TEAK

チーク

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SIZE:
W1000 ~
TYPE SELECT:
脚のデザイン・高さ・位置が選べます。
分類:
クマツヅラ科 環孔材的な散孔材
原産:
ミャンマー(ビルマ)、タイ、インドネシア

心材は淡褐色~黄褐色~褐色、ときに黒色の縞をもつもの(縞杢) があります。辺材はほぼ白色。光沢があって美しく、独特の芳香があります。
実際に天板などでチークの木肌に触ると、多少しっとりとした触感があります。
これは、チークに良質な油分である木製タールが含まれているからです。
チークの木の香りを嗅ぐと、ほんのりとオイルのような匂いがしますが、これは木製タールの香りです。
この油分は、鉄が腐食するのを防ぎ、釘やボルトなどを錆びにくくします。しかも、チークそのものも水や塩分、酸に強く、腐食しにくいという特性があります。
そのため、過去には世界に名だたる豪華客船に使用されてきました。
また、チークの持つ優美さや気品により世界中の様々な建造物にも使用されている銘木中の銘木です。

それ以上に、現地の人々の住宅には太古からチークが使われています。
それは古代人の知恵として、木製タールの中にテクトキノンという成分がシロアリの害を防いでくれるからです。
ヨーロッパ人が高級材としてあこがれる以前には、人々が生き抜く為に必要な要素が詰まった木として、深い愛情と畏敬の念を持たれ大切にされてきました。
しかし現状では、先進国主導の乱伐が進み、深い豊かな森も枯渇の危機に瀕しているのが現状なのです。
タイ・ミャンマーの森の奥深くで、数百年もの歳月をかけて大木に育つチーク。
天然チークの場合、まず伐採が決まった木の根元部分に一回チェーンソーで切れ込みを入れます。
「巻き枯らし」と呼ばれる作業で、立ち木のまま自然に乾燥させ、材質を引き締めます。この作業から伐採するまで約3~5年もの間、ただひたすら自然に乾燥するのを待ちます。
「巻き枯らし」の乾燥が終わったらようやく伐採となります。チークの育つ森は環境保護を考えて、運搬にはトラックなどは使われていません。
そのため現在も伐採された木は森の奥から林道までゾウが引いて運んでいます。

また、チークにはドライチークとグリーンチークの2種に区別されます。
ドライチークはミャンマー産などの樹で、上記の「巻き枯らし」を行なった後伐採する樹をいいます。
立ち木の状態で水分率20% 以下にするため、伐採後の狂いが非常に少ないのが特徴になります。
これに対しグリーンチークはインドネシア・マレーシア産などの植栽木をそのまま伐採する木をいい、手間暇がかからないものの、材として扱った際は狂いが生じやすい木と言えます。
チークは、東南アジアの熱帯地方やインドに分布しているクマツヅラ科に属する樹です。
雨季と乾季がはっきりしているモンスーン地帯のやや標高の高い森の奥深くで生育します。落葉広葉樹の仲間で、雨季に葉を繁らせ、乾季になると葉を落とします。
ただ、日本の落葉樹のように1 枚の葉も残っていないという状態ではなく、梢に近いところには葉を少しだけ残しているのが特徴です。
高さは40mほどにもなり、直径は2mを超える大木に育ちます。
厳しい環境の中で育つこともあり、その耐候性には驚くべきものがあります。
木材として加工されてもその特性は変らず、高い耐久性を発揮します。
また、チークの中でも原生林で育ったミャンマー産のチークは「本チーク」(※ドライチーク) と呼ばれ、欧米では最高級の家具材として人気を誇ります。しかし現在は個体数が激減。極めて稀少価値の高い存在となっています。
※ドライチークとは伐採前の数年間、木に傷を付けそこから徐々に水を抜く方法の「巻き枯らし」を行ったものの名称です。5年以上を費やすことがほとんどですが、そのことで木を素直にして行き、伐採後の加工をしやすくする太古からの知恵です。