2016.09.25
「床材の選び方 -第一回-」

皆さん、こんにちは。

つい先日、今年もあと100日というような記事を見つけました。

過ぎゆく季節も慈しみながら、今年の残り100日あまりも充実して過ごしていきたいものです。

 

さて、今回からは我々がお客様と家具材を決める際には、ほぼ必ず出てくる話題である「床材」についてお話しします。

暮らしの質やインテリアの完成度は、床が支えているといっても過言ではありません。

目に触れる面積としてとても大きな部分になるので、空間の雰囲気や調度品とのバランスもここで決まります。

また、屋内で靴を脱ぐ日本人の生活スタイルでは、床は人の素肌に一番触れる建材です。

裸足で歩く、何かの拍子に手をつく、寝転がる…。

そんな床材だからこそ、しっかりした知識を持って快適な空間づくりに活かしたいものです。

これから新築やリフォームをお考えの方にも参考になれば幸いです。

 

一言で床材といっても様々な種類があります。

木質フローリング、コルク、カーペット、タイル、クッションフロア、畳…。

それぞれに空間との相性や用途によっての適性があったりもします。

第一回目は、多くの方が採用し且つ選び方の基準も様々な「木質フローリング」のなかでも、無垢材を扱う家具蔵ならではともいえる「無垢材フローリング」についてお話を進めていきます。

 

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いわゆる一般に「フローリング」と呼ばれるものの多くは「木質フローリング」と呼ばれるものです。

木質フローリングは、主に

・無垢材(単層フローリング)…以下、無垢フローリング

・複合(複層)フローリング…以下、複合フローリング

に分けられます。

 

■無垢フローリングの特徴


無垢フローリングは、当然ながら無垢材を使用した床材のこと。

一般的に無垢材とは、切り出した天然木の一枚板を加工したもののことですが、JASの規格の中では無垢材の他にも「集成材(細かく破断された木材を貼り合わせた)を使ったフローリング」とされており、広い意味での自然材を使った床材と考えても良さそうです。
広葉樹を材料にしたものや、針葉樹を材料にしたもの、先程の集成材など種類も豊富になってきました。

樹種によっても異なりますが、空気を多く含んでいるので保温性や断熱性が高いことが特徴。

これは、以前のブログでもお話しした無垢材の大きなメリットです。

また、湿気の多い季節には余分な湿気を吸収し、乾燥しがちな季節は湿気を排出する調湿作用もあるので、夏は素足で歩いてもべとつかず、冬は静電気を抑えるのも魅力です。

柔らかい樹種であれば弾力性もあるので、足腰への負担は少ないでしょう。

 

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スギでつくられたフローリングのあるリビング

 

■塗装の違いを知る

 

無垢のフローリングは多くの場合何かしらの塗装を行います。

「オイル仕上げ」は無垢材ならではの質感や風合いを感じることができるのが特徴です。

植物油を原料とした自然塗料を用いたもので、表面に塗膜をつくらずに木材に浸透させ木材を保護します。

ご自身でメンテナンスも可能なので、それを繰り返す事による愛着も増してくるでしょう。

「ウレタン仕上げ」は傷がつきにくく、お手入れが楽なのが最大のメリット。

また、「クリアラッカー仕上げ」も木目を際立たせることが可能です。

いずれも表面に樹脂の塗膜をつくり、木材を守るものです。

最近では、UV加工を施したもの、アンティーク風の仕上げのもなど多様なバリエーションが増えてきました。
 

■樹種の違いを知る

 

無垢材は「広葉樹」と「針葉樹」のふたつに分類されます。

内装材に用いる広葉樹は、堅く、強度があり傷が付きにくいものが多く、針葉樹は軽くて柔らかいため、歩行感や肌触りの良さが特徴となります。

広葉樹で代表的なものは<ビーチ・ブナ> <オーク・ナラ> <メープル> <チーク> <ウォールナット> <バーチ・カバ>などが有名です。
針葉樹では<スギ> <ヒノキ> <パイン> <アカマツ>などを選ばれる方が多く、それぞれ産地にこだわる方も大勢いらっしゃいます。

 

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ナラのフローリングがナチュラルな風合い

 

年月が経つほどに色味が変わり、味わい深くなっていく無垢材の魅力は家具材としても床材になっても変りません。

色や木目の相違や節の有無も全ては自然材ならではの魅力であり、何よりも木の効能を享受し、風合いや手触りを楽しむことを潜在的に欲している方が多いのが事実です。

そんな背景もあって、複合フローリングが主流だった日本の住宅事情のなかでも、無垢フローリングを採用する方が多くなってきました。

家具蔵のお客様でも、こだわりを持って床材を無垢にしている方をお見かけします。

 

家具蔵でも「ハウススタジオ」などの施設で無垢材フローリングを実感して頂き、自然素材のなかで住まう素晴らしさを体感していただけるようご案内しておりますので、ご興味ある方は是非お立ち寄りになってみてください。

 

次回は今回の続きとして、複合フローリングのお話を。

お楽しみに。

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表参道ハウススタジオ。メープルの無垢フローリングが敷き詰めてあります

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2016.09.17
家づくりの会 + 家具蔵  共同企画第9弾

家づくりの会 + 家具蔵  共同企画第9弾

横浜の建築家・2人展 @家具蔵

「石黒 隆康の住宅 + 小野 育代の住宅 」

 

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今年34周年の建築家集団・家づくりの会との共同企画の建築家展は、多くの方々の来場により常に好評を博しており、これからの家づくりのバイブル的なイベントとして定着して参りました。

 

その共同企画も9回目を迎え、10月1日(土)・2日(日)の2日間

今回は初の試みでもある2人展の開催を実施致します。

 

BUILTLOGIC(ビルトロジック)の石黒隆康氏と小野育代建築設計事務所の小野育代氏の住宅展を、家具蔵表参道店ハウススタジオにて開催致します。

お二人とも横浜を拠点とする建築家ですが、住まい手の思いを具現化する建築設計を理念としており、幅広いエリアと世代層から絶大な人気を博しています。
今回の2人展では、さまざまな出会いから生まれた家のご紹介を致します。

 

2日間共にお二人とも待機をしておりますので、個別相談会も可能です。

予め予約をしておくと、スムーズ且つ入念な無料相談となりますので、

是非お問い合わせください。

また「ティータイム〜家づくり雑談会」の時間を企画しておりますので、

10/1(土)2(日)ともに、15:00〜16:00頃、テーブルを囲んでの座談会参加もお申し込みください。(こちらは予約優先となります。)

 

建築家 石黒隆康

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■略歴

 

1970年    神奈川県横浜市生まれ

1989年    横浜市立南高等学校卒業

1993年    日本大学生産工学部建築学科卒業

1995年    同大学院生産工学研究科 

博士前期課程修了(近代建築史専攻)

1995年    奥村珪一建築設計事務所勤務

1998年    HAN環境建築・設計事務所(プロジェクトスタッフ)

1999年    アトリエアルク(プロジェクトスタッフ)

2002年    BUILTLOGIC 設立

 

■経歴

 

2009年    トステム設計コンテスト 銀賞

 

■資格

 

一級建築士 建設大臣登録番号 第274704号

一級建築士事務所 神奈川県知事登録 13438号

 

■  住宅設計コンセプト

 

事務所名のBUILTLOGIC(ビルトロジック)とは、「建てる」+「論理的に」を組み合わせた造語です。 

感覚的なデザイン作業に論理的な検証作業を組み合わせることで、快適で機能的な住宅の提案を目指しています。

「シンプル」というキーワードより「ミニマル・ミニマルデザイン」というキーワードを大切に設計したいと思っています。

自然素材を大切に構成していますが、素材だけでなくさりげなく「形」も気にして設計を心掛けています。

たとえば倉庫ってカフェとかレストランとかオフィスとか、 いろんな用途にリノベーションできます。

それはやっぱり倉庫という建物が、素朴というか、原型的というか、 単純な形の建物だからできるわけです。

家の設計を考えるときも、いろんな条件や目的を考えながら、そんなふうにそぎ落とされた素朴な形にしていくことが多いです。

とくにはっきりした目的がなければ、あまり余計なことはしないほうがいい。

飽きないというところも素朴のよさだと考えます。長く暮らしていくのですから、素朴な形がもつ許容性の高さを大切にしています。

    

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建築家 小野 育代

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■略歴

 

1972年    東京生まれ 兵庫育ち

1992年    島根県立松江北高校卒業

1996年    横浜国立大学建設学科建築学コース卒業

1996年   ハル建築研究所に4年間勤務。老人福祉施設・集合住宅の企画設計に携わる。

2006年   小野育代建築設計事務所 設立。戸建て住宅設計を中心に活動

2014年   NPO法人 家づくりの会参加

 

■資格

 

事務所登録 神奈川県知事登録 第14271号

管理建築士 一級建築士大臣登録第324236号:小野育代

 

■  住宅設計コンセプト

 

これまで「居場所をつくる」「風景をつくる」「外部空間とのつながりをつくる」という3つのキーワードを元に設計に取り組んで

きました。それは単純に「居心地のよい家をつくりたい」という思いを形にするためです。

具体的には、暮らしやすい機能的な間取りをつくりながら、

光・風・風景といった季節の移り変わりを感じられる窓辺があり、家族が思い思いの時間を過ごせる家を想像しています。

心地良いベンチに腰をおろす。

宿題は家族の声を聞こえるスタディーコーナーで。

家事をしながら季節の変化に気がつく瞬間がある。

暮らしのなかで、ささやかな発見や喜びがあるといいなと思います。

建物は主張しすぎない佇まいで、家財道具や人の動きが入ってはじめて完成するような、暮らしの器といった感じの家が理想です。

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【作品展にあたって】

 

NPO法人家づくりの会に所属する、BUILTLOGICと小野育代建築設計事務所が合同で作品展を開催します。

両事務所とも横浜で活動する事務所です。

デザインや作風は異なりますが、自然素材を大切にして、居心地よく快適な住宅を作りたいという、

根本的な考え方は共通しています。

これまでの実例を写真や模型で紹介し、設計や工事でのエピソードをざっくばらんにお話する時間「ティータイム  家づくり雑談会」も企画しています。

 

2日間通して、2人とも会場に在席しておりますので、お気軽にお声掛けください。

家づくりのご相談も随時、お受けできますが、ご予約をいただければ、よりスムーズに相談を受けられると思います。

 

横浜の建築家・2人展 @家具蔵

「石黒 隆康の住宅 + 小野 育代の住宅 」

■ 会 場 : 家具蔵表参道店 ハウススタジオ

                       東京都港区南青山5-9-5 (東京メトロ「表参道駅」B1出口徒歩1分)

■ 日 時 : 10月1日(土)・2日(日) 11:00 ? 18:00

■ 参 加 費 : 住宅設計展・住宅設計相談会共に無料


■ 担当建築家

石黒 隆康

BUILTLOGIC(ビルトロジック) URL:http://www.builtlogic.com

小野 育代

小野育代建築設計事務所  URL: http://www.onoiku.com/

 

■ 相談会並びに「ティータイム?家づくり雑談会」事前申込先

上記担当建築家各事務所または、

NPO法人 家づくりの会 事務局

TEL.03-6261-2185  FAX.03-6261-2186

URL:http://www.npo-iezukurinokai.jp/

mail:info@npo-iezukurinokai.jp

お名前・連絡先(住所・電話番号)・参加人数を添えてお申込みください。

尚、無料相談会は当日のお申込みでも可能です。

 

現地にて、担当建築家にお声掛けください。

 

 

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2016.09.12
「ファブリックでつくる幸せインテリア」

皆さん、こんにちは。

いつも以上に雨の日が多く感じる9月上旬ですが、いわゆる「秋雨」は、関東では9月の10日ごろから10月の10日ごろの約1ヶ月が、この時期にあたります。

部屋で過ごすことが多い方もいるのでは?

是非、この機会に住まいの空間を美しく快適に変えるテクニックを学んでいきましょう!

 

前回ご紹介した「北欧スタイルのインテリア」のなかで触れた「ファブリックを使ったインテリア」。

ファブリック(=布)は、元々インテリアに欠かせない要素の一つです。

カーテンやクッション、ソファのカバーやテーブルクロス…。

貴方の部屋でも様々な場面でファブリックは活用されています。

そんな普段使いのファブリックの達人になるヒントをご紹介します。

 

●ファブリック使いのコツは「足し算」と「引き算」

 

部屋で何種類かのファブリックを使うときには、部屋の雰囲気を決めるメインのファブリックを、空間の中でも一番目に付きやすいところに飾ると良いでしょう。

その周辺に合わせたいファブリックを配置していきます。

生地自体を無地にするか、柄物にするかも大きなポイントです。

洋服と同じで、「無地+無地」、「無地+柄物」であればたいがい上手くまとまります。

「柄物+柄物」はだいぶ高難度な合わせ方です。

柄物を選ぶ際には、一か所ないし全て同じ柄でまとめるとスッキリ見えます。

また、何色かを同時に使用したい場合には、色味の感じにくい彩度の低い色を大きなポイントに、色味の強い彩度の高い色(オレンジや赤、紫など)を周辺に持ってくるとメリハリも効いて、空間がクッキリします。

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ソファなどで「クッションファブリック・テクニック」としてよく活用される方法です。

セメント調の壁に優しい白い生地のソファ。

赤や茶色、壁と同じグレーのクッションがバランスよく並び、空間に華やかさと立体感をもたらします。

 

●布を壁に飾る

 

フレームにはめ込んで飾ったり、タペストリーとして、ファブリックパネルとして…。

白い壁(多くの方のお住まいにはそういう箇所があるはずです)に鮮やかに映える柄物ファブリックを空間のアクセントとして使用すると、部屋のグレードがグッと上がります。

北欧ブランドの幾何学模様や動植物をモチーフにした華やかなもの、アウトドアブランドなどの伝統的な柄物、シルクやリネンなどの素材感を味わうもの。

空間のイメージとご自身のお好みに合わせて、壁一面に大きく取りつけたり、小さめのサイズで3つ、4つを並べてみたり、飾り方は様々です。

バランスが何よりも重要ですが、絵画より価格も安く、自分の好きなものがいつでも目に入る幸せと、いつもの空間が布一枚で劇的に変わる喜びは、是非お試しいただきたいテクニックです。

ちなみに、和室空間でもこのテクニックはお薦め。

フレームに入れたファブリック、もしくは横長のパネルを使ったファブリックパネルなどは、和室の雰囲気を損なわず一味違ったアクセントを加えてくれます。

また、ファブリックパネルの作り方は様々なサイトに詳しく出ています。意外と簡単なので、是非チャレンジしてみてくださいね。

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壁一面を覆う、民族調のタペストリー。

空間のナチュラル感を盛り上げ、鮮やかな色合いは室内の輪郭をハッキリと映します。

お住まいの方のお好みも一目でわかるセレクト。

 

いかがでしたでしょうか?

この他、レースやシルクを壁やテーブルランナー(長方形のテーブルクロスでテーブルの中央に配置するのが一般的)に加えるのも、また違った面白さがあります。

 

この「ファブリック使い」に慣れてくると、様々なバリエーションを空間のあらゆる場所で試してみたくもなりますし、季節ごとに空間の雰囲気を変えるようなテクニックにも発展していきます。

 

手軽に空間の「格」を上げ、自分の個性も出せるファブリック。

家具蔵では、トータルコーディネートの一環として、こういったアドバイスも行います。

私もやってみたい!と思った方、是非お気軽にお声掛けください。

華やかで、優しい風合いがある暮らしのお手伝いをさせていただきます。

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2016.09.04
「北欧スタイルのインテリアを考える」

皆さん、こんにちは。

8月も終わり、まだまだ残暑は続きますが朝方や夜など、ふとした時に涼しさと秋の到来を感じることも出てきました。

日々忙しい毎日を過ごす中で、こうした季節の機微に気付けると嬉しくなりますよね。

反面、季節の変わり目でもありますので体調には気を付けていきたいところです。

 

今回はいわゆる「北欧スタイル」をテーマに、どういったものが北欧スタイルと呼ばれるものなのか、というお話から、その作り方までご紹介したいと思います。

 

●北欧インテリアの特徴は?

スカンジナビア半島周辺の、「スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマーク」で生まれたインテリアスタイルを「スカンジナヴィアンスタイル」と呼び、これを北欧スタイルと呼んでいることが多いです。

北欧は「冬の時期が長い」「夜も長い」ため、室内で家族と共に過ごす時間が長くなります。そのために居心地良く過ごせるよう室内を美しく整える習慣が根付いています。
風土に応じた住まいづくりという点では日本にも古来からのものがあり、その辺りの違いも興味深いところですが、「「家」を楽しむライフスタイルが主流になってきた今、北欧のスタイルが日本で人気を集めるのは、そんな意識の変化によるものかもしれませんね。

 

●どうやって北欧スタイルをつくるの?

 

1.シンプル&ナチュラルをベースにコーディネートする

 

北欧スタイルでは、シンプルでモダン、そして自然を感じる家具がぴったりきます。

デザインはシンプルであまり装飾的なものが無いもので統一します。

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2.色やモチーフを楽しむ

 

北欧は森と湖がふんだんな自然に囲まれた風土。

そして、厳しく長い冬の暮らしでも楽しい気分になるように、室内にナチュラルな素材感を活かしたうえで、動植物をモチーフにしたデザインを取り入れたり、カラフルな色使いや楽しいモチーフなどを加えて室内をデコレーションするのが北欧流です。

観葉植物や壁に飾り棚、テーブルに置く小物でも色を足すことができるので、組み合わせを考えるのも楽しそうです。

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(写真左)メープルの清潔感を様々な緑が引き立てます。 魚のヒレをモチーフにした「Fin?」がアクセントに。

(写真右)赤青のコントラストが鮮やかな子供部屋。カラフルな空間はお子様のアイディアを活性化させるかも。

 

3.暖かみを感じる照明器具にこだわる

 

温かみのある光を上手に生活に取り入れて、長い夜を楽しむ工夫が北欧の人達の伝統です。

蛍光灯の白々とした明かりではなく、赤みを帯びた色合いのほうが楽しい団欒の雰囲気を作ります。

事実、椅子などが北欧家具で注目されがちですが照明器具も名作揃い。「我が家も使っている!」」「いつかは欲しい憧れ…」という方も多いのではないでしょうか?

また、キャンドルをあちらこちらに灯すのも北欧スタイルでは定番。

癒しの効果も抜群です

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4.ファブリックをインテリアに活かす

 

デザインが豊富な北欧発のファブリック類は、空間を華やかに変え、様々な表情に仕上げてくれます。

綿や麻といった自然素材の布に、幾何学柄や花や鳥といった自然をテーマにデザインした柄をプリントしているのが特徴で、その豊富さは一言では言い表せないほど。

柄がよく見えるようなカーテン(プリーツ少なめのフラットカーテンや平面的な仕上がりになるシェード、ロールスクリーンなどお薦め)に使うほか、パネルにしたり、壁に掛けたり。

詳しくは次回のブログでご紹介します。

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シンプルでいて、ほっと一息つける北欧スタイルは、日本でも定着しつつあります。

そこにあるのは住まいという空間を、自分にとって優しく、ちょっとだけ幸せにする精神的なラグジュアリー感。

 

我々も家具蔵の家具を使われる方皆様にそのように思っていただければと考え、家具作りを行っています。

事実、北欧スタイルにもたいへん良く合うデザインも多くご用意しています。

 

家具を買うだけではない、暮らしの「スタイル」とその先にある「居心地」。

是非、家具蔵でご相談してみてください。

スタッフ一同お待ちしております。

 

 

 

 

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2016.08.30
建築家住宅の会 + 家具蔵  共同企画第8弾

建築家住宅の会 + 家具蔵  共同企画第8弾

奥野公章建築設計室 作品展 

「内?外」 開催

建築家住宅の会が提唱する建築家住宅とは、住む人、建築家、施工を担当する工務店の現場監督さんから、実際に工事をする職人さんまで、家づくりに関わるすべての人が生活者の目線に立ち、一丸となってつくりあげる住宅です。

家具蔵の家具作りもそうした家づくりの一環として、これまでにも多くのコラボレーションによる暮らし作りが行われてきました。

建て主と共に歩む建築家をより多くの方々に知って頂く機会を作るべく、昨年から家具蔵ハウススタジオにおいて、建築家住宅の会の建築家の個展を開催しております。

 

9月の担当建築家は、奥野公章(おくの まさあき)氏。

9月10日(土)・11日(日の2日間、

家具蔵表参道店 ハウススタジオにて開催致します。

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【家づくりの考え方】

住宅は生活する人にとって良い「道具」であるべきだと考えています。
良い道具とは、機能的で・デザインが良く・使い心地が良いもの。

手にすると気持ちがわくわくして長く使い続けられる。そんな住宅を考えていきたいと思います。
そのために住まい手のニーズに合わせた「機能」、美しいシーンをつくる「意匠」、そして安心して生活を送ることが出来る「居心地」、3つのデザインをバランスよく進めながら、住まい手の生活をしっかり受け止め夢がひろがる住宅をつくっていきたいと考えています。

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【作品展にあたって】

居心地良く、美しい空間を作りたいと考えています。

私の考える居心地の良さ・美しさは、外部空間との繋がりを解く事で生まれます。

「内?外」の空間化を実践する上で要素と考えている、3つの要素「緑」「空」「光」。

今回の展示会では、実作を3つの要素に分類し、それぞれの施主の方が育ててくれた以前の「竣工写真」を通して、ありのままの姿を見て頂く事で、私が考える空間を見て頂きたいと思っています。

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奥野公章建築設計室 作品展 「内?外」

■ 会 場 : 家具蔵表参道店 ハウススタジオ

       東京都港区南青山5-9-5(東京メトロ「表参道駅」B1出口徒歩1分)

■ 日 時 :9月10日(土) 11日(日)  11時?18時

■ 参加費 : 無料

詳細情報は

一級建築士事務所 奥野公章建築設計室 OKUNO ARCHITECTURAL PLANNING

Tel 03-5431-3745

Fax 03-5431-3747

http://okuno-room.com

E-mail info@okuno-room.com

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【奥野公章(おくの まさあき)】                   
 

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経歴

1973 山梨県に生まれる

1996 東洋大学工学部建築学科卒業

1998 東洋大学大学院工学研究科建築学専攻博士前期課程修了
スタジオ建築計画入所

2002 建築、家具設計ユニット ホワイトベース共同設立

2004 一級建築士事務所 奥野公章建築設計室設立

2006 東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科非常勤講師

 

<一言コメント>

 

季節の過ぎゆく様を感じながら、庭を眺めて暮らせるような「居心地の良い」家をつくりたいと思っています。

使いやすく・・・
居心地良く・・・
伸びやかに・・・
クライアントの要望に、こんなイメージを重ねその場所・その環境に適した性能をもつ空間を考えます。

用途や敷地から空間の重心を導きだし、その上で「意匠」「機能」「居心地」の3つのデザインをバランス良く進めながら、そこにしかない建築をつくっていきたいと考えています。

 

詳細は

建築家住宅の会 HP  http://kenchikuka-jutaku.org/

家具蔵 HP      http://www.kagura.co.jp/

をご参照ください。

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2016.08.21
「『木』と暮らす心地よいインテリアを考える 第四回」

皆さん、こんにちは。

8月も終わりに近づくなか、まだまだ続く暑さに加え、台風の情報も頻繁に耳にするようになってきました。

天候だけはどうにもならないものではありますが、身体の調子などもふまえつつ、上手く付き合っていきたいものですね。

 

「『木』と暮らす心地よいインテリアを考える」というタイトルで内容を進めてきましたが、今回で最終回となります。

前々回では、「雑木林から学ぶインテリアの要素」「自然の生態がつくった無理のない配置は、インテリアの配置計画に活用できる」という点について。

(詳細はhttp://www.kagura.co.jp/blog/entry-000358.html

前回は「天然色の自然な交じり合いがインテリアの色彩計画のヒントになる」

http://www.kagura.co.jp/blog/entry-000365.html

というお話を致しました。

 

今回は残る3つめの要素をご紹介します。

 

3.「自然界に存在する光の効果」→インテリアの照明計画

 

自然での光環境の変化や明暗のバランスを、光が人に与える心理的効果と特性を利用した空間づくりのテクニックに活かす。

 

暮らしを彩る照明を変える5つの考え方

 

照明は、インテリア計画の中で後回しになりがちですが、とても大切な要素です。

可能であれば家具の配置計画と同時に考えます。

工事が必要ない置き型の照明や、簡単に変えられる簡易取付レールなどで身近な灯りの変化を楽しみましょう。

 

1.「明るさ」ではなく色温度」を変えるのが照明

現在、照明は単に明るければ良いという時代ではなく、その場所にどんな「性格」の光を届けるかが大切になります。

特に白い光(日中の太陽)、オレンジ色の光(夕方の太陽)という「色温度」は人の気持ちに大きく作用します。

照明はそのコントロールを可能にする、重要なインテリアアイテムだという意識を持ちましょう。

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2. 求心力を生むペンダント照明

周囲が暗くなると、光に集まりたくなる習性は人間も同じ。

太古に焚火を囲んだDNA、というのは大げさかもしれませんが、例えば同じ炎を見て連帯感を感じたキャンプファイヤーのイメージ。

雰囲気の良いレストランには必ずペンダントライトがあったりします。

基本的に演色性の高い光源が多いので、食事が美味しそうに見える効果も併せ持ち、多彩なデザインは選ぶのも楽しいですね。

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3. 境界を消し、距離感を出す

白い壁や天井に照明を当てると、ハレーション(強い光が当たった部分の周囲が白くぼやけて写る現象)で壁と天井の境目や部屋の隅が見えにくくなり、スタジオで撮る照明写真の背景のように空間を広く感じることができます。

逆に影が出来ることで増す立体感、遠近感もあり、何をどのように照らすかによって様々なコントロールが可能に。

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4. 重心を低くする

床にフロアライトを置いたり、低いボードの上にテーブルランプを置くと、「部屋の重心」が下がります。

重心とは雰囲気を作り出す拠り所のようなもので、照明だけでなく窓や家具のプロポーションも深く関係してきます。

重心が下がると心理的な天井高が増し、部屋が広く感じられる。というのは皆さんも御存知のテクニックの一つですね。

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5. 視界の整理をする

何を照らすかによって、見たいもの(見せたいもの)見たくないもの(見せたくないもの)の取捨選択が可能になります。

植物の葉や絵画、木の家具などにポイントで光を落とすことで、視線を集めるアイキャッチになると同時に、雑多に感じるエリアから目を逸らすことができるようになるのです。

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…というように4回にわたって、「『木』と暮らす心地よいインテリアを考える」というタイトルで、我々家具蔵ならではの視点でお話を進める事が出来たのではと考えています。

 

いわゆる、西洋からきた「インテリア」の概念は冬の寒さを防ぐための「堅牢な厚い壁・小さな窓・室内には暖炉」を配し熱を外に逃がさないようなつくりであり、家は外界(自然)から身を守るシェルターの役目を持ち、ドアは閉めている状態が基本。

そこではインテリアは、家の内部をいかに快適にするかを目指したものであり、室内は室外に対するものとして隔離されています。

一方で、日本の家屋は湿気の多い夏の暑さを避ける工夫が施された簡素なつくりが多く、柱と梁(はり)の軸組で構成されています。

また、開けておくと存在が消える「引戸」によって、家中に風が通るつくりはインテリア・エクステリアという概念はなく、室内と室外は一体化してひとつの家となっています。

土間や縁側のような曖昧な空間によって、家は自然と一体化するようになっていました。

つまり、我々日本人は自然と一体になり、季節に合せて「場」の意味をつくる、という考え方を古来から持っており、雑木林などの自然を参考にインテリアを考えるということは、住環境も変わり、室内と室外が隔離された西洋から来た住まいのカタチが一般的になってきた現代で、心地よく過ごすための大きなヒントになるのではないかと考える次第です。

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家具蔵では、著名な建築家の方や多くのインテリアコーディネーターの方との空間づくりを通して培ったノウハウやアイディアを、多くの皆様に還元したいと考えております。

快適な住空間、そのヒントが知りたくなったら是非お近くの店舗にお立ち寄りください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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2016.08.14
「『木』と暮らす心地よいインテリアを考える 第三回」

皆さん、こんにちは。

お盆休みのシーズンを迎え、各地へお出掛けの方も多いかと思います。

海へ、山へ、海外へ、ご実家へ…。

この時期にしかできないことを存分に楽しみたいものですね。

 

さて、引き続きご紹介しております「『木』と暮らす心地よいインテリアを考える」も今回を含めてあと2回で終了です。

前回は、「雑木林から学ぶインテリアの要素」として、「自然の生態がつくった無理のない配置はインテリアの配置計画に活用できる」という点についてお話し致しました。

(詳細はhttp://www.kagura.co.jp/blog/entry-000358.htmlをご覧になってみてください)

今回・次回と残る2つの要素について、ご案内を進めていきたいと思います。

 

2.「天然色の自然な交じり合い」→インテリアの色彩計画

 

様々な樹種や新緑・紅葉など季節による色の変化を、色を揃えるだけではない、「気持ちの良い調和」に活かす。

 

A 色の概念と基礎用語を知る

 

ご存知の方も多いかと思いますが、色の捉え方としては「暖色と寒色」「興奮色と鎮静色」「膨張色と収縮色」という分類方法などがあり、例えば暖色と寒色で体感温度差は3度もあるといわれます。

さらに「有彩色」(=赤や青など色味あり)と「無彩色」(=白、グレー、黒など色味なし)という概念も重要です。

「トーン」(色調)とは、有彩色の中の明るさと鮮やかさを組み合わせたもの。

色自体ではなく、トーンを調和させる手法もあります。

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高彩度のオレンジを低彩度にして明度を高くすると白木のような色合いになります。

木は温かな暖色を少し落ち着かせ、白(光)を混ぜたものであることが判ります。

こうして考えると、木の色が人を和ませるのも納得できますね。

インテリア用語としては、ベースカラー(床壁天井など最も面積の大きい基本色)、コントロールカラー(カーテン、家具、ラグなど)、アクセントカラー(小家具や絵画、雑貨、花など)が重要な基礎用語。

この3つで色を組み立てながら調和を考えます。

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トーンを揃えて調和させた好例。ここにアクセントカラーで差し色を。

 

B 床色別での木の家具コーディネートのポイントを覚える

 

お客様から寄せられる最も多いお悩みのひとつが、床の色や素材と家具をどのように合わせたら良いか判らない、というもの。

調和のさせ方には本来様々な方法があり、あくまでも一般論となりますが、参考にしておいてもよいかも知れません。

 

・明るい床には、なるべく同色か同程度の色を。

(全てを明るくするとぼやけた印象になるので差し色を入れるとグッと良くなります。)

中間色の家具を置く場合は全て色味を揃えること。

逆に白系に濃い色の組み合わせはモダンな雰囲気をつくりやすいので、こちらもお勧め。

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・中間色の床には、同色か床より明るいものを。

床より濃いものを置くと上記よりさらに圧迫感が出るので注意。

赤色系、黄色系に分かれるので、色の濃さは違っても系統を揃えられると良いですね。

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・濃い目の床にはやはり濃いものが最も合わせ易いが、しっかりと意図をもった選択をすれば中間色でも調和は可能。

理屈は同じで白木系との相性もよく、リゾートや非日常性などを演出できます。

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C 木の色を心地よく調和させる5つのテクニックを活用する

 

すでに決まっている床材の色や既存の家具、カーテンなど全てを思い通りに揃えたり変えることは難しいものですが、この5つを応用することで、自分なりのコーディネートを楽しむことができるようになるはずです。

 

「合わせる」でなく「つなげる」意識

セオリー通りにいかない場合は小さい家具やラグ、カーテン、クッションなどによって、色を馴染ませるようにしていくと良いでしょう。

彩度の低いアイボリーやグレー系のラグ、植物の緑、黒く小さなアイテム(鉢・置物・額)、などが特に効果的です。

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きっぱりと 「わける」

無理に合わせようとした結果、微妙に異なる木の色が混在するよりも、明度の全く違った色を合せたほうが気持ちよい空間になります。

(その方向性を進めたものがいわゆる「モノ・トーン」=白黒で構成された世界です)

写真はトチのテーブルとそれぞれ異なる樹種の椅子。

大樹を囲む木々たちの風景とリンクするともいえますね。

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場所の「性格・用途でまとめる」

屋内すべてを同じトーンでまとめることが難しい場合は、ダイニング、リビング、寝室といった場所ごとにテーマを決めて木の色の違いを楽しむのもお勧めです。

同時に視界に入るLD空間も敢えて色に変化をつけて受ける印象を操作するテクニックも。

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「天然色の無垢材」という選択

木の天然色は本来、無数のグラデーションが交じり合った複雑な色を内包しています。

見る角度や切り出し方、仕上げ方の違いによる色の変化、または経年変化による色素の変化が合わさる様は色合わせの概念を超え、「雑木林の心地よさ」に通じる最高の色彩計画といえるでしょう。

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色ではなく 「樹の性格で選ぶ」

「生き物」である樹にはそれぞれはっきりとした性格があります。

陰樹、陽樹の分類から原始系・進化系、野生派・頭脳派など様々なキーワードで語られる樹のことを知り、自分や家族との相性を確かめた上で、我が家(のインテリア)に迎え入れるという視点を持つとよいでしょう。

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今回はここまで。

いかがでしたでしょうか?

次回は3つめの要素とまとめのお話となります。

ご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016.08.05
家づくりの会 + 家具蔵  共同企画第8弾

家づくりの会 + 家具蔵  共同企画第8弾

赤沼修の住宅展

「ある住み手との家づくりの記録から」開催

 

今年34周年を迎える建築家集団・家づくりの会との共同企画の建築家展は、多くの方々の来場により常に好評を博しており、これからの家づくりのバイブル的なイベントとして定着して参りました。

その共同企画も8回目を迎え、8月27日(土)・28日(日)の2日間

住み手、設計者、作り手の顔が分かる、信頼しあえる家づくりを大切にしている、

赤沼修設計事務所の赤沼 修(あかぬま おさむ)氏の住宅展を、家具蔵表参道店ハウススタジオにて開催致します。

赤沼氏の建築は、・先人の知恵と最新技術を融合し、できるだけ機械設備に頼らない家を提案しています。

また自然素材を使い、職人の手で温もりのある内装、造作、建具をつくる家が真骨頂となります。

2日間共に赤沼氏は待機しておりますので、個別相談会も可能です。

予め予約をしておくと、スムーズ且つ入念な無料相談となりますので、

是非お問い合わせください。

 

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建築家 赤沼 修                   

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■略歴

1959年    東京都生まれ

1982年    東海大学工学部建築学科卒業

1986?93年  林寛治設計事務所 勤務

1994年    赤沼修設計事務所 開設

2010年    NPO法人 家づくりの会 理事

2014年   「四季の変化を楽しむ家」が第二回家づくり大賞 柏木博賞を受賞

2014年   「家づくり学校」が日本建築学会教育賞を受賞(2011年よりスタッフ参加)

 

■著書

「こだわりの家づくりアイデア図鑑」共著/2015年7月/エクスナレッジ

「建築家と予算内で建てる家」共著/2014年4月/成美堂出版

「木造住宅ディテール集」共著/2013年05月/エクスナレッジ

「実践的家づくり学校」共著/2012年11月/彰国社

「小さくても広く住める家」共著/2011年03月/成美堂出版

「建築家のピカイチ間取り集」共著/2010年11月/文化出版局

 

■資格

一級建築士 建設大臣 第 194135 号 (管理建築士)

一級建築士事務所 東京都知事登録 第 36770 号

東京都木造住宅耐震診断事務所 (都認定事務所)

大田区木造住宅耐震診断士   (区認定診断士)

CASBBE戸建評価員 

 

■所属・登録

NPO法人 家づくりの会 

太陽集熱ソーラーそよ風ネットワーク 

OZONE家づくりサポート 

SE構法登録事務所 

建築士会

建築士賠償責任保証

      

 

 

住宅設計コンセプト

 

住まいは日々の暮らしの中で作り上げられ、家族と共に暮らしも変化していきます。その変化を受け止められるよう基本的なことをしっかり設計するよう心掛けています。

先人の知恵と最新技術を融合し、できるだけ機械設備に頼らない家を提案しています。

自然素材を使い職人の手で温もりのある内装、造作、建具をつくる家を提案しています。

内と外が程よく繋がる、季節や場面に合わせ様々な楽しみ方の出来る家を提案しています。

街並みに馴染み、その前を通る人が安らぐような、誇りの持てる家を提案しています。

家具や造園、表札、薪ストーブの専門職と連携し、気持ちが豊になる家を提案しています。

●  耐震診断・補強設計・助成申請と共に、暮らしを見直すリノベーションを提案しています。

 

 

【一言メッセージ】

 

家具蔵さんから住宅展のお話をいただきました。
初めてのことで展示スペースも結構なボリュームです。
どんな展示がお越しいただいた方に分かりやすく記憶に残せるのか?
 

考え悩んだ末、1軒の家づくりの過程や記録の展示に殆どのスペースを充て、
丁寧に掘り下げていくことにしました。

設計をするときに最大の手掛かりになるのは敷地と住み手です、
そこから様々な可能性を探るので同じ家は二つと生まれません、
ですが設計者が考える住まいの基本や価値観、仕事の進め方に至るまで、
共通した姿勢に変わりはなく、その部分が伝わるようにと準備を進めています。

 

夏休み最後の週末、家をつくるってどんなことなのか?
少しでも多くの方に感じていただければ幸いです。

 

赤沼修の住宅展

「ある住み手との家づくりの記録から」

 

会 場 : 家具蔵表参道店 ハウススタジオ
        東京都港区南青山5-9-5 (東京メトロ「表参道駅」B1出口徒歩1分)
日 時 : 8月27日(土)・28日(日) 11:00 ? 18:00

参 加 費 : 住宅設計展・住宅設計相談会共に無料


担当建築家 :赤沼 修

赤沼修設計事務所  URL:http://homepage2.nifty.com/ak-osamu

相談会事前申込先 : NPO法人 家づくりの会 事務局

TEL.03-6261-2185  FAX.03-6261-2186
URL:http://www.npo-iezukurinokai.jp/


mail:info@npo-iezukurinokai.jp
お名前・連絡先(住所・電話番号)・参加人数を添えてお申込みください。  

事前申込みがない場合でも当日はお気軽にご相談ください。

 

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2016.07.31
「『木』と暮らす心地よいインテリアを考える 第二回」

皆さん、こんにちは。

関東では先日ようやく梅雨明けの発表がありました。

平年よりも7日遅かったとのことで、これからいよいよ夏本番を迎えます。

レジャーや行楽など楽しい行事も目白押しのなか、夏バテなどになって折角の夏を楽しめなかった…とならないよう気を付けていきたいものです。

 

今回のブログは、前回に引き続き「木の家具をうまくコーディネートするには?」というテーマです。

前回は「雑木林には室内のインテリアに応用できる要素が3つある」という内容でした。

(詳しくは前回のブログ http://www.kagura.co.jp/blog/entry-000357.html をご覧ください)

今回・次回はその内容を詳しく紐解いていきます。

 

1.「自然の生態がつくった無理のない配置」→インテリアの配置計画

…木々が各々で共存している状態を、見た目ではない生活動線や人間心理に沿った居心地のつくり方に活かす。

 

A 時間軸を追う

 

もし、図面上でインテリアのことを考えることがあれば、具体的な「時間」を設定して配置のシミュレーションを練りましょう。

起床・歯磨き・朝食・片付け・外出。

買い物をして帰宅・食事、入浴・就寝…。

全ての行動には、必要になる収納や寛ぐ為のアイテムやスペースが必要となります。

そのひとつひとつを丁寧に考えることで、自分にとって本当に必要な家具や配置が見つかります。

サイズの問題や色、デザインについての悩みは、そのあとでも解決できることになります。

 

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靴を脱いだ後そのまま横に移動できる玄関ベンチは荷物の

一時置きにも。 

 

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大きなテーブルには自然と人が集まります。

お子様の姿を見ながら家事のできるキッチンカウンター収納を。

 

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洗面室にスツールを置いて、歯磨き椅子&肌着置き台として。

 

 

B「抜け」と「たまり」を意識する

 

スペースの広い狭いに関係なく、空間に「抜け」があると人は気持ち良さを感じます。

逆に「抜けが無い」とは、行き止まりや視線の先が暗く閉鎖的な状態のこと。

雑木林には、明るく開けた広場のような場所と、日陰を好む樹の葉が重なり合う、木漏れ日の落ちるような場所、自然の地形に囲まれた少し籠るような場所=「たまり」などが不均一に存在します。

家の中にも、その時の気分でどこに身を置きたいか選ぶことができる「抜け」と、「たまり」のある場所をいくつかつくると、家全体にリズムが生まれ居心地が良くなります。

「抜け」は、部屋の入口から窓に向かうライン上。

「たまり」は、動線に絡まない壁に囲まれた場所につくるのがコツです。

 

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吹き抜け空間の中で天井のある部分にソファやダイニングを

配置して守られるような落ち着きを。

逆に部屋の入口から外の緑までは視線の抜けを確保しています。

 

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海の見えるロケーションで脚付きキッチンを特別にデザイン。

「抜け」にはこんな変化球も。

 

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「たまり」は家具の配置によってもつくることができます。

ソファにオットマンを合せて囲まれるようなコーナーを。

 

 

C長く(大きく)する まとめる 兼ねる

 

部屋を広く感じるためには、どこかに長いもの、大きなものをバランスよく配置すると効果的です。

すっきりと長く通った家具のラインは距離感を生み、遠近法を強調します。

例えば、小さな収納家具をバラバラに配置するよりも無駄な隙間が減り、収納効率も上がります。

また、テーブルなどは動線が確保できていればなるべく大きなものがおすすめです。

テーブルは眺めて暮らすものではありません。

椅子にすわって目の前にゆったりしたスペースの拡がりを感じることが大切だからです。

大きなテーブルは食卓だけではなく、おもてなしの場=リビングにもなります。

 

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壁際に長いカウンターを置き、収納を兼ねたTV台に。

手前端部にはPCコーナー、上部には吊り棚をつくりスペースを

無駄なく利用。

 

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ソファがなくても座り心地の良い椅子があればそこがリビング空間に。趣味の作業台や仕事机もこの一台で兼用します。

 

 

今回はここまで。

画像を多めに、実例がわかりやすいかたちでご紹介を進めてみました。

いかがでしたでしょうか?

次回は残る2つの要素をご紹介していきます。

お楽しみに。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016.07.24
「『木』と暮らす心地よいインテリアを考える 第一回」

皆さん、こんにちは。

毎日のように「各地で真夏日」というニュースがあるように、たいへんな暑さが続きます。

雨が降ると気温が下がる日もあったりして、そんな日は少しだけホッとしますよね。

ただ、こうした寒暖の差があると風邪をひきやすいのもまた事実。

皆さんも体調管理には是非お気を付け下さい。

 

今回のブログは、木の家具をうまくコーディネートするには?というテーマです。

住まいづくりにインテリアの悩みは尽きないものです。

家具蔵はただ家具を製作してお届けするだけではなく、これまで約2万件以上のインテリア・コンサルティングと納品によって、木の家具と心地よく暮らす生活の提案をしてきました。

そういった観点から、『木』と暮らす心地よいインテリアをつくるヒントになればと考えております。

 

 

木が見えすぎる生活は?

 

以前のブログで「木視率・木材率」のお話をしました。

(詳しくは弊社ブログ「日常を変える木のある生活」http://www.kagura.co.jp/blog/entry-000323.htmlをご参照下さい)

木を内装に使うことで快適性を増進することができますが、単に木を多く使えば心地よい空間になる訳ではありません。

もし床も壁も天井も、家具も調度品も、「全てが木!」の空間があったとします。

例えばログハウスやサウナこそが完璧な木の空間。

でも、サウナは気(木)のせいか少し暑苦しい印象も。

では、木視率・木材率が高すぎることは良くないのでしょうか?

 

木という素材に囲まれた空間の心地よさは、「木視率」などの単純な数値では表せない部分がたくさんあります。

それぞれにきっぱりと個性がありながら、繊細さも併せ持つ木で構成されるインテリアには、人間が心地よいと感じるバランス、調和させるための「コツ」が必要になります。

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素晴らしい木視率のバランスを誇る室内

 

そしてそのコツのヒントは皆さんもよく御存知の「雑木林」にあるのです。

 

雑木林からヒントをもらう

 

いま、雑木林をモチーフにした雑木の庭は専用の指南書がたくさん出版される程の人気です。

ではなぜ人気があるのでしょうか?

木というものの本来持つ力とは別に、その生態や形態に人間の五感が気持ち良い、と感じる要素を多く含んでいるから、と考える事ができます。

現代の私たちが木のインテリア、木のある暮らしを考えるとき、雑木林の気持ち良さ、調和を参考にするのはどうでしょうか。

そんな視点に立って、木のインテリアのことを考えてみると、木のある心地よい暮らしが見えてきます。

植林された林には整然とした美しさと厳しさを感じますが、雑木林には自然体の柔らかさが生んだ優しさを感じることができます。

この雑木林には室内のインテリアに応用できる要素が3つ程あります。

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雑木林にはたくさんのヒントが

 

インテリアに応用できる3つの要素

 

要素1

「自然の生態がつくった無理のない配置」

木の性格によって、それぞれの居場所を見つけ共存している状態。

要素2

「天然色の自然な交じり合い」

様々な樹種が交じり合い生まれる葉や幹の色、新緑や紅葉など季節による色の変化。

要素3

「自然界に存在する光の効果」

四季や一日の中での光環境の変化、明暗のバランスを持った状態。

 

これらはそれぞれ、

1.インテリアの配置計画

見た目の美しさではなく、生活動線や人間心理に沿った居心地のつくり方

2.インテリアの色彩計画

色を揃えることだけではなく、人が感じる「気持ちの良い調和」を考える

3.インテリアの照明計画

光が人に与える心理的効果と、光の特性を利用した空間づくりのテクニック

という部分で応用が可能です。

詳しいお話はまた次回。

是非、楽しみにしていてくださいね!

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