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一枚板天板をデスクとして活用するのに必要なこととは?

2023.6.27

 

 

一枚板天板の希少性


 

銘木からつくられる一枚板天板。

ゆうに100年を超えるような高樹齢の大木から生まれる希少なものです。

木というものは中心部分が使用できないので、その木の一番大きい部分が使えるわけではありません。

それでいて幅がある程度確保できるものになっているということは、街中で見る街路樹との比較や寺社仏閣でいわゆる「御神木」と呼ばれる高樹齢の木を見ても、それらの幹の太さと比較した際の希少性の程が伺えます。

 

一枚板天板をデスクに活用する


 

 

悠久の時間を経て、ひとつひとつ異なる木目や形状すらもデザインに昇華した一枚板天板。

その用途の多くはテーブルとして、あるいは玄関や水廻りの造作としても活用されます。

そのような一枚板を「デスク」として使用するという人が増えているのをご存知でしょうか。

一頃ほどではないとはいえ、在宅ワークは働き方の定番となり、住まいでの作業時間も増えている昨今。

能率を上げ、集中するために自分専用のワーキングスペースを持つだけでなく、デスクやチェアにこだわりを持つことで長く過ごすことになる場所やそこで過ごす時間の充実度も上がります。

そのどれもが違う表情を持ち、出会いとも例えられる一枚板との邂逅を経て出来上がる自分専用のスペース。

経年により色味も変化し、風合いを高め、日々愛着が増していくものを仕事の場・作業の場に使用することは大きな喜びとなります。

 

デスクに求められるサイズと一枚板天板の希少性の関係


 

デスクに求められるサイズは人によって様々です。

ただ、人ひとりが作業する場として2メートルを超えるような幅を求めるケースは稀です。

また、奥行についてもダイニングテーブルに求められる80センチ~100センチといったサイズを求めることもあまりありません。

一般的なデスクサイズとしてはおおよそ幅90センチ~120センチ、奥行きは55センチから65センチといったところです。

レイアウトする空間や求める作業によっては幅70センチ、あるいは奥行も45センチ程度あれば十分、ということもあるでしょう。

この「デスクに求められるサイズ感」が、良質な一枚板天板と出会う確率を高めていることも、一枚板デスクを求める人が増えていることに繋がっているのです。

高樹齢且つ直径の広い、そして長さも確保できる天板で状態の良いものは年々少なくなっています。

そこで「そこまで樹齢が高くない、あるいは短い幅でなら採ることができた、しかしその表情や形状は美しい…」。

そのような一枚板天板との出会いが「これでデスクを作りたい」という思いと要望に繋がっているとも言えます。

 

一枚板デスクの使い勝手を更に高めるのが脚やワゴン


 

 

一枚板をデスクにする際には、当然それを支える脚、あるいは土台となるものが必要です。

この脚は全体のイメージを決めるのに大きな役割を果たします。

真四角なら質実剛健な、正円形なら優しい雰囲気に。

テーパードしている絞り脚を選ぶことでスタイリッシュなイメージを持たせることもできます。

あるいはワークデスクには付き物の「袖」と呼ばれる引き出し部。

これを脚・土台代わりにすることでデスクとしての機能性も増してくるでしょう。

こういった脚のセレクトやベース代わりとなる引き出し部の製作対応は家具販売店によっても異なります。

脚の取り付け位置や引き出し部の幅は、お互いの間隔がそのまま椅子の入るスペースとなります。

この間隔が無理なく椅子を入れることのできる、あるいは自身の足を窮屈に感じることなく自由にさせることができる、という快適さを左右します。

脚の形状・位置・引き出し部を取り付ける際の幅と互いの間隔。

その組み合わせが快適で疲れにくい作業の一端を担います。

 

樹種選びが空間全体の雰囲気と毎日の充実度を決める


 

 

一枚板天板は基本的に無着色で作られることが殆どです。

無着色の無垢材は光の反射を和らげる性能を持ち、目にも優しいという効果があります。

そのことも無垢材デスク、なかでも一枚板が選ばれる理由のひとつでしょう。

こうした無着色の無垢材は多くの色素の集合体として「その色」に見えているだけで明確に「○○色」という括りには当てはまりません。

しかも経年で色合いも変わります。

それはどのような空間にも合う理由になるのですが、そこにはやはり「見え方」の違いが存在します。

ウォールナットのような暗い色合いの一枚板であれば落ち着いた雰囲気になります。

チェリーのような華やかな赤みを持った一枚板は明るい、優しい雰囲気です。

ナラのようなナチュラルで素朴な雰囲気を持つものや、トチのように光沢感と清潔感を併せ持った雰囲気をもつものもあるでしょう。

これらの樹種、そしてそれぞれの持つ表情の強さや色合いの濃淡などが空間の雰囲気も左右します。

そして何よりも大事なことは、自分が「好き」だと思えるものを選ぶことです。

好きなものが身近にあることだけで日々の充実度は変わります。

ふとした時に見える木目でも、知らず知らずのうちに触る木肌の感覚でも、部屋に入った時に目に入るフォルムでも、そこに「好き」があるだけで、たいへんな作業のなかにも癒しが生まれ、インスピレーションの源となってくれることでしょう。

 

 

私たち家具蔵では世界中から選りすぐった、常時30を超える樹種の一枚板天板を各店舗にストックしています。

また、天板と同じ樹種で脚を製作し、取付け位置の選択も自由です。

そして、これらの脚はすべて無料です。

一枚板天板は提示の価格に脚の代金が別途掛かることも珍しくなく、実勢価格は5万円~8万円強といったところです。

これらが無料というのは嬉しい驚きを持って多くの方に支持されています。

そして引き出し部などの製作も受注生産の強みを活かし、オーダーメイドで自分仕様の使いやすいものが製作可能です。

使い勝手、快適性を兼ね備えた世界に一つの一枚板デスク。

自宅のデスクワークの時間も豊かな、楽しい時間になるような、あなただけの一台が見つかるはずです。

 

家具蔵の無垢材一枚板天板の詳細はこちらから

 

 

 

 

 


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