「無垢材家具でつくる『スタイルのある』空間」
2018.8.28
みなさん、こんにちは。
毎日同じ経路を辿り通勤や通学をしていると、同じ景色の中にふとした変化を感じることがありますね。
ブログ担当が通る道で8月の間中、ピアノの練習の音があるお住まいから聞こえていました。
最初はたどたどしかった音が最近はスムースに流れてくるようになる・・・。
見知らぬ方の成長や変化ではありますが、なんだか嬉しくなる時間でした。
今回ご紹介するのもメープルでつくられたピアノが印象的なI様のダイニングルーム。
著名なスタジオの設計により、コンクリート打ち放しの御新居を構えたI様と家具蔵との出会いは、そのスタジオを主催する建築家のご紹介でした。
お住まいの完成に合わせてご注文いただいたハードメープルの無垢材テーブル。
建築に合わせてつくられたかのような佇まいは、同じハードメープルを使用したピアノでさらにその輪郭を鮮やかにします。
「テーブルに合わせてこのピアノを見つけたんです。5年前から、家族でピアノを習い始めたんですが、私が一番上達してないですね」と苦笑するご主人様。
ご長男が奏でる軽やかなジャズはまるで空気まで踊りだしたかのように華やいだ雰囲気を場に与えてくれています。
入念な打ち合わせを経てこの空間のためだけにつくられた絶妙な無垢材テーブルのサイズ。
家具蔵では空間に則した寸法や樹種、デザインをプロの視点で提案します。
1階に併設された硝子工房では大学教員で、硝子の指輪作家でもある奥様が硝子工芸教室を開講しています。
生徒さんと一緒のランチタイムもこのテーブルで過ごすそう。
合わせている椅子は無垢材アームチェア「ヴォーグ?」。
「うちはソファは置いていないんです。でも、この椅子がとても座り心地が良いのでみんながここで寛いでいます」
と、奥様。
もともとはデンマークのデザイナーズチェアを購入予定だったI様は、家具蔵でテーブルの打ち合わせのたびに座っていたこの無垢材チェアを気に入り、購入を決めた経緯があります。
「半日ほどこのチェアに座って仕事をすることも多いんですが、全然疲れない。無垢材テーブルも無垢材チェアも本当に計算されて作られていると感心します」。
大学でユニバーサルデザインの授業を持つ奥様の言葉に笑顔で頷くI様御一家。
そんな言葉を頂戴した無垢材家具たちもどこかその表情を誇らしげに見せていました。
身体をしっかり包み込む、無垢材アームチェア「ヴォーグ?」。
板の座面でありながらやわらかでやさしい座り心地。
I様、ご協力ありがとうございました。
モダンで完成度の高いRC構造の建築にハードメープルの存在感が調和した、スタイリッシュなリビング。
賑やかな語らいの声が今にも聞こえてきそうな温かみのある空間でした。
今回ご紹介した事例を含め、数々の魅力的な事例がたくさん詰まった実例集「LIFE、HOME、with KAGURA」をはじめ、資料5点セットを無料にてご提供しております。
詳しくはこちらまで。
https://www.kagura.co.jp/form/catalog.html
関連サイト
https://www.kagura.co.jp/division/housing/
https://www.kagura.co.jp/case/interview/4.html
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