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冷蔵庫と無垢材オーダーキッチンのいい関係とは

2020.10.13

 

 

憧れのオーダーキッチン。

自分好みの仕様で、欲しい機能が欲しい場所にあることは日々の作業の効率を上げ、毎日の暮らしのクオリティを挙げることに直結します。

ただ、キッチンだけでは調理や周辺作業が完結しないのも事実。

オーダーキッチンを考える際にはキッチン周りにレイアウトするものとの相性も考えなければいけません。

例えばキッチンボード、そして冷蔵庫が代表的なものとして挙げられます。

特に、冷蔵庫はキッチン周りの中でも大型で目につきやすいため、オーダーキッチンとのバランスには配慮する必要があります。

今回はその冷蔵庫と相性の良いオーダーキッチンについて解説します。

オーダーキッチン選びのポイントのひとつとして参考になれば幸いです。

 

 

冷蔵庫とオーダーキッチンの相性の考え方


基本的に冷蔵庫ありきでオーダーキッチンを考えるケースはあまりありません。

ただし、冷蔵庫には「容量」という制限のもと、大きさはたいてい決まっており、オーダーキッチンほど選ぶ「幅」も多くはないのが事実。

また、中には欧米の大型のものを選ぶ、または作り付けにすることもあるでしょう。

その際にどのような点を意識すれば良いのかみていきましょう。

 

まず、冷蔵庫とオーダーキッチンだけに限ったことではありませんが、近くにある家具・家電・インテリアのカラーやトーンを合わせる、もしくはあえて外すというテクニックは住まいの空間を作り上げるうえで大事なことです。

冷蔵庫に限らず、家電の色合いは多種多様。

「白物家電」といわれるようにキッチン家電や洗濯機などは白系の色合いのものが多くありましたが、現在はそのカラーバリエーションも百花繚乱といえます。

それだけ種類があれば、ベストな組み合わせを選ぶのはなかなか難しいもの。

無難で間違いのない選択をするのも、折角キッチンをつくるのにもったいない話です。

そこでオーダーキッチン、しかも無垢材・無着色のオーダーキッチンの出番です。

無着色の無垢材は様々な色素の集合体でその色に「見えて」います。

つまり、「●●色」という厳密な括りはなく、そうした自然の色合いは何にでも合うのです。

森の中には様々な色合いであふれています。

それらはすべて調和し、そこに違和感はありません。

であれば、着色していない無垢材でつくったキッチンなら住まいの中に入っても様々な色味のものと好相性を持つ、ということもうなずけます。

 

一方で「素材を合わせる」という手法もあります。

この場合、厳密に冷蔵庫本体の素材とキッチン本体の面材の素材を揃えるのは現実的ではありません。

あくまで質感を揃える、というイメージです。

例えばステンレスなど金属をメインに使用したキッチンはクールで機能的な印象になります。

であれば、同じくシルバーのメタリックな冷蔵庫がマッチします。

家具蔵の無垢材キッチンのような木のキッチンなら温かみのある、優しい雰囲気に。

この場合、「木の冷蔵庫」は存在しないので、「木の雰囲気のあるプリント」が施された冷蔵庫を選ぶことになりますが無垢材との素材感までは揃いません。

この場合は周囲の壁材まで含めたコーディネートを考えます。

タイルを使ったキッチンなら光沢感・素材感・色合いを揃えることができるはずです。

そのうえで前述の無着色の自然材が持つ「他の異質なものを包み込む」特性を生かし、素材のイメージを上手に利用して、自分の作りたいキッチンに近づくようなバランスを考えてみましょう。

 

無垢材のオーダーキッチンは冷蔵庫と調和しやすい


家具蔵は茨城県にある工場直営のオーダー家具ショップです。

熟練の職人たちが厳選した素材を活かし、一生モノの家具を注文を受けたのちに手仕事で製作します。

テーブル、チェア、ソファ、ベッドはもちろん、収納家具もお客様ごとの様々な事情に応じて製作可能ですが、オーダーメイドでのキッチンも製作します。

キッチンはいまや住まいの中で独立した空間ではなく、リビングダイニングといった居住空間と一体になっていることがほとんどです。

となると、空間全体のコーディネートを考えた際に、リビングダイニングを無垢材や天然木の雰囲気で揃えるならばキッチンも合わせるべき、もしくは合わせたいという考え、声から生まれた経緯があります。

当然オーダー製作ですからお客様一人ひとりの事情に合わせた仕様変更が可能です

木のキッチンにはいわゆる「木目調」と呼ばれるものがあります。

その中には木目をプリントしたシート材や化粧板があったり、「天然木」と謳っているものでも突板ベニヤ(つきいた)といって1ミリ以下に薄くスライスした木をベニヤに貼っているものがあります。

こうしたものは使い始めはきれいですが、5年、10年と使うにつれエッジの部分から剥がれてきたり、傷がついたところから水が入って膨らんでしまったりします。

家具蔵では無垢材でキッチンを制作します。

原木を削りだした無垢材であれば、こうした心配がありません。

更に着色もしていない木本来の色であれば色が剥がれることもなく、自然な木目もそのままに楽しむことができるのです。

繰り返しとなりますが、着色を施さない無垢材はいわゆる「自然の色味」を持っています。

様々な色素が集まった、厳密に「○○色」とは表現できない色味は、つまり何色でもなく、そこにいわゆるカラーコーディネートの厳密なルールは存在しないのです。

また、こうした自然の風合いはあらゆるものを包み込むおおらかさを持っています。

白、黒、シルバー、あるいはビビッドカラーなど、どのような色合いの冷蔵庫もしっかり受け止め、調和させるナチュラルさを持っているのです。

こういったもので必要なのは「ルール」ではなく、これまで述べたような「セオリー」です。

そうしたセオリーは家具蔵でも店舗でスタッフがしっかりとわかりやすくご案内します。

 

キッチンは家の中でも最も使う機会の多い場所の1つ。

だからこそ、納得のいくインテリアを実現させたいものです。

冷蔵庫など、レイアウトするものとのバランスを考えながらオーダーキッチンを選ぶことで、自分の理想のキッチンに近づけることができるでしょう。

ぜひこの記事を参考にしながら、こだわりを持ってオーダーキッチン選びをしてみてください。

 

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