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「ファブリックでつくる幸せインテリア」

2016.9.12

皆さん、こんにちは。

いつも以上に雨の日が多く感じる9月上旬ですが、いわゆる「秋雨」は、関東では9月の10日ごろから10月の10日ごろの約1ヶ月が、この時期にあたります。

部屋で過ごすことが多い方もいるのでは?

是非、この機会に住まいの空間を美しく快適に変えるテクニックを学んでいきましょう!

 

前回ご紹介した「北欧スタイルのインテリア」のなかで触れた「ファブリックを使ったインテリア」。

ファブリック(=布)は、元々インテリアに欠かせない要素の一つです。

カーテンやクッション、ソファのカバーやテーブルクロス…。

貴方の部屋でも様々な場面でファブリックは活用されています。

そんな普段使いのファブリックの達人になるヒントをご紹介します。

 

●ファブリック使いのコツは「足し算」と「引き算」

 

部屋で何種類かのファブリックを使うときには、部屋の雰囲気を決めるメインのファブリックを、空間の中でも一番目に付きやすいところに飾ると良いでしょう。

その周辺に合わせたいファブリックを配置していきます。

生地自体を無地にするか、柄物にするかも大きなポイントです。

洋服と同じで、「無地+無地」、「無地+柄物」であればたいがい上手くまとまります。

「柄物+柄物」はだいぶ高難度な合わせ方です。

柄物を選ぶ際には、一か所ないし全て同じ柄でまとめるとスッキリ見えます。

また、何色かを同時に使用したい場合には、色味の感じにくい彩度の低い色を大きなポイントに、色味の強い彩度の高い色(オレンジや赤、紫など)を周辺に持ってくるとメリハリも効いて、空間がクッキリします。

 

ソファなどで「クッションファブリック・テクニック」としてよく活用される方法です。

セメント調の壁に優しい白い生地のソファ。

赤や茶色、壁と同じグレーのクッションがバランスよく並び、空間に華やかさと立体感をもたらします。

 

●布を壁に飾る

 

フレームにはめ込んで飾ったり、タペストリーとして、ファブリックパネルとして…。

白い壁(多くの方のお住まいにはそういう箇所があるはずです)に鮮やかに映える柄物ファブリックを空間のアクセントとして使用すると、部屋のグレードがグッと上がります。

北欧ブランドの幾何学模様や動植物をモチーフにした華やかなもの、アウトドアブランドなどの伝統的な柄物、シルクやリネンなどの素材感を味わうもの。

空間のイメージとご自身のお好みに合わせて、壁一面に大きく取りつけたり、小さめのサイズで3つ、4つを並べてみたり、飾り方は様々です。

バランスが何よりも重要ですが、絵画より価格も安く、自分の好きなものがいつでも目に入る幸せと、いつもの空間が布一枚で劇的に変わる喜びは、是非お試しいただきたいテクニックです。

ちなみに、和室空間でもこのテクニックはお薦め。

フレームに入れたファブリック、もしくは横長のパネルを使ったファブリックパネルなどは、和室の雰囲気を損なわず一味違ったアクセントを加えてくれます。

また、ファブリックパネルの作り方は様々なサイトに詳しく出ています。意外と簡単なので、是非チャレンジしてみてくださいね。

 

壁一面を覆う、民族調のタペストリー。

空間のナチュラル感を盛り上げ、鮮やかな色合いは室内の輪郭をハッキリと映します。

お住まいの方のお好みも一目でわかるセレクト。

 

いかがでしたでしょうか?

この他、レースやシルクを壁やテーブルランナー(長方形のテーブルクロスでテーブルの中央に配置するのが一般的)に加えるのも、また違った面白さがあります。

 

この「ファブリック使い」に慣れてくると、様々なバリエーションを空間のあらゆる場所で試してみたくもなりますし、季節ごとに空間の雰囲気を変えるようなテクニックにも発展していきます。

 

手軽に空間の「格」を上げ、自分の個性も出せるファブリック。

家具蔵では、トータルコーディネートの一環として、こういったアドバイスも行います。

私もやってみたい!と思った方、是非お気軽にお声掛けください。

華やかで、優しい風合いがある暮らしのお手伝いをさせていただきます。

イーズ×柄.jpg

 


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