KAGURA OFFICIAL BLOG

家具選びに床材の色や素材は重要か

2023.2.5

 

 

床材の色や素材はインテリアの要ともいわれています。

なぜなら、空間の「見える部分」の大半を占め、色や素材によってその空間自体が「明るく見えて開放感を感じる」「重厚感を感じる」「高級感を感じる」「あたたかみを感じる」など、空間そのものの大枠のイメージが決まるためです。

また、その上に配置する家具と床部は直接的に関係するため、家具選びには床材の色や素材はとても重要な要素となるのが定説です。

 

 

色合いによるフローリングの主な分類


 

 

住まいにおける床材の種類はフローリング・クッションフロア・タイル・石・畳…、など様々な素材が存在します。

現代において、床材の主流はフローリングです。

フローリングには、単層の木材で仕上げた「無垢材フローリング」と合板や集成材の表面に薄い天然木を張った「複合フローリング」の2種類があり、分譲住宅や賃貸住宅でも広く取り入れられ、各メーカーでも予算や好みに応じて豊富なバリエーションを取り揃えています。

フローリングを色味で分類した場合、大きく分けて以下の4種類に分類することができます。

●白・ナチュラル系の明るいフローリング

●茶・ブラウン系の中間色のフローリング

●黒・ダーク系の濃いフローリング

●赤・ピンク系の赤系のフローリング

 

白・ナチュラル系の明るめのフローリング


 

 

このようなフローリングは現在の住まいで、一般的な床材の中で最も多いものかもしれません。

カラーコーディネートとしては、様々なものと合わせやすいのが特徴であり、床色と同系色の家具の組み合わせは、人気の高いナチュラルコーディネートです。

反対に濃い色の家具を置いてコントラストを出してみるのもいいでしょう。

 

茶・ブラウン系の中間色のフローリング


 

 

中間色のフローリングの最大の特徴は、多様なインテリアイメージに合わせやすく、暗い色の家具や明るい色の家具、その他どのような色のインテリアエレメントを選んでもまとまりが出ます。

ナラ材やハードメープル材などのナチュラル系の家具を合わせると、お部屋の印象もぱっと明るい印象になります。

床色と同色の家具を中心にまとめたコーディネートは、お部屋全体に統一感が生まれ、飽きの来ない空間づくりができます。

 

黒・ダーク系の濃いフローリング


 

 

濃い(黒・ダーク系)のフローリングは高級感や重厚感があり、シックでモダンな印象を与え、ホテルライクな空間を演出してくれます。

そこにウォールナット材などの色の濃い家具を置くと、濃い色同士で合わせることで空間としての統一美が生まれます。

 

赤・ピンク系のフローリング


 

 

赤味系(赤・ピンク系)の床材は、なんといっても工業製品には出せない色・表情が魅力です。

この特徴的なフローリングに暖色同士の家具を合わせてみるのもおすすめです。

特徴のある色同士の組み合わせは、重厚感のあるインテリアを演出します。

 

無垢材家具という選択肢はコーディネートの幅を広げる


 

 

このような床材や床の色によって、どのような色合いの家具を合わせるかという点は空間全体の見え方やそこで感じる印象を変え、それぞれに相性というものもあります。

インテリアづくりにはルールは無いのですが、やはり「セオリー」というものはあり、それに沿ったもので構成することは違和感の無い空間づくりを作り上げることにもなります。

そのうえでそれにとらわれすぎることは本当に自身の好きなものを選ぶことができなくなるかもしれないジレンマを抱えることになるかもしれません。

そこで無着色仕上げの無垢材家具を選ぶことで床材に縛られない家具選びが可能になるかもしれません。

 

無着色仕上げの無垢材家具が作り上げる多様性と自由度


 

 

無垢材家具と言っても多々ありますが、床材に縛られない家具選びが可能になるのはあくまで「無着色仕上げ」であることが条件です。

木材には本来様々な色彩があり、無着色仕上げの無垢材家具は木の種類を選ぶことが家具の色合いを選ぶことにもつながります。

そのうえで無垢材のような自然素材は様々な色合いが入り混じり、私たちの目に「そのように」見えているものであり、その結果として「何色」と表現しているにすぎません。

様々な色彩を持っているということはどのような空間にも合うということでもあります。

また、無着色仕上げの無垢材家具は経年で色合いの変化を生じ、徐々にその色合いを変えていきます。

つまり「何色」と明確に表現することはできず、それが逆にコーディネートの多様性や自由度を高めるのです。

無着色仕上げの無垢材家具はどのような色の床材にも、そして内装材でも自然に溶け込み、自身が本当に好きな樹種、色合いのもので空間を作り上げることが可能なのです。

 

 

家具を選ぶ際、床の色や素材はその空間のイメージを決めるとても大切な要素となりますが、それが無着色仕上げの無垢材家具であれば必ずしもセオリーに沿うことはありません。

無着色仕上げの無垢材家具は、どのような空間にも調和するとても魅力あふれる素材です。

私ども家具蔵でもその際の家具選びのお手伝いができるよう、3Dを駆使したシミュレーションや、プランニングなど無料で行っております。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

家具蔵の無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (73)
  • [+]2023 (367)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (369)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.