KAGURA OFFICIAL BLOG

オーダー家具は「フルオーダー」と「セミオーダー」でどう違うのか?

2024.4.17

 

 

「家具に合わせる」暮らしから脱却できるのがオーダー家具


 

 

オーダーメイド家具(オーダー家具)とは、注文に応じて製作を行う家具のことです。

一般的な家具は、既に完成されているいわゆる「既製品」のなかから自分の求める用途や好みに一番近いものを選ぶものとなります。

そのような家具選びでは「自宅の間取りやスペースに合った家具が見つからない」「既製品では用途に見合うものが無い」ということもあるでしょう。

少し大袈裟な表現かもしれませんが、これは家具に合わせて生活しているとも言えます。

家具というものは暮らしを便利にするための道具という側面を色濃く持っています。

その家具に「合わせる」毎日というのは、ともすれば便利を感じるのではなく窮屈な思いや逆に不便さなどを感じることにも繋がりかねません。

些細なことかもしれませんが、我慢して使い続けることは少しずつストレスが蓄積されることを意味します。

本来、家具とは生活の道具として使う人の役に立つ存在でなくてはならず、そこにストレスがあることはあまり良いこととは言えません。

その部分を解消することができるのがオーダー家具なのです。

 

オーダー家具には「フルオーダー」と「セミオーダー」がある


 

 

自分の求める事情に応じた家具がなかなか見つからない場合は、オーダーメイドが可能な家具販売店に相談してみましょう。

オーダーメイド品とはご存知のように注文に応じて製作するもののことです。

そして、自分好みのサイズや仕様で製作するオーダー家具の注文は専門の家具販売店に依頼するケースが殆どです。

オーダーメイド家具は、大きく分類すると「フルオーダー(メイド)」と「セミオーダー(メイド)」の2つの注文方法に分類することが出来ます。

「フルオーダー」はその名の通り、すべてが一からのスタートとなる「完全自由設計」となります。

一定のパターンや型が用意されているなかから選択するのが「セミオーダー」です。

自由度が高いのはフルオーダーの方です。

フルオーダーは一から、あるいはゼロベースで作り上げていくため、デザインなども自由度が高く、自分だけのオリジナルなものができあがります。

セミオーダーの場合は、サイズやデザイン、素材などの選択肢が予め用意されたなかから、そこに追加でオプションなども加えて作り上げていきます。

つまり、ある程度の制約があるなかで自分好みのものを選んでいく、もしくは近づけていくイメージです。

家具販売店のなかにはセミオーダーでも非常に多様な選択ができるところもあり、場合によってはその範疇で希望が叶うことも多々あります。

 

希望や事情が反映された「世界に一つのもの」となるフルオーダー


 

 

フルオーダー家具は、別の言い方をすれば「特注家具」となります。

特注=特別注文ですからオーダーを依頼した人の希望や事情、それはその人だけにしか必要のない機能かもしれません。

他の人に使いづらい、あるいは不要な仕様となるかもしれない一方で、その人のニーズは完璧に満たす。

そうした意味でまさしく特別な注文品です

例えば収納家具なら

「自宅の天井高や柱間に隙間なく納まる本棚がつくりたい」

「自分の身長に合わせて、丁度手が掛けやすい高さに扉の取手がある食器棚が欲しい」

「壁のコンセントの位置に合わせて、テレビボードの背面に開口部を作ってほしい」

など、様々な要望を伝えれば、オーダーメイドを扱う家具販売店では、それに応えた家具をデザイン・設計してくれるでしょう。

 

条件次第ではセミオーダーでも満足度は高くなる


 

 

セミオーダー家具は、予め用意されている選択肢の中から、自身の要望に一番近いものを選ぶ注文方法です。

あまり具体的なイメージは無いが、既製品では満足するものが見つからなかったという人にも向いています。

その選択肢は、素材(樹種)であったり、サイズであったり、あるいはデザインなども考えられますが、その選択肢がどの程度用意されているか、その充実度が満足度にも繋がります。

セミオーダー家具のメリットは、デザイン性と価格のバランスが優れているところです。

既定のサイズがあることは製作する側の観点から見るとコストカットにつながり、それはそのまま販売価格に反映されます。

また、「幅」「奥行」「高さ」の組み合わせによって家具などの構造物は成立しますが、その数字の組み合わせは自由であり無数です。

その中から「これがベスト」として世に出しているものがベースになっているので見た目などは非常にバランスの良いものとなります。

そこにいくつかの選択肢を組み合わせることはイメージも沸きやすく、多くの場合間違いが無い選択となりえます。

 

セミオーダーに「一部特注」を加えるという選択肢


 

 

セミオーダーの選択肢に希望するものが無い場合でも、そこにフルオーダーの要素を組み合わせることも可能です。

これは対応できる家具販売店を選びますが、例えばセミオーダー家具のパターン品で問題ないが幅を少しだけ縮めたい、セミオーダー品に自身の事情を踏まえた仕様や部品を装備させたい、といった場合にはそのことで自分仕様の使い勝手良く、愛用できる家具になりえます。

セミオーダー家具に少しだけ変更を加えれば理想の家具になる場合もありますので、諦めないで相談してみてください。

 

オーダー成功の秘訣は経験豊富なスタッフとの密なコミュニケーション


 

 

オーダー家具注文の成功の秘訣は、販売スタッフとのコミュニケーションと意思疎通にあります。

もちろん、対応する販売スタッフの力量も非常に重要ですが、コミュニケーションと意思疎通に不足があった場合、せっかくのオーダー家具がイメージどおりになっていない、あるいは使い勝手が良くないものとなってしまう可能性もあります。

経験や知識が豊富なスタッフであれば、仮にその依頼が顧客からの要望であったとしても敢えてそれを否定することもあり、結果それが使い勝手の良さを生むこともあります。

あるいは自身では考え付かなかったアイディアを出してくれることもあるでしょう。

コストについても本当に必要なものと不要なもの(あるいはあまり使用しなそうな機能)を見極めて無駄のない買い物をサポートしてくれるはずです。

家具の購入は他の買い物に比べ、経験値が少ないことによる失敗が多いものであることはよく言われます。

その失敗を無くす、あるいは少なくするために経験豊富なパートナーを得ることは賢い買い物をするうえでは有効な手段といえます。

 

 

オーダーメイド家具は、オリジナリティの高い、カスタマイズされた家具を求める人にとって非常に有効なものです。

私ども家具蔵も受注生産を行うことで、オーダーメイド製作を承ることができる家具販売店のひとつです。

尚、収納家具でフルオーダー対応はもちろんのこと、セミオーダーでも素材4種類× デザイン500種類=2000種類のバリエーションの中から選ぶ事が出来るようなラインナップをご用意し、そこに部分的なカスタムを付け加えることも可能です。

さまざまな現場を知る経験豊富なスタッフが図面作成や見積もり、3Dパースの作成なども無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。

 

家具蔵の無垢材オーダー収納の詳細はこちらから

 

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (72)
  • [+]2023 (367)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (369)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.