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ウォールナットの椅子、選ぶなら「板座」?「張座」?

2022.7.6

 

 

無垢材家具には心地よさをもたらす


 

 

木製家具、とりわけ無垢材家具は空間に温かみを加えるだけでなく、健康にも良いとされています。

無垢材家具の持つ健康への効果はデザインに留まらない魅力の一つとなります。

無垢材家具は日常のストレスを和らげ、その香りや手触り、そして木目は人の五感に心地良さをもたらしてくれます。

コンクリートや金属、プラスチックにもそれぞれの良さがありますが「温もり」や「温かみ」は感じられません。

モダンでスタイリッシュ、無機質的な空間も良いですが、生活感が良くも悪くも失われてしまうこともあるでしょう。

 

無垢材チェアは「板座」「張座」に大別される


 

無垢材家具はその種類によって「無垢材○○」、例えば「無垢材テーブル」「無垢材ソファ」などと呼ばれます。

椅子は数ある家具の中でも代表的なものであり、この基準に並べると「無垢材チェア」となります。

無垢材を使用した椅子、つまり無垢材チェアはこれまでも数多く世に出ています。

椅子は基本的に座面・脚・背もたれ、ものによっては肘掛けで構成されますが、椅子の座面の素材、種類にも様々な種類があります。

木製のもの、布や革で包まれたもの、紙を結ったペーパーコード、プラスチックやラタンなど多士済々です。

その中でも一般的なのは、その座面も木製になっている「板座」とクッションが装備されている「張座」で、多くの無垢材チェアがその2つに大別されます。

 

板座のチェアの特徴は


 

 

「板座」「張座」その双方に特徴や利点がありますが、まず「板座」にはプラスチックなどと比較するとぬくもりを感じやすい点は大きな魅力です。

最初はひんやりと感じても、肌に触れてほどなく体温と同じ温度になってきます。

人は同じ温度のものに触れていると安心感を得ることができます。

いわば「手をつなぐ」と安心するのと同じ感覚なのかもしれません。

同時に座面のほぼ全体を布や革が覆う「張座」と比べた際に、チェアの総面積に占める「木の割合」が高くなることでより自然由来の素材感を楽しむことができます。

木材が持つ木目には「1/fゆらぎ」といわれる「不規則さ」があり、それが人の気持ちに安らぎをもたらします。

座面という、椅子を構成するパーツの中でも広い部分に木目が多く見えることでリラックスした気持ちを享受することができるのです。

そして「板座」のチェアは「張座」のようにクッションが無いので、交換を必要としません。

交換に要する時間や費用が掛からないのは長い期間を使用するうえで発生するコストの削減にも繋がります。

 

張座のチェアの特徴は


 

 

「張座」のものはどうでしょうか。

まず、座面の素材や色が選べることはインテリア的な観点で魅力の一つです。

素材や色を、自分の好みや空間の雰囲気に合わせて選ぶことができ、様々なインテリアコーディネートを楽しむことができます。

座面の表面、あるいは内部にはいずれ劣化が起きますので、いずれ張替を行う必要はありますが、逆に考えると張り替えることができるのでその時の好みに合わせてリニューアルできることはメリットです。

また「一般的(ここは重要なポイントです)」な「板座」と比べると「張座」は柔らかく体を包んでくれます。

また、浅く座っても深く座っても、角度を変えてもある程度のフィット感がある状態で着座できます。

クッション性を高めた厚手の「張座」はソファの代役となるようなものもあります。

 

ウォールナットの無垢材チェアも板座・張座を選ぶことができる


 

 

無垢材の中でも屈指といえる人気を誇るウォールナットを使用した無垢材チェアも、板座・張座のものを多様に選ぶことができます。

チェア選びにはデザインや強度も欠かせないポイントですが、何より重要なのは座り心地です。

その点を考慮すると板座のものより張座のものの方が柔らかくて負担も少ないのでは、そう考える人もいます。

ですが、それは私ども家具蔵の板座チェアを見てから判断してほしいのです。

 

家具蔵の無垢材チェア


 

 

家具蔵の「板座」チェアの大きな特徴は何といってもその座面の削り込みの深さにあります。

約4cmもの分厚い板を「圧倒的に」深く、人の体型や動きまで計算して削り込んだ座面は、臀部から太股にかけて着座時の体圧が分散されるようになっており、板の座面とは思えないほどの優しい座り心地です。

そして、そのほかのパーツも人間の体型を考えた曲線で構成され、美しさを保ちながら「座り心地の究極」を表現しています。

ご来店いただき、試座を行う多くのお客様から「木なのに柔らかい」「長時間座っていても疲れない」という感想を多く頂きます。

一方で「張座」チェアもクッション材に高密度のウレタン素材を使用しており、長期間にわたって劣化しにくいものとなっています。

フレーム部の中にクッション部を「落とし込んだ」構造は擦り切れなどの劣化を防ぐことを目的としています。

また、カバーの素材も高耐久のキャンバス・人工スウェード・本革から選ぶことができ、その色柄も非常に多様です。

美しい色合いとどのような色や素材にも合わせやすい万能性を持つウォールナットなら、その組み合わせを考えるのも楽しい作業といえるでしょう。

張替などのメンテナンスも工場直営ですので、安心してお任せいただけます。

 

私ども家具蔵には厳選した無垢材を使用した「板座」チェア、「張座」チェアのラインナップがあり、その種類も50近くに上ります。

店舗には人気の高いウォールナットの無垢材チェアも多数展示してあり、お客様の過ごし方や過ごす時間、お好みのデザイン、配色をお伺いしながらご提案させて頂きます。

チェアは日々の暮らしを共に暮らすパートナーです。

そんなパートナー選びをお手伝いいたします。

 

家具蔵の無垢材チェアのラインナップはこちらから

 

 

 


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