈の周辺は広大な平野が広がり、大都市も多いのですが、冬は非常に寒く、日本海側ほどではありませんが雪も降ります。
また、夏は40℃くらいまで気温が上がることもあり、平野部は緩い土壌が多いのでホワイトアッシュが群生するのに適しています。

欧米ではオーク・マホガニー・ウォールナットと並ぶ銘木のひとつであるホワイトアッシュ。
非常にはっきりした木目と潔感のある白系の色合いは空間に明るさを与え和室にも合う木肌が特徴で、無垢材家具をはじめとした家具材としても高い評価を得ています。
6 種類あるアッシュ材(ホワイト・グリーン・ブルー・ブラック・パンプキン・オレゴン)のなかでホワイトは最高の良材といわれています。
川や渓谷に沿った湿潤な土壌に、他の広葉樹を圧倒するほど大きく聳え立っている木がホワイトアッシュです。
どちらかというとぬかるみがちな土壌の地にしっかりと深く根を張り、ほぼ真っ直ぐに天を目指して生長するその立ち姿は見る者を圧倒し、生命の力強さと偉大さを実感させられます。
そうしたアッシュの圧倒的な力強さは一枚板テーブルとなっても顕箸に現れます。
北方系の民族であるネイティヴ・アメリカンやアイヌ民族、スカンジナビアの各種族などにとっては、アッシュ達は住まいの場を提供してくれたり、身を隠す場であったり、身を守る武器になったりと、生きていく為の場や術を提供してくれた木でした。
北欧神話を題材にした、有名なR.ヴァグナーの「ニーベルングの指輪」の中でもトネリコの大木がシンボルとして描かれているように、北方民族にとってアッシュの仲間は、自分たちの世界の他に地下の世界・天上の世界をも合わせ持っている大きな世界を作り上げる樹であると信じていました。
また「世界樹(ユグドラシル)」といわれ世界を支える木としての北欧神話の伝承もあります。
その後中世には「健康の樹」といわれました。アメリカ大陸ではネイティブ・アメリカンがホワイトアッシュに神聖な鳥であるミミズクが住みつくことから魔除けと別種族の侵入を防ぐ目的で森の開墾後も四方に残していたという逸話が残っています。
いわばホワイトアッシュは神の宿る木であり、その無垢材の一枚板テーブルを住まいに入れることは神の加護を住まいにいただく、ともいえるのではないでしょうか。
古くはベーブ・ルースからイチロー等のお馴染みのメジャーリーガーが愛用するバット素材でもあるホワイトアッシュ。
その反発性から打球が良く飛ぶことで愛用する選手も多いのですが、ひょっとすると「お守り」的な存在としてこの素材をバットに使用しているのかもしれません。
器・家具や建築材、楽器など人とともに歩んできた歴史を持つアッシュですが、近年、害虫被害によって枯渇化も進んでいます。
そんな希少な銘木、ホワイトアッシュを空間の顔として家に迎えてみませんか?