オーダーキッチン打合せから納品まで

新築やリフォームでキッチンを検討する…。

そんな時には皆さん、様々なご要望や理想をお持ちです。

同時にその実現に向けてお悩みや不安を抱えている人も多くいることでしょう。

特にオーダーキッチンの場合は、打ち合わせに時間を要します。

新居の工期なども考えて、早めにスタートしたいものです。

オーダーキッチンの検討時期は？

目安としては間取りを最終決定する前段階、間取りの計画時がベストです。

キッチンを中心に間取りを考えたいというご要望も増えています。

後回しにすると間取り全体に影響してしまい、間取りを修正という状況になる事もあります。

キッチンはリビング、ダイニングとワンルームになる間取りが殆どで、「住まいの核」となること。

家事動線を考えると水回りとの関係性も重要です。

従って間取りの計画と並行してキッチンの打合せ、検討を始めましょう。

できれば打合せがスタートする前に「オーダーキッチンにする理由」を整理しましょう。

従来のキッチンでは叶わない要望について書き出す、またイメージ写真の切り抜きを集める…等々。

そうすることで、住まい方やキッチンへの拘りが明確になります。

視覚化することで奥様ご自身だけでなくご主人やご家族も再確認、再認識ができた状態で打ち合わせに向かえます。

更に打合せする相手にも伝わりやすいので、打ち合わせが効率よく進みます。

間取りはハウスメーカーや工務店・設計事務所に、オーダーキッチンはスペシャリストに、というように、打ち合わせの相手はそれぞれ異なります。

打合せの効率化はとても大切です。

オーダーキッチンは「基本形」を考える

キッチンの基本タイプはオープンタイプ、セミオープンタイプ、クローズドタイプです。

オーダーキッチンの場合はLDK全体でゆとりのあるオープンタイプ、

またはセミオープンタイプでキッチンスペースが従来よりも広いまたは狭いタイプが多く、サイズの大小に関わらず検討できるのがオーダーキッチンのメリットです。

間取りの計画段階で、キッチンのタイプ、そして壁付け（Ｉ型、Ⅱ型、Ｌ型）、アイランド、ペニンシュラというキッチンのスタイルを決定します。

そして重要項目である動線や周辺の収納についても検討、決定しましょう。

特にキッチン廻りの収納については食器、調理用具、ストック、家電等多岐に及びます。

いわゆる「ゆとり」を持ちたいものです。

ここまで決まればあとは詳細部の打合せになりますので、一歩前進という所ですね。

新築、リフォームに関わらずキッチンからプランを考えることで、住まい全体のプランがまとまり易くなります。

オーダーキッチンの設置までの流れ

間取りが確定して着工となり、着工から竣工迄の期間によりますが、この間がオーダーキッチンの製作期間になります。

余裕を持って３か月から４カ月と考えておきましょう。

ただし特別な機器（食洗器等）を採用する場合は事前確認が必要です。

キッチンプランによっては短縮できる場合もありますが内容次第ですが、しっかり確認しておきましょう。

正式契約後から着手金あるいは全額ご入金後にキッチンの製作はスタートします。

設置についてですが、キッチンの取付工事はご竣工の１カ月前が目安です。

従ってキッチンのご契約は施工時期から逆算する。

或いはキッチンの施工時期、製作期間から竣工時期や工期を調整する事も検討してスケジュールを決めましょう。

一般的なキッチンの製作期間は約１ヵ月ですが、オーダーキッチンはそれ以上の期間が必要です。

オーダーキッチンを選ぶ段階で製作期間の目安を早めに確認しておきましょう。

大切なことは、オーダーキッチンのメリットを最大限活かしてずっと使い続けるという事です。

オーダーキッチンはデザインやイメージが先行しがちですが、料理がし易い、片付けがし易いこと。

そして耐久性、デザイン性、メンテナンス性、予算等というスタンダードな基準の検証を忘れないように。

憧れのオーダーキッチンを実現したいけれど、誰に相談したらよいか分からないという方も多いと思います。

家具蔵ではキッチンから考える暮らし、住まいのご相談を承っております。

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