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照明の種類を知って「暮らしやすい」灯りのある暮らしを

2022.8.8

 

空間の雰囲気を手軽に変えることができるインテリアの一つ、照明器具。

引っ越す際に最初から取り付けられていたり、もしくは「なんとなく」で取り付けてしまった、ということもよく聞きます。

明るさを求めるのが最優先であるがゆえに家具など他のインテリアと比べ、どうしても後回しになってしまう印象です。

また、

「おしゃれな照明にしたいけど、暗くて過ごしにくくはないか」

「この部屋にはどんな照明が合うのだろう」

といったご相談もよく伺います。

せっかく素敵な家具を揃えたのであれば、素敵な照明を選び、それをさらに引き立たせましょう。

そこでどんな照明器具があり、どのような場所に適しているのかを見ていきます。

 

シーリングライト


 

 

シーリングとは「天井」を表しており、その名のとおり天井に直接取り付ける照明器具を指します。

天井に取り付けることで高い場所から照らすことができ、効率よく広い範囲を照らすことができます。

中に電球を入れ、薄型のカバーで覆われているものが一般的。

入れる電球の種類によって用途や印象が変わってきます。

どんな用途で何をして過ごす場所なのかを考え、電球を選ぶと良いでしょう。

 

蛍光灯


 

低コストながら寿命が長いことで重宝されています。

大きく分けて3種類あり、用途により使い分けると作業効率があがり、快適に過ごせます。

【電球色】

暖色系でオレンジがかった色味。

目にも優しくリラックスした空間に適しています。

リビングや和室、寝室など向いているといえます。

【昼白色】

太陽の明るさに近い最も自然な明るさなので設置場所を選ばすどんな空間にも合います。

オフィスなどにも取り入れると良いとされています。

【昼光色】

白っぽく青み掛かった最も明るい色です。

青み掛かった色は脳を刺激し、集中力が高まると言われています。

お子様が勉強する空間やキッチンなど作業をする空間に適しています。

また、最近では明るさの調整だけでなく、上記の電球を使い分ける調光効果がついた照明器具もでてきています。

朝は明るい昼光色、夜は落ち着いた電球色など、シーンや気分によって使い分けする事も良いですね。

 

白熱電球


 

 

エジソンが発明したことで知られる白熱電球は、温かみのある色合いが特徴の電球です。

暖色は食事を美味しく見せてくれる色といわれており、ダイニングにもオススメです。

また、温かみのある色はくつろぎの気分にもぴったりです。ゆったりしたチェアを置いた趣味の部屋やベッドルームとも相性が良いでしょう。

 

LED


 

持ちがよく、省エネに適しており、紫外線を含まないため、人にも環境にも良い電球でこれから主流になっていく電球といえます。

発光部を小さく作ることができる利点もあり、器具自体も小型化できます。

 

ダウンライト


 

 

ダウンライトは天井に埋め込みフラットに設置する照明器具です。

埋め込み型でシーリングライトよりすっきりと見せることができます。

下向きに付けられている為ホコリが溜まることを防げるメリットはありますが、下に光が広がるため設置する数や間隔の計画が予め必要となります。

 

ペンダントライト


 

 

コードやチェーンで天井から吊り下げて取り付けるタイプの照明器具です。

デザインや明るさが豊富なため、用途やお好みの雰囲気に合わせ選ぶことができます。

上から吊り下っているので、日常よく通る動線やキッチンなどの作業場では高さや配置の配慮が必要です。

ダイニングテーブルなどの上などに設置するとテーブルに視線が集まり、よりダイニングテーブルが際立ちます。

樹脂などの光沢のある素材では光が反射してしまい、眩しい思いをしながら食事をとらなくてはいけませんが、無垢材テーブルを使っているなら木目もきれいに際立ちますね。

 

ブラケットライト


 

 

壁面に取り付けるタイプの照明器具です。

天井面に照明が取り付けづらい階段や吹き抜け、また、部屋全体を明るく照らすには光源が小さいのでトイレや洗面所など狭い空間、リビングの補助照明に適しています。

目線に近く、デザインも豊富なので絵画を飾る場所を照らしたり、アクセサリーを選ぶ感覚で選ぶとお部屋のインテリアのアクセントになります。

 

スタンドライト


 

 

部屋の隅やデスク、サイドボードの上に置く、置き型タイプの照明器具です。

部屋全体を照らす照明ではなく、部分的に手元を照らしたい読書用や作業の手元用に適しています。高級ホテルのベッドサイドに置かれたナイトテーブルの上には必ずといってもいいほど設置されています。

インテリア性も高い為、部屋のファブリックや家具の雰囲気に合わせて選ぶことでグッとセンスの高い空間になります。

また、リビングとダイニングの間に置くとゆるやかな間仕切りとなり、ひとつの部屋でも気分を切り替えて過ごすことができるでしょう。

さらに観葉植物とあわせて置くことで葉陰が壁に映し出され、自然のアートを飾っているような空間を演出できます。

上からライトを当てたときと下から当てたときにより影の出方が変わりますので壁の広さや家具との位置関係により、試してみるのも楽しいですね。

ソファの上に葉陰がでると森に包まれているような素敵な空間が仕上がります。

設置の際はコンセントから電源を取るため、予めコンセント位置の確認が必要です。

 

毎日の食事やくつろぎはもちろんのこと、家族が集まり団欒を楽しんだり、お子様が勉強したりと住まいの中心となるリビングルームとダイニングルーム。

少し明るさを落としゆったり過ごしたい寝室や趣味の部屋、ポイントが欲しい玄関や洗面所など、そこで何をしたいか、どのように過ごすかにより選ぶ照明は変わってきます。

ライフスタイルや空間に最適な照明を選び、快適な日々を過ごしていきましょう。

 

照明のコーディネートや使い方も参考になる事例集はこちらから

 

 

 

 

 


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