キッチンを長く大切に使うために
2017.1.11
キッチンを長く使うために使い手順として気を付けたいこと
キッチンは、自炊をする人にとっては重要な場所になるでしょう。キッチンのような水回りはどうしても汚れやすいので、長く綺麗な状態で使うためには、こまめにお手入れすることが大事です。特に、キッチンのお手入れをするにあたって重要なのはシンクです。シンクは、ちょっと放置しただけでもすぐに水垢が目立ってしまいます。また排水口も詰まりやすくなってしまいますので、簡単でも良いので毎日お手入れを欠かさないようにしましょう。
まずシンクですが、夕食が終わって皿洗いをした後、食器用洗剤を使って軽く洗っておきます。そして水で一通り洗剤を流したところで、簡単に乾拭きをしておきましょう。中には、こびりついたような落ちにくい汚れが付着していることもあるかもしれません。そのような場合には、クレンザーなどを使って磨くと落ちやすいです。よく金属たわしを使う人がいますが、シンクに傷がついてしまいますので、かなりひどい汚れでない限り使用しない方が良いでしょう。
排水口もこまめにお手入れをしておかないと、つまりを引き起こす他、嫌な臭いを発してしまいます。特に夏場は、食べ物などが腐りやすく悪臭を放つ恐れもあるので、毎日お手入れをすることが大事です。
排水口には、排水プレートやアミカゴ、防臭キャップといったトラップがあります。それぞれのお手入れに関して見ていきましょう。
■排水プレート
お皿を洗うように、スポンジに中性洗剤をつけてこすっていきます。ぬめり
がとれたらすすいで完了です。
■網かご
まず溜まっている食べ物のクズやカスを捨てて、排水プレート同様スポンジに中性洗剤をつけて洗います。網目に汚れが溜まりやすいので、使い終わった歯ブラシなどを使って細かい部分もしっかり洗いましょう。
■防臭キャップ
上記2つと同様に洗っていきます。外すと裏側に汚れがこびりついている場合があるので、裏側もしっかり洗うようにしましょう。汚れがひどい場合は、乾いた状態で塩素系洗剤に浸けておくとお手入れの手間が省けます。
排水口から悪臭がするのであれば、重曹を準備しましょう。重曹には脱臭効果があるので、排水口の周りに振り掛けておきましょう。配水管につまりが発生している場合には、脂汚れ用の粉末のアルカリ性洗剤を使ってみると、改善する可能性が高いです。夜眠る前に排水口にこちらの粉末をかけて、お湯を注いでおきます。朝になるころには、つまりや悪臭などもとれているでしょう。
キッチンのメンテナンス内容
キッチンで起こりがちなのは、IHクッキングヒーターの故障です。最近では、一般家庭でもIHクッキングヒーターを使って調理をするケースも多いでしょう。ガスを使わないので小さな子供がいても安心。脂汚れがこびりつくガスコンロと違ってお手入れがしやすい。といったメリットがあります。しかし、このIHクッキングヒーターですが、故障をしてしまうケースも見られます。故障の中で多いのが、煮こぼれや吹きこぼれを起こした際に動かなくなってしまうパターンです。
IHクッキングヒーターには、天板シールが貼られていますので、通常であれば、煮こぼれや吹きこぼれが起きたとしても簡単に故障することはありません。しかし、長年使い続けていて天板シールが劣化していると、煮こぼれや吹きこぼれを起こしたときに劣化部分から浸水し、ヒーターが機能しなくなってしまうことがあるのです。もし煮こぼれや吹きこぼれを起こしたのであれば、濡れた部分は布巾などを使ってきれいに拭き取りましょう。その上でドライヤーを準備して、しっかり乾かします。こうすれば、大体のケースでは元通りに機能するはずです。もし、これらの応急処置をしても元に戻らないようであれば、修理を検討しましょう。
煮こぼれや吹きこぼれを起こさないようにするためには、料理をしているときにキッチンからなるべく離れないようにすることです。長時間煮込んだり茹でたりしない料理は、その間に他の作業を済ませたくなるので、キッチンを離れてしまいがちです。別の作業をする場合でも、こまめにキッチンに戻って鍋の様子を確認するなど対処が必要です。
その他のIHクッキングヒーターのトラブルの中に、トッププレートのひび割れがあります。こうなってしまうと素人では対処しきれないので、修理業者などを呼ばないといけなくなります。ちなみにひび割れしても使い続けている人もいますが、故障が起こりやすくなります。割れ目のところから浸水することでショートしてしまう、ちょっと煮こぼれをしただけでも基盤が壊れてしまい、トッププレートだけの交換で済んだはずが、IHクッキングヒーター全体を取り替える必要も考えられます。ひび割れを起こす原因として、鍋などの重たいものをうっかり落としてしまうというケースが多くあります。重いものをヒーターの上に乗せるときには、細心の注意を払いましょう。
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