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オーダー家具でローテーブルをもっと自由に

2021.12.20

 

 

リビングの中心にあるローテーブル


 

 

現在の日本の住まいはキッチン・ダイニング・リビングと3つの空間が1つに繋がる間取りが一般的です。

それぞれのスペースで主に飲食のために使用する家具として、ダイニングにはダイニングテーブル、リビングにはローテーブルを置く家庭が大半でしょう。

 

 

様々な呼び名のあるローテーブル


 

 

リビングに置くテーブルはローテーブルの他、センターテーブル、リビングテーブル、コーヒーテーブル、座卓、ソファテーブルなど主な使い方により様々な名称のものがあります。

これらのテーブルはソファの前に配置され、飲み物やリモコン、読みかけの書物を置いたりする比較的自由度の高いテーブルです。

用途が違えば、サイズやデザインも異なって然り。

ライフスタイルに合うものを選べば汎用性も広がり、心地よいリビングライフが叶います。

既製品のローテーブルが自分のライフスタイルに合わない場合はオーダーすることもひとつの手です。

それではローテーブルをオーダーする場合、どこをポイントにすればよいのでしょうか。

 

ローテーブルのサイズ選び


 

 

日本では昔から床座での生活が長く続いてきました。

また近年では床暖房が備わっているリビングも増えてきており、低い位置で過ごすライフスタイルもあらためて人気が出てきています。

一人あたりの食事をとる際に必要なスペースは横600mm(肩幅に両腕を置いた横幅)×奥行400mm(腕を伸ばして届く可動域)と言われており、横並びに2人が座る場合は幅(W)1200mmが必要になります。

また、奥行方向にも人が座り、テーブルを囲む場合は奥行(D)800mmが必要です。

ただし、リビングで食事をする場合はテレビを正面にして座る場合が大半ではないでしょうか。

ぐるりと囲んで毎日食事をするならD800mmが望ましいですが、そうではない場合W1200mmのテーブルなら奥行はD700mm程度で十分だと言えます。

 

ローテーブルで「食事をする」場合の高さは350mm前後


 

 

ローテーブルを座卓として食事をする場合、天板の高さは350㎜前後が良いと言われています。

テーブルが高い場合、肘を上に上げた姿勢で食事をすることとなり、これでは食べにくく、疲れてしまいます。

また、床暖房で直接床に座る人もいれば、座布団を敷くという人もいるでしょう。

既製品では家具のサイズに自分の姿勢を合わせなければなりませんが、オーダーなら自分好みの高さで作ることができます。

高さの好みは個人差があるので、実際に体感して選ぶことをお勧めします。

 

ローテ―ブルで「食事をしない」場合の高さは?


 

海外の場合(特にアメリカやヨーロッパ)、室内でも土足での暮らしが中心で床に座る文化が無い地域が多いため、総高がやや高めのテーブルが多くあります。

日本ではソファに座って使うテーブルをソファテーブル、コーヒーテーブルと呼んでいます。

ソファの前、リビングの中央にセンターテーブルとして置くのではなく、ソファの横に置いたり、ソファに差し込んで使用するものが主流となっています。

サイズも食事スペースを必要としない分、リビングテーブルや座卓に比べ小ぶりです。

ソファテーブルは一般的なローテーブルよりやや高めでおおよそ高さ(H)500mm前後のものが多くみられます。

この高さならソファに座った姿勢のまま、かがむことなく飲み物やリモコンを取ることができます。

私ども家具蔵でも差込型のソファテーブルをご用意しており、人気の高い商品です。

ソファに差し込むことで肘置き代わりにもなり、映画館のように自然な体勢のまま飲食も可能で、快適に過ごすことができます。

また、ソファの前の動線がすっきりするので、空間を広く見せる効果もあります。

食事より作業を優先する場合はやや高め(55㎝程度)に設定することでリビングでのPC作業も快適に行うことが可能です。

今までは床に座って行っていたPC作業を、ソファに座りくつろぎながら、カフェにいるかのように快適に行うことも叶います。

 

ローテーブルを無垢材でオーダーする


 

 

オーダー家具の場合、サイズや仕様を自分に合ったスペックで作ること以外に、素材も選ぶことができます。

例えば定番である木製のローテーブル。

既製品の場合、色を着色して補正した「ナチュラル」「ダークブラウン」くらいしか選択肢はありません。

明るいか暗いか、といった極端な選択肢にどこか納得のいかないまま購入に至った経験を持っている人もいるかもしれません。

無垢材無着色のオーダー家具なら樹種を好みで選ぶことも可能です。

木はその樹種や個体によって、1つ1つ色合いや木目の表情も異なります。

既製品の限られたイメージではなく、個性を持った素材感を楽しむことができると同時に、いわゆる「本物の木」ですから自然材の良さも存分に享受できます。

また、無着色で仕上げた無垢材の家具は経年変化により色合いも変わっていきます。

使い勝手の心地よさだけでなく、長く使うことができる、使うごとに味わいが出る楽しみがある、そうなるとオーダーで作る意味合いも大きくなってくることでしょう。

 

 

家具選びにおいては大きさ、高さ、色合い等、今まではどこか妥協することが当たり前で、家具に合わせて日々過ごしていたかもしれません。

しかし、自分仕様にオーダーした家具であればより心地よく、長く大切に使うことができます。

毎日目にし、使うものであれば、心地よく使用でき、愛着が持てるものを選ぶ方が良いはずです。

家具蔵では厳選した無垢材を無着色で仕上げる家具作りを長年行っています。

それらはすべてご注文いただいてから製作するオーダー家具です。

使う人数や用途によって、適切なサイズやデザインを多数取り揃えご案内します。

いつでもお気軽にご相談ください。

 

家具蔵の無垢材ローテーブルのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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