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キッチン選びは何から始める?

2024.4.15

 

 

新築やリノベーション、あるいは住まいのリフォームというものは人生の中でそう多くの機会があるものではありません。

いざその時が来ても何から始めたら良いのか分からないという人は意外と多いのではないでしょうか。

単に引越しをするのと違い、一から決めることも多く、知識も十分でないことで設計事務所やハウスメーカーが提案するものを「なんとなく」決定してしまうことも少なくありません。

キッチンもそのひとつです。

各社それぞれに「推す」機能や仕様も異なり、一方で設備である以上どれを選んでも最低限の満足を得ることはできそうです。

しかし、キッチンはいまや暮らしの中心といっても過言ではありません。

毎日を支える「食」をつくる場であり、対面式キッチンがスタンダードになっていることからキッチンそのものが空間コーディネートの重要な要素となっています。

快適な住まいをつくることになり、同時にキッチンも自身の希望をふまえたものにできるのに「人任せ」「なんとなく」ではあまりにも勿体ない…。

キッチンを居心地よくお気に入りの空間にするためにも、前もって準備をしておくことは決して無駄にはなりません。

今回は、これからキッチンを新しくすることが決まっている人もすぐではないがありえる、という人にも参考にしてもらえるようにキッチン選びの基本の「キ」についてポイントを整理していきます。

 

まずはイメージ作りから


 

 

料理が好きな人はもちろん、自分は片付け担当という人でもキッチンがお気に入りの空間になれば、そこで過ごす時間の豊かさや気分が格段に向上します。

その場をお気に入りの空間とするにはまず自身が「このようにしたい」というイメージを持つことです。

好きな色や素材をまず思い浮かべてみることからイメージを膨らませるのも良いでしょう。

旅行で泊まったホテルの雰囲気や、お気に入りのレストランの内装、好きな映画で観た美しいキッチンなど、イメージ作りの元となるエッセンスは多岐に渡ります。

インテリア雑誌等のキッチンの特集、あるいはシステムキッチンだけでなくオーダーキッチンも含めた各メーカーのホームページでも様々なキッチンイメージを見ることができるので、写真を見てイメージを膨らませるのも効果的です。

SNSはいまや情報収集のツールとしても非常に有用なものですが、そのなかでも非常に多くの事例がアップされています。

その中から自分のイメージに合うものを絞り込んでいくのもひとつの方法です。

またこのような「どこかにいる誰かのキッチン」ではなく、身近な友達や親戚の家のキッチンは直接見せてもらうことができるのはもちろん、実際に使ってみてどうかという話まで聞くことができるので、より信頼できるソースとなるでしょう。

 

今のキッチンを見つめ直す


 

 

キッチンを新しくする機会に恵まれたなら、今使用しているものよりも機能的で素敵なキッチンにしたいと思うのは当然のことです。

理想のキッチンを叶えるためには、まず今のキッチンについての不満点や要望を改めてチェックすることは欠かせません。

あまり深く考えすぎなくても、毎日使っているキッチンであればすぐに5項目くらいは「不満に感じているポイント」が自ずと思い当たるでしょう。

例えば「収納スペースが足りない」「掃除をしても汚れが取れない」「作業スペースが狭い」などは、キッチンの打ち合わせをしていてよく耳にする不満であり改善ポイントです。

このような日頃ストレスに感じているポイントを解消するだけでも、格段に満足感は高くなります。

 

慣れてしまっていて気付かない点も掘り下げる


 

 

また逆に毎日見ているからこそ、それが当たり前になってしまって気がつかないことも実は意外と多いものです。

例えば食器を収納する位置はその代表例と言えます。

お気に入りだからこそ「特別な時に」と奥の方へ収納したままになっている食器は、ともすればずっと使わないものになりえます。

特別な時にはしっかり使うことができるように、そしてお気に入りにものならば普段は見て楽しむことができるように、目の届く位置に収納しておくことでその価値も高まります。

特に食器についてはキッチンの中でも多くの収納場所を必要とするものです。

リフォームや新築までまだ時間にゆとりがあるという場合は一度食器を全て棚から出してみてセットが揃わないカップ&ソーサーや数年間使っていないものなど、まずは不要なものを処分してしまうことをお勧めします。

そうすると、これまで収納が足りないと感じていたのは、実は不要なものがスペースを圧迫していたからということに気づくかもしれません。

収納空間にゆとりが生まれると使う頻度の高い食器をより取りやすい場所に置くこともできるようになります。

普段と収納する位置を変えて暮らしてみることで、また新たな発見にもつながるでしょう。

その他にもキッチンの高さや幅、奥行きなどは普段はあまり意識していない部分です。

あるいは冷蔵庫スペースやキッチンスペースの天井高・キッチンと背面収納の離隔距離なども普段は大きく意識しないまでも都度の作業性を左右するものとなり、改善の余地がありうる事項です。

 

 

イメージ作りと現状の見つめ直しからキッチン作りは始まる

今のキッチンを把握することは新しいキッチンを作る上でとても貴重な情報です。

打ち合わせの際に我々ご提案する側からお客様が意識していない問題点や改善点を伝えることができるのも、こうした情報があってこそ。

また実際にキッチン選びが始まると、あれも良いけどこれも捨て難い…、と色々と迷ってしまうことも出てきます。

そのような時にも現状把握から導き出した改善ポイントの優先順位があることで効率的にキッチン選びを進めることができるはずです。

「イメージ作り」と「現状の見つめ直し」。

キッチン選びはまずここから始めます。

この2点があらかじめできていることで、実際にショールームでキッチンを見るときにも、「イメージに近いのはコレ」とか「この機能は私には不要」というジャッジがスムーズになり、効率的且つ間違いの無いキッチン選びに繋がるのではないでしょうか。

 

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