海の見えるオープンキッチン

vol.05 神奈川 H邸

vol.05 神奈川 H邸

海外を飛び回る多忙なお仕事の傍ら、休日には船を操りクルージングを楽しむというH様のセカンドハウスは、広大な海が一望できる高台にあります。大きなワンルームのLDKに置く無垢材キッチンは、非日常を演出する意味も込めてホテルのバーラウンジとレストランのオープンキッチンをミックスしたような、調理スペースとバーカウンターを繋げたデザインに。通常このようなワークトップがフラットなアイランドキッチンは、ひとつの素材で製作される事が多く、今回のようにステンレスと無垢材のチェリーを「ハーフ&ハーフ」の状態できれいに合わせるデザインは製作側にとっても興味深い挑戦でした。ステンレスシンク内のエッジの角度や扉の木目通し方、素材感までディテールにこだわりをお持ちのH様との共同作業で造り上げた無垢材オーダーキッチン。「ここで暮れていく海原を眺めながら過ごす時間は、何物にも替えがたい最高のリラックスタイムです。月明かりに照らされた夜の海もまたいいですよ。」寛げる自宅でありながら海辺のリゾートホテルのように大自然を味わえる、日常と非日常が入り混じった魅力的な無垢材キッチンスペースです。
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チェリーの無垢材の扉は木目が綺麗につながり、オーダー家具ならではの美しい仕上がりに。 無垢材は目で見て癒されるだけでなく、触れた時の手触りも格別です。 毎日使うものだからこそ、使い勝手はもちろんのこと、居心地の良さも大切なポイント。
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この海と景色を眺めながらの朝食で1日をスタートできたら。 ただそれだけで良い日になりそうな、ワクワクした気持ちになれそうです。 夜は穏やかな海を見つめながら、ゆっくりと今日の出来事を語りながら過ごす。 無垢材の癒しがサポートする心地の良い時間で気持もクールダウンして、良い眠りに就けることでしょう。
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家具のような「脚付きキッチン」というコンセプトは最後までK様がこだわった部分。 近年、LDKがひとつの空間になり、キッチン部が露出することも多いため、「空間の中でキッチンだけが浮いてしまわないように」と考える方が増えています。 ステンレスの使い勝手の良さと無垢材のチェリーのもつ柔らかな質感。 異素材のミックスはそれぞれの素材の良さを更に引き立ててくれます。

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