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「付加価値」のある家具の選び方

2023.4.16

 

 

価値あるものを選びたいという願望は、多くの人が持っているものでしょう。

その価値の基準のひとつに販売(購入)価格があります。

高額なものには高い価値を感じやすいですし、価値があるから高額であるともとれます。

一方で低価格でも素晴らしい性能や出自を持っているものもあり、そこからも価格=価値では決してないことがわかります。

もっと言うならば、それそのものに何を感じるかがまさしく価値であり、ある人にとっては何でもないものもあるまたある人にとっては宝物だったりするわけです。

 

 

「付加価値」の定義


 

 

「付加価値」とは、「あるもの(例・商品)が有している価値と、それを生み出す元となったもの(例・原料)の価値との差のことである」とされています。

言い換えればその目的・役割以上の何かを持つということでしょうか。

例えば、美容院などのカットの技術は「付加価値」といえるでしょう。

髪を切る、という目的がある場所ですが、そこに「いかに美しくカットしてもらえたか」「いかに自身が満足したか」は本来の目的を超えた満足を求め得ることができることが価値となります。

そういう意味ではまさしく「付加価値」です。

自動車の購入においてのアフターケアの多寡もそうですし、いわゆる「プレミア」と呼ばれる後々の評価(からの金額的な評価も含)もそうでしょう。

付加価値として感じることは、対象となるものによっても異なるのが一般的です。

 

家具に「付加価値」をつける


 

 

家具は暮らしの道具であり、住まいに置くものであるという前提があります。

その前提をふまえた以上、それをクリアすれば最低限の目的は果たされます。

それにいわゆる付加価値が(意図する・しないは別として)付くのはインテリア性や使い勝手といった部分が想像以上であるという点が挙げられるでしょう。

あるいは想定以上の年数を使用することができた、というのも付加価値ですし、それを使用していたことによるエピソードも大きな付加価値です。

つまり本来の目的である「暮らしの道具」という概念を超えた何かを享受できることが家具の付加価値と言えます。

その「何か」は人それぞれであり、価値基準も異なるでしょう。

「このお店から購入する」「この販売員から購入した」

これらも「付加価値」のひとつですが、あくまでそれは「人ありき」のもの。

家具そのものに付加価値を見出せる家具選びを中心に語る意味でも、私ども家具蔵が扱う「無垢材家具」からの付加価値を考えていきます。

家具蔵が展開する「無着色仕上げの無垢材家具」には様々な観点からの「付加価値」を多々有しています。

 

「経年変化」という付加価値


 

 

無着色仕上げの無垢材家具には、購入後に少しずつ美しくエイジングされていく「経年変化」が生じます。

無垢材家具の魅力は、なんといっても自然の表情をそのまま生かしたナチュラルな質感にあります。

無垢材でつくられた家具であっても、個体差を出さないために敢えて着色を行っている家具は多々あります。

その目的は色合いを揃えることですが、その結果として仮に傷が生じた際には下地となっている元の色が表れ、却って傷みが目立ってしまうことは否めません。

無着色仕上げの無垢材家具は自然のものであるがゆえにパーツごとの色合いが微妙に異なることはありますが、傷みが生じた際にそれがいわゆる「嫌なもの」となることはありません。

削り直しなどの修復が容易になることもメリットと言えます。

そして無着色仕上げならではの「経年変化」を楽しめる点は非常に大きな意味合いがあります。

ここで言う無垢材の経年変化とは「劣化」ではなく「美化」とされます。

時間の経過と共に色味が美しく、味わい深く変化することです。

無着色仕上げの無垢材は経年変化から生じる色合いの変化により、段々と味わいが増すだけでなく、付いてしまった傷なども徐々に周囲とも馴染んでいくため、目立ちにくくなります。

一般的に、家具は使いはじめから段々と劣化していくものですが、無着色仕上げの無垢材家具は、より魅力的にエイジングしていきます。

これが大きな付加価値と言えるのです。

 

環境に配慮した社会的な付加価値


 

 

近年、SDGsという言葉があるように、地球的・世界的な規模で環境への取り組みが一層フォーカスされています。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

長く使い続けることで、資源を有効活用した取り組みを日々行っていることになります。

大げさな言い方かもしれませんが、長く使えるものを選ぶということも実は環境への配慮をしている立派な社会貢献であり、付加価値を擁している、と言えるのではないでしょうか。

 

アフターサービスという付加価値


 

 

長く使う上で、必要不可欠なのは、「購入後のメンテナンス」です。

気に入って購入したものであれば、1日、1年でも長く使いたいと思うはずです。

長年の使用の中でどうしても目立つ傷みが出てしまった、あるいは保護のための塗装が劣化してしまった、高い強度を誇る無垢材だとしても欠損が起きてしまった、というようなことはあり得ます。

そのような意味においては、選ぶ際に材質にも十分こだわる必要があります。

そのような際にしっかりと修繕を掛けることのできる体制が整っている製品を購入することは、万が一の際の安心に繋がります。

私ども家具蔵も工場直営体制のスタイルで店舗を展開しており、茨城県常陸大宮市の製作工場には熟練の職人が多数在籍しています。

オーダーを受けた家具を新規で製作する傍ら、創業70年を数える歴史の中で多くの人に愛されてきた様々な家具を修繕する作業も行っています。

「100年生きた木を使用するのだから100年使用できるものを提供する」という姿勢のもと、愛着の湧いた家具をできるだけ長い期間使用してもらうことができるように万全の体制を敷いています。

 

 

付加価値のあるものを求める傾向は、特に多くのものがある程度出そろい、成熟してきた現代ではある意味求められてしかるべきものかもしれません。

無着色仕上げの無垢材家具にも本来の家具の目的を大きく超えた価値が存在します。

そのような家具をお探しであれば、ぜひ私ども家具蔵各店へお立ち寄りいただけますと幸いです。

 

家具蔵の家具づくりの詳細はこちらから

 

 

 


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