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整理収納アドバイザーが教える「片付ける」ということ ②

2018.12.12

多くの人が住まいの空間のなかで抱える悩みの代表的なもの、「整理収納」。

家具蔵に在籍する「整理収納アドバイザー」がそんな悩みの解決方法をお教えします。

「整理収納アドバイザーが教える「片付ける」ということ ①」はこちらから

 

整理とは「区別すること」という意識を持つ


一般的な3人家族の家庭にあるモノの数は3000~4000個といわれています。

ちょっとモノが多めな場合で、5000~7000個にものぼります。

一方で一般的な成人1人あたりが暮らしに必要なモノの量は「1000~1500個」程です。

ミニマムな暮らしを行う=モノの適正量を見極め、分別することは非常に大事です。

しかし、この現代社会で、外と繋がって生きる以上、モノは少しずつ増えていきます。

実際にどのくらいの速度で増えていくかというと、4人家族で毎日1人1個モノを増やしただけで、4×365日=1年間で1460個モノが増えるのです。

1人1000~1500個のモノで生活できることを考慮すると、家族の人数が1人増えたことに相当します。

何気なく暮らしているだけでモノが増えていってしまうということは、整理収納を意識しなければすぐに家がモノで溢れかえってしまうということになります。

では、「整理」とは何か?

整理とは「不必要なモノを取り除く」ということです。

ちなみに「整頓」は「今あるモノを整える」という意味です。

多くの人は整理するのは面倒で、忙しいからできない、時間が無いからできない、性格が整理に向いていない等、言い訳をして整理を滞らせてしまっていることがあります。

しかし、整理が出来ない原因はもっと別のところにあります。

それは、「収納の中にある必要ではないモノ」があるためです。

これを整理収納アドバイザーは「スマイルマーク」と呼んでいます。

 

スマイルマークを無くす


「スマイルマーク(不要なモノ)」と「必要なモノ」が収納の中に混在している状態を「ステージ1」とします。

ステージ1の状態で闇雲に整理をしようとすると、懐かしいモノや忘れていたモノが見つかり、思い出に浸るうちに疲れて結局またもとに戻すだけというパターンも多くなります。

そのため、まずはスマイルマークを収納内から「消す」作業から開始しましょう。

例として、引出しを片づける場合は、床に引き出しの中身を一旦全部出します。

次に比較的よく使うモノを右側に、ほとんど使わないモノは左側に分けていきます。

(使わないモノの基準としては、例えば3ヶ月触れていない等の明確な期間を自分の中で設けると良い)

そして、右側に集まったモノだけを引き出しに戻します。

左側に集まったモノはすぐに処分できるモノは即処分し、保留にするモノ(季節の物でシーズンが来れば使うモノ等、次に使う機会が明確なモノ)は別の箱に入れ、目につくところで保管します。

そして1年経過しても使用しなければあらためて処分します。

スマイルマークを処分すると「ステージ2」に進みます。

 

ステージ2になると不要なモノが取り除かれて、何がどこにあるか分かりやすくなります。

要するに自分や家族の持ち物をきちんと把握できる状態になります。

また、ただ必要なモノを引き出しに戻すだけでもだいぶ綺麗に整頓できるようになります。

さらにステージ2からステージ3まで進むには「使う目的に合わせて区別する」ことが重要です。

 

ステージ3になると「必要なモノ」も「場面に応じて使うモノ」も収納内で一目瞭然となります。

ここまですると多くのものが取り出しやすく、使用しない際にも収納しやすい収納になります。

(たとえモノが取り出せたとしても片付けにくい収納は、モノを戻さなくなり、部屋が散らかりやすいのです。)

整理とは区別する事なので、区別する技術や癖が身に付けば整理は自動的に上手くなります。

そのため、整理の上手下手はセンスではなく、訓練すれば誰でも得られるスキルです。

 

例えば、小さなお子様に整理の仕方を教える時もこの方法を使うと効果的です。

例えば、お子様がおもちゃで部屋を散らかしている時に「片付けなさい!」と叱るとします。

怒られた時にはは一瞬押し入れにおもちゃを突っ込みますが、1時間もしないうちに元のように散らかっています。

このようなことが起こる要因として、お子様は「片づける=仕舞い込む」だと勘違いしているのです。

整理の本質を教えずに片付けだけを教え込むのは全く効果がありません。

そこで、机の上でよく使うモノを右側に、ほとんど使わないものを左側に分けさせます。

この時注意しなければならないのは「片付けなさい」と絶対に言ってはいけないということです。

一番大切なことは「区別するスキル」を最初に身に付けさせることです。

そのことにお子様が気付くと、あまり使わないモノ(左側のモノ)は表に出しておく必要が無いという発想が生まれます。

 

整理収納とは「仕舞い込む」ことではなく、「使いやすい状態にする」と定義すると非常に積極的な行動に見えてきます。

整理というのは「要・不要の区別をすること」、そして「使用目的や頻度・場所・時期で区別する」ことなのです。

 

いかがでしたか?

片付けや整理収納もこうして理論立てて考えていくと、ひとつひとつ階段を上がる、もしくは発見する喜びがあるものになり、俄然やる気が湧いてきます。

勿論、効果的な整理収納には「モノの住所を決める」に相応しい場所と区分けも必要です。

取っ手に触れるのが楽しくなるような無垢材収納、自分の住まいやニーズにピッタリ合ったオーダー収納、ひとつの場所で様々な「区別」が可能になる機能性に溢れた収納…。

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