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ウォールナットの「色」が人気の理由とは

2021.6.20

 

 

数ある木材、そして無垢材の中でも「ウォールナット材」の人気は非常に高く、突出しているといっても過言ではありません。

自動車で有名なロールスロイスは、その華やかさや性能への信頼性から高級車の代表格となっています。

ウォールナットが「家具材のロールスロイス」と呼ばれるのは、素材としての有用性からくる信頼性は勿論のこと、ウォールナットが持つ高級感・美しさもその大きな理由です。

このウォールナットが持つ高級感や美しさ、それはひとえにその「色」に大きく由来します。

 

 

ウォールナットの持つ「色彩」の魅力


 

 

ここでいう「ウォールナット」とは北米産の「アメリカンブラックウォールナット」です。

数あるクルミの木の中でも最高峰と言われるこの樹種は、例えばヨーロッパに分布するものと較べてもその色味は濃く、着色料が現代程豊かではなかった中世から、高級材として主に富裕層に親しまれてきました。

その色合いは「濃茶色」と一言で言ってしまうのは勿体ないほどじつに入り組んでいます。

色相学的には紫ともいわれる要素も織り交ぜ、濃淡合わさった、じつに豊かなグラデーションをその表面にたたえているのがウォールナットなのです。

 

「色の効果」から見るウォールナット


 

 

まず、「ブラックウォールナット」というくらいですから、その色合いはまさしく「黒(っぽいもの)」です。

インテリア的な「効果」から言えば、どんな内装にも馴染み、落ち着きや風格のある空間を演出してくれます。

また、その濃い色で全体をまとめても良いですし、チェアやソファのアームなど一部でアクセントとして使用しても空間全体を引き締めてくれる、そんな効果も期待できます。

一方で、その色合いが「人に与える影響」も見逃せません。

ウォールナットに含まれる紫の要素にはヒーリングの効果があります。

紫は赤と青の混合色です。

赤は精神状態を高め、青は鎮静させる効果を持ちます。

この2つが合わさることで、紫には精神状態のバランスを取り安定させると作用が働きます。

相乗効果として血圧や脈拍の安定化・落ち着きを与える効果があるとされているのが紫という色です。

ダークな色合いから「落ち着きを感じる」ということはもちろん、ウォールナット材にそういった効果があるのはそうした「根拠」があるためです。

 

 

コーディネートの多様性


 

 

カラーコーディネートは「この色とこの色の関係は××だからこう映る」というものです。

無垢材も無着色とはいえ少なからず色を持っているので、こうした論理は当てはまります。

しかし、ウォールナットに限らず自然材は様々な色素が相まって「そのように見えている」ものです。

つまり、厳密なカラーコーディネートの世界から少し外れた選び方も可能です。

まして、ウォールナットは豊かな色合いが入り混じったグラデーションが魅力的な素材。

この豊かな色合い=色素が多いということは、単純なカラーコーディネートにとらわれない、幅広い空間コーディネートを可能とします。

つまり、ウォールナットにこれを合わせてはいけない、といったものは無いのです。

また、自然材の持つ色味は単純に「黒×白」「茶×赤」といった記号的なものとはまた違うもの。

経年変化によって徐々に明るくなっていく色合いは木目を際立たせ、その表面により奥行感をもたらします。

単なる色の組み合わせとはまた異なった、柔らかく、温かみを持った空間となるのです。

 

経年変化による色合い


 

 

ここで「経年変化」という言葉が出ました。

読んで字のごとし、年を経るごとに起こる変化のことで、ここでは「色の変化」をさします。

無着色の木材はすべからずこうした「色の変化」が起こるのが常であり、また魅力です。

ウォールナット材のそれは、時間の経過や紫外線の影響によってその色を徐々に明るくする、というもの。

ウォールナットの場合は、紫外線を吸収し内部に含まれるタンニンが酸化することで変化を及ぼします。

そうすることで水墨画を思わせるような流麗な木目も際立つようになり、その木目がウォールナットの魅力や空間での見え方をさらに高めるものとなるのです。

内装が黒や茶といった落ち着いた空間にウォールナットを合わせることで全体に暗くなりすぎはしないか、そう危惧する人もいます。

しかし、こうして色合いが変化することでそういったことには陥らず、もともと持っているグラデーションや木目も空間に変化を与えるのに一役買ってくれるはずですのでご安心ください。

使い始めから徐々に色合いを変えていくことで長く使用していくうえでの楽しみも増えます。

また、ウォールナットはチェリーなどと並んでその色の変化が「わかりやすい」材です。

時間とともに劣化するものがほとんどであるなか、良さを増していく「美化」「良化」を味わうことができるのが無着色で仕上げる無垢材の魅力です。

そのなかでもその魅力を存分に味わうことができるのも、ウォールナットの人気の理由の一つでしょう。

 

単純な「色」で言えば両辺に入る「白太(しらた)」とのコントラストや、少し目線を拡げると独特の「杢」もまた魅力的なウォールナット。

それらの魅力を十二分に味わうためにはいわゆる「そのような色」に着色した、あるいは印刷したものではやはり物足りないはずです。

原木で仕入れた良材を選りすぐったものだけで仕上げる無着色のウォールナット材であれば、本来の魅力を味わいながら長く愛用することができます。

無垢材無着色のウォールナット家具、家具蔵各店でもご覧いただけますのでいつでもお越しください。

 

家具蔵の無垢材ウォールナットの家具がある暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 

 

 


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