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今、人気の一枚板の樹種とは

2020.11.7

 

 

素晴らしい家具は世の中にたくさんありますが、やはり原木からそのまま一枚の板を削りだす「一枚板テーブル」の存在感に勝る家具は他にはありません。
世界でただ一つしかない木目・色・形をそのまま家具にしていますので、やはり群を抜く存在感があります。

しかもテーブルにできるような幅=大きな直径を持つ原木になるまでゆうに100年以上、切り出してからもまた何年も掛けて「一枚板」に仕上げています。

継ぎ目のない木目ひとつひとつに永い年月とロマンが込められ、いつかは誰もが欲しくなるといっても過言ではない、憧れの「一枚板テーブル」。

一枚板にはたくさんの樹種がありますが、今まで聞いたことが無いような木の名前が並んでいて正直なところどれにしたら良いのかわかりにくい、と思った事はありませんか?

他の人はどんな「一枚板」を選んでいるのだろう?どんな「一枚板」が人気なのか?

今回は最人気の樹種と、赤丸急上昇中の樹種の2つから見ていきます。

 

 

落ち着きある空間を演出してくれるウォールナット


一枚板のみならず、家具材としてもたいへんな人気を誇るのが「ウォールナット」です。

特に北米原産の「アメリカンブラックウォールナット」は200を超えるクルミの木の仲間のなかでも最高峰に数えられ、その独特の風合いや木肌の美しさなどから、世界屈指の銘木に数えられています。

クルミの実は、直接食用に使用されたり、またはオイルやバターなどに加工されたりと、私たちの生活にも大変馴染みの深い木ですが、その高級感溢れる何層ものグラデーションを持つ深い色素は「家具材のロールスロイス」とも呼ばれています。

チェアやテーブル、キャビネットといった家具のほかにも高級車のウッドパネルなどにも使用され、人々の憧れの的となっています。

日本だけではなく世界的に人気が高く、希少性も相まって多くの人の「憧れ」の存在といえるでしょう。

なぜ数ある樹種、一枚板の中でウォールナットに人気が集中するのか。

ウォールナットの色素は落ち着きのある深い茶色のほか、時に黒紫色、赤紫色といった色素が複雑に絡み合っています。

それが美しいグラデーションとなって平面的ではなく深い奥行を感じさせてくれます。

また、自然の耳が付いたテーブルには板の外側に白太(しらた)と呼ばれる白みがかった辺材が現れます。

ウォールナット本来の黒といっても過言ではない色合いと白太との独特で魅力的な色のコントラストは、このウォールナットの魅力をさらに高めるものとなっています。

ウォールナット材は、経年変化で徐々に黒味、紫味が抜けてまろやかな色味に変化していきます。

その変化の理由は紫外線による影響が大きく、紫外線を吸収することでウォールナットの中に含まれるタンニンが酸化し、赤褐色を経由して黄味がかった明るい茶褐色へ変化します。

太陽光が降り注ぐ場所では、その変化が早く、大きく現れます。

無垢材の最大の魅力ともいえるこの変化は無着色で仕上げたものでのみ楽しむことができるものです。

色だけでなく、木肌の感触も使い込むことにより変わってきます。

初めは少しザラザラとした手触りですが、日々の暮らしの中で手で触っていくごとに磨かれ、徐々になめらかになっていきます。

これらの変化が暮らしの中で「ともに暮らす感覚」や「育てている感覚」が味わえるのも人気の要因ではないでしょうか。

様々な種類の木の中でもウォールナットの人気が高いのは深い色味とその変化が楽しめる、というのが大きな理由です。

人は年を重ねていくと色の好みは明るさではなく落ち着きを求める傾向があるようです。

毎日見て、触れて使用する家具という存在。

その毎日のパートナーとして、ウォールナットの人気は不動のものになっているように感じます。

 

個性的でありながら高級感漂うサペリ


現在、数多ある樹種のなかで人気急上昇中なのが「サペリ」です。

サペリ材の故郷は日本から遠く離れたアフリカ大陸の西アフリカ・ガーナ・ナイジェリアなど、かつてはヨーロッパの列強の影響が色濃かった地域が原産です。

あまり耳馴染みが無い名前かもしれませんが、そのこともあって、かの地ではいわゆる「超メジャー」な樹種とヒケをとらない地位を確立しています。

世界を代表する銘木に「マホガニー」がありますが、サペリはこのマホガニーに色合いが似ていることから注目され、床材や楽器、そして家具材と幅広い分野で使用されるようになりました。

そんなサペリ材が国内でもにわかに注目を浴びてきています。

サペリは多くの巨木を生み出す熱帯雨林の深い森の中で育ちます。

日本のような四季は無く、雨季と乾季という非常に過酷な季節を繰り返す中、年間降水量が約2,000ミリを超える環境で長い年月を過ごします。

大きく育つ個体は、高さが約40メートルから60メートル、幹の直径が1メートルから1.5メートルほどの大木になり、樹冠(樹木の上部で葉が茂っている部分)も20メートルにも及びます。

サペリ材の魅力に成長による過程で生まれた「リボン杢」や「縮み杢」、「泡杢」など趣のある杢目が現れることがあります。

その中でも帯状の濃淡が特徴の「リボン杢」は別名「交差杢理」といって、柾目部分にきらきらと輝く縞模様が美しく、これが最大の魅力ではないでしょうか。

この交差杢理は、木が成長する際にゆっくりと時間をかけ左右に旋回することで、木の繊維が交差して生まれたもの。

その木の繊維が交差したところに、様々な角度で自然光や照明の光が当たることで、リボンのようにきらきらと輝く縞模様が浮かび上がってくるのです。

サペリの色合いは作りたてのやや軽さもある赤褐色から始まり、時の経過とともに色も濃くなり深みを増します。

ウォールナットのように落ち着きがあり、そのうえで華やかな存在感。

空間を選ばないコーディネート性も大きな魅力です。

数々の理由から好条件の一枚板でも価格が抑えめであることも、たくさんの人の耳目を集める理由でしょう。

 

いかがでしたか?

インターネットなどで多くの方が個々に知識を身に付けることが可能になった現代では、好みや求める基準も本当に様々となっています。

そのなかで自宅に最も合う一枚を、と考えるときに「普遍性」という要素は意外と欠かせないもの。

そうした要素も加味した際に、上に挙げた2つの樹種はそれぞれに、様々な嗜好や要望にうまくマッチすることから不変の人気や急上昇する高い人気を誇るのではないでしょうか。

一枚板テーブルには、単に道具としてだけではなく、視覚でも楽しめる「芸術品」のような感覚も潜在的に持ち合わせています。

様々な観点で楽しむことができ、一生モノとなる一枚板天板。

家具蔵では上記2樹種のものもサイズなども豊富に各店に取り揃えがございます。

また、それ以外にも常時30を超える樹種をラインナップ。

この道の専門スタッフが丁寧にご案内しながら、その人にとって「最高の」一枚をご案内します。

お問い合わせから、販売、アフターフォローまで、お客様の一枚板選びをサポートします。

 

ウォールナットの一枚板天板の詳細はこちらから

 

サペリの一枚板天板の詳細はこちらから

 

 

 

 


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