KAGURA OFFICIAL BLOG

家づくりの会 + 家具蔵  共同企画第10弾

2016.10.9

家づくりの会 + 家具蔵  共同企画第10弾

村田淳の住宅展 @ 家具蔵

「村田淳の住宅展 緑と暮らす家」

 

今年34周年の建築家集団・家づくりの会との共同企画の建築家展は、多くの方々の来場により常に好評を博しており、これからの家づくりのバイブル的なイベントとして定着して参りました。

その共同企画も10回目を迎え、1022日(土)・23日(日)の2日間

村田淳氏の住宅展を実施致します。

村田淳建築研究室代表の村田淳氏の建築設計は、住まい・暮らしに植栽を活かした家づくりを得意としており、高い評価を得ております。

村田氏の穏やかで、心休まる住宅を数多く展示致しますので、存分に村田建築の粋を味わってください。

2日間共に14:00から村田氏が待機をしておりますので、個別相談会も可能です。

予め予約をしておくと、スムーズ且つ入念な無料相談となりますので、

是非お問い合わせください。

村田淳建築研究室、もしくは家づくりの会のHPから予約が可能です。

 

建築家 村田 淳

 

略歴

1971年    東京都生まれ

1995年    東京工業大学建築学科卒業

1997年    東京工業大学大学院建築学線香修士課程修了 

                        ?アーキヴィジョン入社

        &nbnbsp;                  主に公共建築、住宅作品を担当

2006年    村田靖夫建築研究室

2007年    同チーフアーキテクト

                          村田靖夫の逝去に伴い事務所を受け継ぐ

2009年    村田淳建築研究所に改称

2011年    NPO法人家づくりの会 理事

2012年    NPO法人家づくりの会 副代表

 

受賞歴

1996年   大和ハウス工業「21世紀の私たちの住まい」提案 2等

2000年   富山県富山市福沢地区コミュニティセンター設計競技 最優秀賞

2004年   富山県富山市小見地区コミュニティセンター設計競技 最優秀賞

2009年   第12回TEPCO快適住宅コンテスト 「桜新町・緑庭の平屋」 入賞

著作

「緑と暮らす設計作法」 彰国社/2013年6月

「緑と親しみ暮らす」というテーマで、内と外の関係を重視した住宅を紹介しています。

暮らしに植栽を取り込むための工夫や、植物が住宅の植栽に適している樹種などを、

緑と暮らすことへの思いとともに綴りました。

「姉の家」(1979/村田靖夫設計)から

「浦和の2つの家」(2012)まで全11作品を掲載。

撮影は新緑から深い緑に移り変わる頃に行なわれ、竣工から年月を経て大きくなった緑が印象的でした。

 

■  住宅設計コンセプト

設計で大切にしている5つのこと

村田イメージ.png

1 緑を楽しむ家

日々の暮らしの中で何気なく緑や自然に接することを大切にして設計しています。

新緑は春の訪れを告げ、茂った葉が夏の厳しい陽射しを遮り、

秋には鮮やかな紅葉が目を楽しませ、

冬枯れの庭は室内に暖かい陽射しを届ける。

ただ生活を送るだけであれば、それは必要がないことかも知れませんが、

四季の変化や一日の光の入り方の変化を感じられる家は、暮らしに潤いを与え、他に変えがたい豊かさをもたらしてくれると考えています

 

2 家と庭を一体に設計する

緑を楽しむ家をつくるには、家と庭の関係を丁寧に考えることが大切です。バラバラに考えていてはうまく行きません。

私たちは庭も家の一部としてとらえて設計し、植える樹種の提案もさせていただきます。

また、敷地の大きさが限られて広い庭がとれなくても、緑を楽しむ工夫を重ねることは可能です。

借景を取り入れる、玄関の横に一本の樹を植える、窓先に花壇を設ける、緑のスクリーンをつくるなど工夫は様々です。

 

3 開口部のしつらえ

開口部は内と外をつなぐ境界で、風景を切り取る額縁となり、熱環境を左右するフィルターでもあります。

それらのことを考慮し、適切な開口部をしつらえることを大切にしています。

緑を楽しむ大きなガラス窓は、ペアガラスでも熱環境の面で不利になりがちです。

しかし、障子や簾戸(すど)などの建具を工夫することで弱点を補うことができます。

また、季節によって建具を衣替えすると、四季それぞれの楽しみも生まれます。

 

4 暮らしを支える造り付け家具

造り付け家具の良さは、家や生活に合わせられること、雰囲気がよく馴染むことです。

私たちは、収納家具はもちろん、キッチンやテーブルなど暮らしを支える家具も設計しています。

収納に関して言えば、服、食器、調理道具、食品ストック、本、趣味のもの、ゴルフバッグやラケット、園芸道具など、人によって暮らし方が異なるように量や種類は様々です。

ただし、それらが適切に収納されなかったり、家具が家と合わないと、せっかくの良い家も台無しになります。

家具を丁寧に設計することは、暮らしをよりよくすることにつながります。

 

5 暮らしの背景としてのデザイン

住宅の設計では、家が暮らしよりも勝ちすぎず、むしろ暮らしの背景となるシンプルなデザインとなるよう心がけています。

主役は家ではなく人です。

建築物としての住宅を格好よくつくることも大切ですが、そればかりにとらわれず、その中で営まれる暮らしをよりよくする関係性を設計したいと考えています。

 

【作品展にあたって】

このたび、アットホームな雰囲気の家具蔵ショールームで個展を開催することになりました。

私は、日々の暮らしの中で、何気なく緑や自然に接することができることを大切に設計しています。
便利に生活を送るだけであれば、それはあまり必要がないのかも知れません。
ただ、四季の変化や一日の光の入り方の変化を感じられる家は、
暮らしに潤いを与え、他に変えがたい豊かさがあるものです。
今回の展示では、そんな家の魅力を少しでもお伝えできればと思っています。
どうぞお気軽にご来場ください。

両日とも午後2時以降から村田が会場におります。
その時間帯でしたら、家づくり相談も承っておりますので、お気軽にお声をおかけください。

 

 

村田淳の住宅展 @ 家具蔵

「村田淳の住宅展 緑と暮らす家」

 

会 場 : 家具蔵表参道店 ハウススタジオ
       東京都港区南青山5-9-5(東京メトロ「表参道駅」B1出口徒歩1分)
日 時 : 10月22日(土)・23日(日) 11:00 ? 18:00
参 加 費 : 住宅設計展・住宅設計相談会共に無料
担当建築家 :村田 淳

村田淳建築研究室 http://murata-associates.co.jp

相談会事前申込先

上記担当建築家各事務所 または、NPO法人 家づくりの会 事務局

TEL.03-6261-2185  FAX.03-6261-2186

URL:http://www.npo-iezukurinokai.jp/   

mail:info@npo-iezukurinokai.jp

お名前・連絡先(住所・電話番号)・参加人数を添えてお申込みください。  

 

尚、無料相談会は当日のお申込みでも可能です。

担当建築家にお声を掛けてください。

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (178)
  • [+]2023 (355)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
  • [+]204 (1)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.