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家具蔵の提案する無垢材キッチン ~木のキッチンと暮らす その2~

2023.4.28

 

 

住まいの新築やリフォームを計画する際に、「リビング」や「ダイニング」といった、最も人が多く集まり、長い時間を過ごす事が想定される場所についてどのような空間にしたいかをイメージする事は、最初に直面する大きな課題となります。

それに併せて、最近ではキッチンをどのような空間にしたいか、キッチンでどのように過ごしたいか、までを含めて家づくり全体を考える事も多くなりました。

それは、キッチンが単なる機能ばかりが優先される「調理の場」ではなく、リビングやダイニングと同じように、そこで人が心地よく過ごせる空間であることが求められるようになったからに他なりません。

リビングやダイニングの家具たちと同様に、キッチンにも時間とともに深みを増す本物の素材を使い、 腕の良い家具職人が丁寧に作る木のキッチン・無垢材のキッチンは、しっくりと手に馴染み、空間に美しく溶け込むインテリアにもなります。

これから続くシリーズでは、そのような上質な木のキッチンとの暮らしを実現した4軒の住まいをご紹介します。

今回はその2回目です。

 

 

M邸 山梨県


 

 

山梨県は小淵沢の爽やかな森の中。

ここに定住することを選択したM様夫妻。

その特別な自然や、料理すること・食べることをとことん楽しむために。

住まいの真ん中に設えた特等席のようなキッチンが完成したのです。

別荘地として知られる山梨県小道沢。

爽やかな高原のメゾン(住まい)を求めて、都市部からやって来る人は今も多くいます。

そのなかで別荘としてではなく、終の棲家と決めて移住した人たちは「永住組」と呼ばれます。

M様は、定年まで数年を残しながら早々と小淵沢移住に取り組んだ、「気合」の入った永住組です。

「40年以上海の近くで暮らしてきたので、老後は山の中と決めていました」

と語ります。

 

暮らしを楽しむ舞台のような森を眺めるオープンキッチン


 

 

趣味のスキーを楽しむことができつつ雪下ろしの必要がないところ、という希望にかなう土地も見つかり、地元工務店との家づくりがスタートしました。

当初、キッチンはステンレス製のシステムキッチンが入る予定でした。

ところが、新居に配する椅子を探す目的で立ち寄った家具蔵表参道店で無垢材キッチンの話を聞くことでその様子は一変します。

その場で具体的なプランに落とし込んだ提案を受けて計画は大きく変わりました。

これまで暮らした鎌倉の住まいにも無垢材オーダーキッチンがあり、実際に使用もしていたことでその良さは知っていました。

そこに家具製作に通ずる精巧な仕事とキメの細かい設計が加わることで、自分たちの理想が実現できると感じたと言います。

ご夫婦が熟考し練り上げたブランの大きな特徴は、その位置と向きにあります。

ウッドデッキに面した吹き抜け空間の下、文字通り「家のど真ん中」にあり、その正面は森です。

「普通、オープンキッチンはリビングに向いているでしょ。それがウチは外に向いている。 みなさんこんなの見たことないって(笑)」

とご主人は語っていました。

 

奥様のために作られ、夫婦が楽しむための設計が実現する穏やかな時間


 

ユニークなのはそればかりではありません。

ムード満点のカウンターでは、外に出向かずとも飲食店にいるような気分を味わえます。

これは東京のバーが恋しくなったときの対策、と冗談半分で語っていたのも印象的です。

さらに奥様の身長に合わせた吊り棚や家事動線が計算された食洗機の配置、そして十分な容量を持つ収納など細部まで 奥様のこだわりが形になっています。

「妻には苦労をかけたから、このキッチンだけはぜひ実現してあげたかった」

というご主人のお言葉。

この住まいに満ちる温かさを何よりも表現しています。

 

会話もしながら楽しく調理が進みます。

ご主人のおすすめは庭採れハーブの効いたシーフードパスタ。

 

奥に見えるカウンターの向こう側は、玄関から続く広いリビングになっています。

 

奥様は鎌倉でも開いていたキルト教室を再開しました。

日本キルト大賞の入賞作品もアトリエの壁に掛かっています。

 

ウッドデッキに「無垢材アームチェアDUO」を出して「昼間から飲むお酒は最高ですね」というご主人。

 

リビングとの境にあるカウンターテーブル。

お二人だけの時はこの場所で簡単な食事をとることも多いそうです。

 

庭に向いて設えたキッチンの堂々とした佇まい。

まさに暮らしの中心ともいえるようなキッチンです。

ウォールナット材の深い色合いが明るく爽やかな空間を引き締めています。

 

その他の家具蔵の無垢材キッチンの事例の紹介はこちらから

 

 

 

 

 


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