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オーダー家具で叶う「本当に使い易い家具」

2023.6.20

 

 

「オーダー家具」が人気です。

「オーダー」もしくは「オーダーメイド」と聞くと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか?

例えば、オーダースーツ・オーダーシューズ・オーダーシャツなど衣食住の中でも、「衣」から連想するものが多い印象です。

自分の身体と嗜好にあったものを既成品ではなく、こだわって求める結果がオーダーメイドになります。

オーダーメイドでものを選ぶことは、自分だけの、そして希望が叶うものが出来上がり、それを使用することを意味します。

 

昔からあったオーダー家具の考え方と最近の傾向


 

 

衣類などとは分野こそ違いますが、家具もオーダーメイド、つまりオーダー家具という考え方は洋の東西を問わず、昔から存在しているものでした。

自身の暮らしや住まい、あるいは過ごす空間の大きさと雰囲気に合わせたものを個々に注文を受け製作していくことは家内制手工業が主だった時代にはむしろ当たり前だったと言えます。

やがて産業革命が起こり、時代の変遷の中でモノづくりにもハイテク化やオートメーション化が進んでいくにつれて大量に同じものを作ることができるようになったことで既製品、つまり店舗やカタログの中にあるものを選ぶということが一般的になったわけです。

ここ日本でも一時期は「皆と同じものであれば良い」「それが安心」という考え方が強い時代もあり、どの住まいも似たような雰囲気の内装や家具が置いてある(これもトレンドとも言えますが)時代がありました。

しかし時代は変わり、多様な情報も入ってくる中、住まいにおける嗜好性もまた多様になりました。

個々のライフスタイルを重視する考えも広く浸透してきています。

自身が本当に心地よく感じることのできる住まいで毎日を送りたいと考える中で、家具もまた、個々の使い勝手や好みを強く反映させたものの支持が高まっているのです。

その結果がオーダー家具の昨今の注目度に繋がっています。

 

オーダー家具とは「使い易さ」や「見た目の良さ」を追求することができるもの


 

 

そもそもオーダー家具とは、どのようなものでしょうか?

端的に言えば、「個々の生活スタイルに合わせた用途やサイズ・仕上げなどの要望を専門スタッフに相談し、完成させる家具」のことです。

つまり本来は使う側によって異なる「使い易さ」や「見た目の良さ」を追求することができるものとなります。

 

家具は道具であるという考え方


 

 

家具はインテリアである以上、そのデザイン性は重視されてしかるべきですが、家具は日常で使用する「道具」であるという大前提があります。

道具である以上は、使い勝手が最優先であるといって差し支えないでしょう。

使い勝手が良くないものと日々過ごすことは少しずつかもしれませんがストレスに繋がります。

そして愛着を持って使うこともできないかもしれません。

オーダー家具は使い勝手の良い、つまり本当に使い易いものを追求することができるものです。

 

本当に使い易い家具があるメリット


 

 

自身が使いやすい「痒いところに手が届く」ような家具があることでどのようなことが起こるでしょうか。

まず、それまであった、あるいは起こりうる小さなストレスの発生を未然に防ぐことができます。

この位置に収納家具があれば、この家具のここに引き出しがあれば、奥行きがあと5cmあれば○○が置けるのに…。

家具を使用するうえで「あと少し○○ならば」と感じるケースは意外と多いものです。

そうした「あとちょっと」の不満は日々溜まっていくと同時に暮らしのクオリティを下げていることにも繋がります。

自身が本当に使い易いと感じる家具があることはそうした不満から離れ、心にちょっとしたゆとりや優越感を持つことともなります。

 

オーダーする過程で生まれる失敗回避と愛着


 

 

オーダー家具の製作には事前の打合せが必要です。

オーダーメイド品は別名「ビスポーク(Be Spoke)品」ともいわれます。

つまり作り手と対話を行い、自身の希望をふまえながらプロの視点もすり合わせる「対話」を行って出来上がるものということです。

家具購入の機会というのは実はそれほど多くあるわけではありません。

つまり買い物の際の経験値があまり高くない状況では自身の出す希望が実際の使い勝手の良さと比例しないケースも考えられます。

そこで様々な知識も持ち、実際の事例も知るプロの意見も取り入れていくことで本当の意味で使い易いものが出来上がると言えます。

そしてそれは買い物の際の「ストーリー」となり、そのバックグラウンドは愛着にも繋がります。

一生(に近い期間)使用することができるようなものがあることは人生においても非常に価値があることではないでしょうか。

 

 

オーダー家具は敷居が高いものと思っている人も多く(決してそのようなことはないのですが)、たしかに知識が無い状態で専門家と話すのは気後れすることもあるでしょう。

そして、イメージを口に出して言語化するのは意外と難しいものなので「わがままを聞いてくれる」くらいの気持ちで事前に要望など一度すべて紙に書き出してみて話すのも良いでしょう。

大事なことは、自分のイメージをそのままカタチにできるということであり、それはきっと見た目も使い心地も良い暮らしを連れて来てくれます。

私ども家具蔵でも無垢材オーダー家具の相談会を随時開催していますのでお気軽にお声掛けください。

 

家具蔵の無垢材オーダー家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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