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収納ボード・オーダーボードを長く大切に使うために

2017.2.8

 

収納ボード・オーダーボードを長く使うために使い手側として気をつけたいこと

収納ボードやオーダーボードを利用しようと思っている人は、少しでも長くきれいな状態で愛用したいと思うでしょう。特に無垢材のボードの場合、きちんとメンテナンスしていないと劣化も速まってしまいます。もし無垢材の収納ボード等を設置しようと思っているのであれば、設置場所に注意を払いましょう。具体的には、冷暖房機の近くや直射日光の当たるところ等に設置してしまうと、塗装の剥がれ、変色、割れ、反り等の変化が起こりやすくなります。温度差が激しくなりやすい場所や湿度の高いところ、逆に乾燥しやすい場所等は好ましくありません。部屋の中の状態を確認して、どこにレイアウトするかを考えましょう。

もしエアコンとの位置関係で、ボードの設置場所を決めるのであれば、吹き出し口の近くやエアコンの風が直接当たらないような場所を意識しましょう。また、多湿の部屋にボードをどうしても設置したいのであれば、できるだけ換気をこまめに行うような意識が必要です。冬場は全国的にどうしても乾燥しやすくなるので、加湿器を使って一定の湿度をキープするように対処するのも、長く木製のボードを使い続けるためのコツといえます。

ボードのメンテナンスをするにあたって、普段は乾拭きをこまめに行うように心がけましょう。例えば、ボードに何かを乗せるときにこぼしたり、汚してしまったりしたら、できるだけ早くきれいに拭くことが大事です。鏡面仕上げやウレタン塗装されている物であれば、きれいに汚れを拭き取れます。一方自然塗料を使ったオイルフィニッシュ等の場合、シミ等の跡が残りやすくなるので取り扱いに注意しましょう。

汚れを落としたい場合は、中性洗剤を使用しましょう。中性洗剤をぬるま湯の中に入れ、3?5%を目安に薄めます。希釈した中性洗剤を柔らかめの布に浸し、固く絞ってから汚れを拭き取りましょう。汚れをきれいに取り除けたところで、ぬるま湯に浸した布を使って、今度は中性洗剤を取り除きます。その後さらに乾拭きをすることで、きれいな状態を維持できます。

収納ボードの中には、ガラス扉のついている物もあります。ガラス扉のところをピカピカにしたければ、クリーナーを使って拭き掃除すると良いでしょう。しかしここで注意したいのは、このクリーナーを誤って木製の部分につけないようにすることです。もし木製の部分にクリーナーが付着してしまうと、しみになる恐れがあります。万が一付いてしまった場合は、固く絞った布等を使って速やかに拭き取るように心がけましょう。

白木のボードもフレンチやシャビースタイルの部屋にしたい場合に良く用いられます。白木のボードのメンテナンスをする場合には、柔らかい布を使って拭き掃除をしましょう。拭くというよりも払うというイメージでメンテナンスします。白木のボードのメンテナンス時に、水分や油分を布にしみこませて掃除するのはかえって逆効果になりかねないので注意が必要です。

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