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ダイニングスペースに「ローボード」をお勧めするわけは?

2023.4.11

 

 

住まいの家具配置計画を行う際に最もこだわりたいのは?という質問では多くの人がLDK(リビング・ダイニング・キッチン)」と回答します。

LDKは日常の暮らしにおいて家族が顔を合わせる場所且つ、来客に対応する場所でもあり、いわゆる暮らしの中心の場所となります。

キッチンで料理をつくり、ダイニングで食事を取り、リビングで寛ぐ…。

家の中での過ごし方として、その流れはスタンダードと言って差し支えないものでしょう。

当然そこでは長い時間を過ごすこととなります。

長い時間を過ごすということはそこにあるものを目にし、実際に使う時間も増えるということです。

だからこそ、そこに置く家具の質と家具の配置にこだわる人も多くなります。

 

 

LDKを美しく保つにはダイニングテーブル周辺の「収納」がカギ


 

 

LDKの中でも特に中心、つまり滞留時間が長いのはダイニングスペースです。

本来は食事をとる場所としての役割ですが、それ以外の用途も増え、食前・食後もテーブルで過ごすというスタイルを(意識する・しないは別として)選択する人は増えています。

そのような場所だからこそ使いやすさはもちろんのこと、家族以外の目に触れる場所でもあるので、雑然とならずスッキリと片付いた空間にしたいと思う人も多いでしょう。

そのカギはダイニングテーブル周辺の「収納」にあります。

 

ダイニングスペースの収納家具があることのメリット


 

 

ダイニングスペースにおいて、テーブルの近辺に配置される収納家具は大きな役割を果たします。

理由は単純、テーブル周辺が片付きやすくなるのです。

ダイニングスペースにはテーブルが配置してあり、そこでは日々家族やパートナーが様々な作業を行います。

いまやダイニングテーブルは「食事をする場」ではなく「食事もする場」となっており、そこでは多様な道具を使用するはずです。

それらを整理し、片付けておける場所は作業を行う場所から近い方が容易であり、利便性に直結します。

また、テーブルの近くにはたいていキッチンカウンター(もしくはそれと同等のもの)が存在します。

そのどちらも帰宅時などの回遊動線において「丁度良いところ」に「丁度良い高さ」の「適当な大きさ」がある場所となり、そうした場所にはついつい物を置いてしまいがちです。

そうしたものが積み重なり、スペースを占有し、見栄えを悪くさせるばかりか、いざという時に必要なものが見つからないといった不便さを引き起こします。

そのような諸々の問題を解決させることができるテーブル周辺の収納は、住まいを快適に美しく保つために必要不可欠ともいえるのです。

 

テーブル周辺の収納家具にはローボードがお勧め


 

 

実際にテーブル周辺に収納家具を配置するとして、どのようなものを置くべきか。

それはニーズや住まいの状況によっても変わります。

お皿を並べて飾る食器棚を置く人もいるでしょうし、本棚を壁一面に置くような人もいるでしょう。

ここでお勧めしたいのはサイドボード、ローボードと呼称されるようないわゆる「リビングボード」、つまり腰高の収納家具です。

インテリア雑誌やWEB情報などを見てもいわゆるローボードと言われるような腰高収納がダイニングテーブルの背面やカウンター下に配置しているのを多く目にします。

一般的に高さ80cm~90cm位までの収納家具であり、この高さであることのメリットも多々生まれます。

 

空間を美しく演出できるローボード


 

 

ローボードの役割は収納に限りません。

高さ80~90cmのローボードをテーブル後方に配置した場合、その天板上は椅子に座った状態でちょうど真っすぐ視線が向かう高さになります。

これはいわゆる「飾る場所」として最適であり、植物、家族の思い出の品や写真、季節のものを飾ることで空間を演出することができます。

また、演出できるのは天板上だけに留まらず、その上の壁に絵を飾ったり鏡を置くことで更に空間を広く、明るくすることも出来ます。

高さが無いことで空間への圧迫感も抑えられながら重心が生まれ、奥行も出て部屋自体も広く感じることができます。

ローボードがあることでそれ自体が空間を美しく演出してくれるものとなります。

 

ローボードはどのような仕様のものが良いのか?


 

 

一言でローボード(あるいはそれに準ずるもの)といっても、そのデザインや仕様も多様です。

引出しの数や位置、扉の開閉方法、それぞれの有無などで使い勝手や収納性も変わり、それ自体は個々のニーズによって何が良いか悪いかも変化します。

ここで一つ基準となる仕様を挙げるならば「引き出し+扉」の組み合わせです。

腰の位置に引き出しがあり、その下に扉を配した仕様はいわばよく見る「スタンダード」ではありますが、それには相応の理由があるのです。

例えばダイニングテーブルで作業を行う際のタブレットや文房具を収納ができる、家族それぞれ、あるいは皆で使うものを個別に収納しておける引き出しは足元よりも腰の近くにある方が物の出し入れや内部の確認に便利です。

カトラリーやや衛生用品などもこの場所で良いかもしれません。

扉部分はある程度のサイズが出るものを収納する場所です。

書籍や高さのあるグラスやボトル以外にもカゴを活用した収納や住まい関係の書類をまとめたファイルなどを収納しておき、何がどこにあるかを家族全員が把握しておくような活用も可能です。

 

 

「ものを出して、使って、片付ける」

そのスペースは近くに集約していることで都度の動作も楽になります。

逆にそれらが離れてしまうことで作業は非効率となり、散らかった片付かない空間となることもありえます。

適切な仕様のローボードが一台テーブル周辺にあることで快適な空間が維持できるのです。

私ども家具蔵でも無着色仕上げの無垢材ローボードが多数ラインナップされています。

多彩な仕様をセミオーダー・フルオーダー双方でナラ、メープル、チェリー、ウォールナットの4樹種から専門スタッフが使い方と見せ方の両面で素敵なローボードをご提案させて頂きます。

 

家具蔵の無垢材ローボード(リビングボード)のラインナップはこちらから

 

 

 

 

 

 


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