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一枚板テーブルは長持ちしない、は本当か?

2024.4.23

 

「一枚板テーブルは長持ちしない説」の根拠とは


 

 

一枚板テーブルは言うまでもなく、高樹齢の大木から採り出した一枚の板材をそのままテーブル天板として利用し、脚などを取り付けてテーブルとしたものです。

高価なものであり、一生ものであるというイメージがある一方で「もしかするとすぐに使用に差し支えるようなトラブルがあるかも」という危惧を抱く人もいます。

それはいわゆる「反り・割れ・歪み」といった経年で起こる変形のリスクです。

あるいは手入れの難しさを不安に思うことがあるかもしれません。

これはある意味で間違いではありません。

合板などで製作されたテーブルよりも無垢材は変形のリスクがある素材です。

また、仕上げ塗装の種類によっては他のテーブルで行わなくてよいような手入れを擁する可能性もあります。

しかしこれらは

「正確な技術と手順を用いた確かな製法で加工された一枚板」

を選ぶことによってそのリスクを極限まで軽減させることができます。

一枚板テーブルは然るべき場所でしっかりと選ぶことができれば長い期間、ともすれば何世代にもわたって使用できるものとなります。

 

検討するのは工場直営の専門店で


 

 

永く愛用できる一生ものの一枚板テーブル選びを失敗しないための第一ステップ、それは無垢材のテーブルや家具の扱いに長けている専門店で検討することです。

そのうえで自社工場を持ち、仕入れから販売までを自社で完結している、そのようなところで選ぶのがスタッフの知識量や後々のメンテナンスまでも考えると安心です。

別の業者から仕入れて販売するところが一概にダメということではありませんが、大きな買い物であり、且つ長い期間を使うことが前提のものであればやはり「安心」という要素は重要なポイントです。

さらにはどのような工程で一枚板天板を世に出しているか、そこまで確認すると良いでしょう。

原木で仕入れているのか、もしくはすでに製材されたものを仕入れているのか?

乾燥の工程や期間はいかほどか?

そうしたこともメーカーごとに異なり、そこにクオリティの差が生まれます。

例えば材料を原木の状態で仕入れることは当たり前のことではありません。

その木の状態を見極めることのできる「目利きの技術」が必要になることもその一因です。

その木がどのように成長をしていったのか、また家具として仕立てる際にどの様な木目の表情を出すことができるのか。

目利きにかなった材から作られる一枚板は、木目の流れや耳の形状、またその木の生き様を表すキャラクターマークも含め、一つの作品の様に仕立てられていきます。

当然、いわゆる「良いもの」が手に入る確率も高くなるというものです。

また、家具材にする前に「長期の乾燥を行っているか」も確認しておくべき点です。

世界各地に「銘木」と呼ばれる木があり、それらはどれも一枚板のみならず、家具材として使用されています。

そのどれもがたいへんな量の水分を持ち、また、育ってきた環境もまるで異なります。

そのような木々を一定の条件に均し、長く使用するために欠かせないのが「乾燥」です。

この乾燥にどれだけ時間を掛けているか、またどのような手法が採られているかをしっかりと確認し、明確に回答できる店舗で購入するようにしましょう。

そうすることで変形のリスクを回避でき、また、何かあった際の対応も安心なものとなります。

 

そのサイズは使いやすく、自宅にあっているか?


 

 

 一般的な4人掛け、といわれるサイズである幅135~150センチ程度のテーブル。

しかし、求める過ごし方や空間によって、この適性は大きく変化します。

特に現代でダイニングテーブルに求められる機能は幅広く、そうなるとより大きなサイズが求められることもあります。

当然空間とのバランスもあり、やみくもに大きくしては周囲の回遊や椅子の出し引きが困難になります。

小さすぎても使いにくくなり、部屋の広さに対してアンバランスとなってしまうこともありえます。

さらに言うのであれば合わせる椅子や想定される椅子の数によっても求められるサイズは異なり、座面高によっても「良い高さ」が変わります。

一枚板テーブルはインテリアであり、その美しさを愛でることのできる家具ですが、同時に暮らしのための道具でもあります。

であれば、自分たちの暮らしに適したサイズのものでないと快適な毎日は送ることができません。

せっかくの一枚板テーブルを使う日々の価値も損なってしまいます。

このサイズ選びは意外と奥深く、また、失敗も多いものです。

迷ったら販売店のスタッフに聞くのが一番です。

豊富な知識やスキルを活かして最適なサイズを導き出してくれます。

また、天板を選ぶ楽しさのあまり、見落としがちなのがそもそも自宅のダイニングへの搬入ができるかという点です。

天板と脚が分離できる「ノックダウン構造」であれば、天板のみ・脚のみの移動となることである程度のサイズであれば搬入が難しい、ということは殆どありません。

しかし、狭小住宅の2階などの場合は階段通路も狭くなることから搬入が難しいこともありえます。

また、マンションであっても2100mm以上の場合、エレベーターサイズも含めた事前の確認が必要です。

一枚板を選ぶ際は、搬入についてしっかりと説明をしてくれる店舗であるかどうかも大切です。

 

展示枚数が多い店舗で選ぶ


 

 

そして一枚板選びのポイントで重要なことは、その店舗に多く一枚板が展示されているかどうか。

樹種やサイズ、木目の雰囲気など一枚板を選ぶポイントは多岐にわたります。

多くの天板が置いてあれば、それだけ自分の空間や好みに合う一枚板と出会うことのできる可能性が高まります。

いわゆる「運命の出会い」を果たすのに、必ずしもそうでなければいけないわけではありませんが、確率論として、数が少ないなかで選ぶよりも多くのなかから選ぶほうが妥協なく、納得のいく選び方ができるというものです。

また、多くのものを見ることで、自分自身の好みも違ったものが芽生えてくるかもしれません。

「なんとなく選ぶ」のではなく、自分自身の感性や感覚を確認しながら選ぶためには、やはり多くの板を見ることが近道になるはずです。

 

 

わたしたち家具蔵でも常時、世界中から集めた30を超える種類の銘木をサイズも豊かにご用意して、様々な空間や暮らしのスタイルに合った一枚をご提供しています。

特に「一枚板ギャラリー」では200枚以上のストックを誇る、天板選びに最適の場所となっています。

その一枚板たちはすべて目利きの者が現地まで赴いて細かな観点で原木を選定したものです。

それを製材し、一本ずつ天日の下で「自然乾燥」させながら海外のものでも日本の気候に馴染むようにじっくりと水分を抜いていきます。

含水率(木の中の水分の保有量)が12~13%までになるまで自然乾燥しながら、その間は風通しを良くするための桟棒を挟み、積み重ねて保管されます。

外で光や風にさらされながら、蓄えられた水分を発散することで「動き」の少ない板にして、現代の気密性の高い室内でエアコンや床暖房などにさらされることも想定しながら含水率を6~7%になるまで機械乾燥及び養生を行います。

家具となった後の環境に適応できるよう管理を徹底した一枚一枚は、アフターケアも万全な体制であなたを待っています。

失敗のない一枚板選びのために店舗のスタッフも3Dプランニング、オンラインでのご案内なども駆使して様々な事例をもとにサポートしていきます。

きっと自分の生活スタイル・住宅事情・好みにぴったりの一枚が見つかるはずです。

ご検討の際はお気軽に家具蔵へご相談ください。

 

家具蔵の一枚板ギャラリーへのご案内はこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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