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キッチンの全体照明と手元灯

2020.6.21

 

キッチンは下ごしらえ、調理、盛り付け、配膳、片付けといった作業が伴う場所です。

火や刃物を使うので、作業効率が捗り且つ、安全に安心して作業ができるように、またキッチンのレイアウトや作業動線を考慮しつつメンテナンスがしやすい照明器具を選びたいものです。

キッチンの形態にはオープン型、セミクローズ型、クローズド型、またI型、Ⅱ型、L型、アイランド等のタイプがあります。

キッチンや収納のレイアウト、調理の流れを考慮して照明を計画しましょう。

現状ですとレンジフードには照明器具が内蔵されていますので、今回はキッチン全体の照明と、流し台や調理スペースの手元灯について検証します。

 

 

全体照明のポイント


キッチン全体を明るくして、物の出し入れがしやすくするための照明が全体照明です。

従って、均等に光が広がり、影ができにくい器具を選び配置します。

これまでは直管蛍光灯のベースライトを天井付けがほとんどでしたが、LEDやダウンライトへの移行も多くなっています。

まず、天井に取り付けるので食器棚等、収納の扉がぶつからないようにしましょう。

LEDは点光源(小さな粒)です。カバー付きで眩しさを抑えることと、影ができないように注意が必要です。

ただしLED以外の場合もキッチンは煙や油などで汚れやすい空間ですから、ランプの種類や天井直付け、埋め込み型に関わらず、メンテナンスを考慮し、カバー付きの器具を選定しましょう。

ランプ別の寿命では直管蛍光灯は約12,000時間、LEDは約40,000時間です。

(メーカーや器具により若干の差があります)

皆さん経験があると思いますが、天井付の器具の交換は天井の高さ次第ではありますがいずれにしても上に向いての作業になり、脚立に乗って行いますので、危険を伴います。

交換のサイクルも予め考えておきましょう。

高寿命のLEDの器具は約10年使用可能ですので、交換のサイクルが長くなり安心ですね。

ただし本体ごと一式を交換しなければならない器具もありますので、十分検証してから選定しましょう。

全体照明を選ぶ目安はキッチンの広さにもよりますが、3~5畳と仮定しますと、ベースライト(天井付け、または埋め込み)はインバーター40形直管蛍光灯、または23形LEDを。

ダウンライトの場合は100形の拡散タイプを冷蔵庫の前、食器棚の前に均等に2~3灯取り付けましょう。

冷蔵庫は庫内が明るいので、冷蔵庫前にはダウンライトは不要と思いがちですが、光を均一にすると明暗の差がなくなり、

丁度良いバランスになります。

また高齢になると1.5~2倍の明るさが必要になるので、4~5畳の場合は、余裕を見てダウンライトを3灯とすると良いでしょう。

 

手元灯のポイント


壁付けや対面キッチン(ペニンシュラ)で吊戸棚がある場合には、吊戸棚下にカバー付きの20形直管蛍光灯を取り付けます。

位置は作業スペースとシンクの中心に照明器具の中心を合わせ、スイッチ付きの器具、またはセンサー付きの器具が一般的です。

最近増えているLDKが一つの空間になったオープンキッチンでは、吊戸棚を設けないことが多いので、LDからの視線、見え方に注意しましょう。

手元まであかりが届くことだけを優先すると、器具が目立ちにくいダウンライト、反対に演出効果のあるペンダント、

光の向きを調整できるスポットライトがありますが、いずれにしてもLDK全体、一つの空間としてバランスをとることが大切です。

キッチンの手元灯とダイニングの両方をペンダントにしたい場合は、ダイニングテーブルのレイアウトと、照明器具のデザインとサイズ、取り付け位置と数、器具が下がる高さについてLDからの見え方はどうか、シュミレーションすることをお勧めします。

小型のシェードでデザインを合わせると空間全体にすっきりと納まります。

ダイニング側のみをペンダントにする場合、キッチン側の手元灯は、器具の存在が目立たないダウンライトにし、天井面がすっきり見えるようにするとペンダントのデザインがとても映えます。また、光のバランスが取れて、落ち着いた印象になります。

全体照明でダウンライトを用いる場合は拡散タイプですが、手元灯では集光タイプを用いると、全体照明よりも手元側を明るく(集光)することで、影が和らぎます。

3~5畳の場合は60形集光タイプを2つが目安で作業台の中心に1灯と、そこから600~800mm離れたところにもう1灯を。

キッチンの幅が2700以上、或いはアイランドキッチンの奥行が900以上の場合はダウンライトの位置、数を検討することが大切です。

 

 

さらにオープンキッチンの要注意事項としては、光の色です。

キッチン側とLD側の光色を合わせるようにしましょう。

キッチンでは素材の色が分かりやすい昼光色がお勧めですが、LD側の光色とは違ってしまいます。

ただし光の色を同じにするのが難しい場合もありますよね。

その場合は用途によって光色の切り替えができる器具もありますので、実際に光の色を確認して器具を選びましょう。

 

照明の効果は機能だけでなく、演出面でもとても影響力があり、器具のデザインも多種多様です。

キッチン、家具のプランニングについてご相談の際に、照明器具についてもお気軽にご相談ください。

 

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