CHERRY

チェリー

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SIZE:
W1000 ~
TYPE SELECT:
脚のデザイン・高さ・位置が選べます。
分類:
バラ科 散孔材
原産:
アメリカ東部全域(ペンシルバニア、バージニア、ウエストバージニア、ニューヨークの各州)

辺、心材の区別は明瞭で、心材は赤褐色で辺材は淡桃色。
真っ直ぐ天高く15メートル~30メートル以上にもなり、木理は通直。
重硬だが、切削などの加工は容易で、乾燥後の材は安定し狂いは少ないのが特徴です。
ほぼ同じ大きさの導管の孔が年輪内に散らばっている散孔材のため、木肌が緻密で滑らかな特性を持ちます。
磨くだけで美しい光沢を得ることができるうえ、耐水性も強み。

【経年変化】
製材したての心材は淡い薄桃色をしているが、年月の経過の中でチェリーに含まれるリグニンと紫外線の影響により、変色するのが特徴。
最終的には飴色風の濃い赤褐色になり、その劇的な変化から「使い込むほどに風合いを増す」という無垢材ならではの特性を実感することができます。

【チェリー特有の杢】
生長の過程や気候の変化で起こる縮みにより、「さざなみ紋」(リップルマーク)と呼ばれる独特な繊維の階層構造の紋様が表れる。見る角度によって見え方が違う様や、その美しい表情が多くの人を魅了し続けています。
「さざなみ紋」とは波打つ時のきらびやかな情景が由来とも言われ、家具職人は好んで面材に使用する事も多く見られます。
また、樹液を多く含んでいるため、生命力の強い木ほど黒い樹液の斑点が見られるのが特徴。
そのような生き様を、木目に残すことで生まれた豊かな表情が、チェリー独特の存在感を強調します。
時を重ねる毎に、じっくりとその魅力を楽しむことができる木材として、世界的に高い人気のチェリー特有の味わい深い表情と形成するキャラクターとしてピスフレックス(カナスジ、ガム)とも呼ばれる斑点やガムポケット(樹脂痕)が存在します。
ピスフレックス・・・立木の時に導管に樹液が堆積したもの。
ガムポケット・・・成長の過程で細胞の隙間に樹液が溜まったもの。
ピンノット・・・節の中でも枝が生きている間に幹に取り込まれた生き節。

【歴史ある材】
時間とともに深くなるその優美な色合から、18 世紀から 19 世紀にかけてニューイングランド地方のシェーカー家具の職人達は好んで使用した経緯もあり、世界的な優良材であるマホガニーにも匹敵する材として、「ニューイングランドマホガニー」を称していたという史実を残しています。

数ある世界の木の中でも、華やかな色気・艶やかさを醸し出す樹は稀で、チェリーはその数少ない貴重な存在です。
無垢材家具としての活用が盛んになる前にも食料としての実を重要視したり、樹皮を薬として活用したりと、生活に密着した樹でした。
その後は加工性の良さにより、工芸細工に使用され、中でもその手触り感や艶の美しさからパイプ材として世界各国の愛煙家から絶賛されていたといわれます。
そして現在、無垢材家具をはじめとした家具材としての地位を確立したチェリーはその人気から高樹齢の大木がたいへん希少な物となりました。
そんななか、一枚板テーブルの天板を、しかも突板に用いるほどの表情を基準とする家具蔵のクオリティでご案内出来るのは非常に稀なことと言えます。
空間に華やかな色彩を与え、触感や視覚に官能性を与えるチェリーは、今や世界最高の家具材の仲間入りを堂々と果たしました。
そんな銘木の一枚板天板はきっと住まいの空間を華やかに、暖かく飾ってくれるはずです。