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無垢材の木目がつくる癒し効果とは

2019.11.24

無垢材とは原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。

それを使用して製作した家具は「無垢材家具」とカテゴライズされます。

乾燥・加工には時間と手間がかかり、熟練の職人の技術があってこそ、その本当の良さを得ることができます。

それとは異なる、いわゆる「よく見る木の家具」は「木質系の加工材料」というものでしょう。

例えば木質系加工材の代表である「合板」はベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したもののことです。

その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品を総称して「木質系の…」と呼称します。

これらは大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。

同じ「木の家具」でもこうした違いがあるのです。

 

無垢材を使用して得るリラックス効果


無垢材には天然素材が持つ様々なメリットが詰まっています。

住宅や家具の素材としてたいへん高い人気を誇ります。

そんな無垢材の魅力のひとつとして「木目」が挙げられます。

無垢材は単一の樹木から切り出すという性質上、合板や集成材では味わえない天然のもの本来の木目が現れるのです。

そしてその天然由来の木目には、暮らしに癒しをもたらすリラックス効果が期待出来ます。

 

無垢材は目に優しい


住まいの空間は日常生活の中で太陽光や照明などの光源から常に光を浴びています。

照射された光は家具や住宅の素材に反射する事でも人の目に届きますが、この反射率が高いと無意識のうちに目が疲れてしまうのです。

光の波長の中でこうした目の疲れの原因になるのは、主に紫外線であると言われています。

そして、金属やコンクリートに比べて木材は紫外線の反射率が低い素材なのです。

紫外線は可視光線よりも波長が短い不可視光線ですが、木材は紫外線以降の可視光線に関しては比較的良好な反射率を誇っています。

木材の表面には目に見えない凹凸が広がっており、この表面の凹凸が程よく光を反射してくれるのです。

木材が光を反射する事で得られる光沢は、人の目にとって強すぎず弱すぎず、「程良い」加減となっています。

そしてこの光沢は無垢材かそうでないかによって変化すると言えるでしょう。

無垢材は切り出した木材をそのまま使用しているため、表面の凹凸や木目がそのまま保存されています。

対して合板や集成材の場合はいくつかの素材を合せているため、異なる木目や凹凸が継ぎはぎされているのです。

人はこのような木材の表面にある微妙なズレを、光の反射などを通して無意識的に感じ取っていると言われています。

 

 

「1/fゆらぎ」


自然界に存在している現象の中には、規則性と不規則性が程よく調和したパターンがあります。

これは「1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)」と呼ばれる法則で、「ろうそくの火の揺れ方」や「小川のせせらぎの音」に現れるものです。

1/fゆらぎには人を心理的に安心させるリラックス効果があると言われています。

これは赤ん坊が母親のお腹に居る際に聞く鼓動の音が1/fゆらぎである事にも由来しています。

そしてこの1/fゆらぎの原理は、無垢材が持つ木目にも当てはまります。

木材の木目は樹木の年齢を表す年輪が切り口に現れたものです。

この木目は規則的な間隔で並んでいる訳ではなく、時折不規則に間隔が開いていたり狭まったりしています。

例えば規則的に並んだ直線を見たとき、個人差こそあれど人の目には「機械的だ」という印象に映る事が多いでしょう。しかし1/fゆらぎのようにある程度の規則性と不規則性が調和した模様を見たとき、人は「柔らかい」「温もりがある」という印象を受けることのほうが多いはずです。

無垢材の木目はこうした1/fゆらぎの性質や年輪が持つ絶妙に不規則な曲線が相まって、人の心をリラックスさせる効果があると言われています。

 

無垢材を暮らしで使用する恩恵


暮らしの中で無垢材の恩恵を受けられるシーンは少なくありません。

例えばフローリングや壁、柱などの建具。

日常の暮らしの中で過ごす時間の多いリビングや廊下のフローリングに無垢材を使用することで、無垢材がもつ1/fゆらぎによるリラックス効果を長時間享受する事が出来ます。

また、無垢材には室内の温度や湿度を過ごしやすいレベルに調整してくれる機能も備わっています。

天井の素材にも無垢材を使用すれば、木目の持つ癒し効果と天然由来の空調機能を効果的に発揮するでしょう。

そして家具。

毎日の食卓に柔らかくも暖かい雰囲気を付加してくれる無垢材のダイニングテーブル。

ダイニングチェアやソファも人気アイテムのひとつです。

天然の空調機能を活かすという意味では、無垢材を使用して収納家具を揃えるのもおすすめと言えます。

 

無垢材は木材の持つ木目を最大限に活かした素材であるため、使用する樹木の種類によって模様や色味が大きく異なります。

お気に入りの空間を演出するためには、自分の好みに合わせて無垢材の種類を選ぶ事も大切といえるでしょう。

家具蔵では原木仕入れで木目までもデザインとしながら、自然の表情を最大限に活かし、また経年変化を楽しんでもらうために無着色で家具を製作します。

使い込むごとに徐々に味わいを増していくその色合いは無着色だからこそ。

それぞれ異なるその表情を楽しみ、多くの住まいにマッチできるよう、樹種も一枚板などのワンオフものを含めば常時30種類弱の樹種が揃います。

その表情の変化も見据えて家具選びを行う楽しさを、経験と知識も豊富なプロスタッフが丁寧にご案内します。

自然の癒しを自宅で享受する喜びを味わってみたいと思いませんか?

 

家具蔵で扱う樹種ラインナップはこちらから

無垢材家具のある暮らしの事例集はこちらから

 


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