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無垢材家具が使う「楽しみ」と「幸せ」をもたらす理由とは

2024.1.17

 

 

使う楽しみと幸せを得ることができる無垢材


 

 

住空間におけるインテリアを検討する際に重視される要素は多々あります。

機能性の高さやデザイン(見た目)の良さは非常に重要なポイントでしょう。

しかし、実際に家具やインテリアを選ぶ際に重視したい要素は他にもあり、意外と見落としがちでもありますが「心身に与える効果」は軽視できません。

よく知られるのは「色」です。

視認する色によってその印象が変わり、感情面などにも影響を受けることが数々の実験から明らかになっています。

その他にも「材質」、例えば木材や石・ガラス・金属・プラスチックなどの素材の違いが、心理的な面で居住空間の居心地を大きく左右するものとして知られています。

特に木材が持つ独特の質感や雰囲気は、「やすらぎ」や「落ち着き」といったポジティブな心理的イメージに繋がり、健康面でも大きな効果があることが分かっています。

住まいにおいても、建具やフローリング、家具などに多くの「木を使用したもの」が使われています。

それは材料としての万能性もさることながら、木材が持っている様々な要素が一日の大半の時間を過ごす家に相応しいからです。

そのなかで純然たる「木」そのものであると言ってよい無垢材は、木材の恩恵を最大限享受できる素材と言えます。

それは数々の身体的・精神的メリットの他に「使う楽しみと幸せ」を得ることができる素材でもあるからです。

 

無垢材家具の特徴が楽しみと幸せを連れてくる


 

 

無垢材家具の特徴は、素材が純粋に「木」そのものなので、長く使っていけばいくほど表面に風合いが出てくる点にあります。

木の色に深みがでてきたり、逆に色が少し褪せたりと独特の風合いが出てくる無垢材家具ならではの特徴は、仮に傷などが生まれてもそれ自体が風合いになり、あるいは思い出になる点でまさに無垢材家具の「使う楽しみ」の最大のものと言えます。

もともと頑強性に優れた材料なので一度購入したら長く使用でき、それこそ何十年というスパンで使い続けることができる点も「使う楽しみ」に繋がるはずです。

例えば、テーブルであればお子さんは小さいうちに傷をつけてしまうのはある意味で当たり前のことであり、大人でもそれは起こりえます。

傷がついても直すことができる、と分かっていれば傷が発生した際のストレスは軽減され毎日気持ちよく過ごすことができます。

大袈裟な話ではなく、家族関係がより良くなることにもつながります。

それは「使う幸せ」に繋がるでしょう。

そのようなものを使っているという安心感や所有している喜びも、より豊かな暮らしを楽しむきっかけとなります。

 

心地よさを感じることができる幸せ


 

 

さらに「使う幸せ」に視点をさらに向けてみるとそこに「心地よさ」があることがわかります。

その心地よさは身体的なものと精神的なもの双方で感じ取ることができます。

無垢材は人の目には刺激が強い紫外線を吸収する働きがあります。

紫外線は眩しさや眼精疲労を引き起こすのですが、無垢材はコンクリートや金属など他の素材に比べて紫外線の反射率が低いので、無垢材を反射して目に入ってくる光はやわらかくやさしいものになるのです。

また、天然の木の表面にある細かい凹凸は光を散乱することで一方向への反射が弱まるので、無垢材を使った床や家具が多い空間ではまぶしさが減り目に対する負担も軽くなるのです。

 

快適に過ごすことができるという楽しみと幸せ


 

 

高い断熱性や調湿効果も見逃せません。

無垢材は湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出するため、一年中快適な空間を生み出します。

無垢材を使用することで夏は涼しく、冬は暖かいという居住環境を生み出すことができます。

この優れた断熱性は、合板や集成材では実現が難しいものです。

夏の冷房、冬の暖房と電気代の節約にも一役かってくれます。

また、無垢材には、自然素材特有の湿度を一定に保とうとする「調湿効果」があります。

住宅に木を使えば室内の湿度を一定に保つ効果により快適に過ごすことができるというわけです。

 

心身ともにあたたかさを感じることができる理由は


 

 

あるいはよく無垢材をはじめとした木製品は「あたたかみがある」と表現されますが、これは物理的にも実証されています。

無垢材は他の素材と比べると熱伝導率が低いという特徴があります。

コンクリートと比べると無垢材は約13倍、漆喰と比べると約6倍熱伝導率が低く、接する人体から熱が逃げないため、実際に「あたたかい」素材と言えるのです。

心理的な面で言えば無垢材がふんだんに使われた部屋で「あたたかい」印象を持つのは、暖色系が基調になっているためです。

人は、目から入った色情報が頭の中で体験や知識と結びつくことで、見た物に物理的な温度がなくてもあたたかさを感じたり冷たさを感じたりします。

紫、青、水色は冷たく、赤、橙、黄色などは暖かく感じる傾向にあります。

紫、青、水色を寒色系、橙、黄色などを暖色系と呼びます。

木材は、この暖色系の色素を多く含むことで、目から入る情報だけでもあたたかさを感じることができるのです。

 

 

このように無垢材家具は、普段の生活の中で一緒にいたり使ったりすることで、暮らしに良い影響を及ぼしてくれます。

それは家具を使うという日常の中ではいわば当たり前に行われていることで知らず知らずのうちに得ることができる「使う楽しみ」「使う幸せ」と同義です。

様々なことがある日常ではほんの少しのことかもしれませんが、その積み重ねが「豊かな暮らし」を育みます。

家具蔵の無垢材家具で「何気ない幸せ」を感じてみていただければ幸いです。

 

家具蔵の無垢材家具のある暮らしの風景はこちらから

 

 

 

 


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