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ウォールナット材のテーブルは自宅の雰囲気に合うのか?を解決します

2021.12.31

 

 

ウォールナット材の家具は素敵だが果たして我が家に合うのか?


 

 

アメリカンブラックウォールナット(ウォールナット)は以前より高級材として人気があり、新しい家具の購入の際にはウォールナット材でつくられたものを、と考える人も多いはずです。

WEBや雑誌で、家具販売店で、あるいは住宅展示場やマンションのモデルルームなどでその魅力に触れ、「ウォールナット材の家具は素敵だけど、果たして我が家にも合うのかな…」と考えることもあるでしょう。

 

 

インテリアと洋服の共通性


 

 

インテリアコーディネートは、洋服のコーディネートと似ている部分があります。

例えば、洋服を買いに出かけ、店内で美しくコーディネートされたものや単体で見たものを気に入って購入したものの自身の手持ちの服といまいち合わなかった、という経験はありませんか?

インテリアも、家具販売店で見たものを自宅で改めて見た際にどこかしっくりこなかったという経験を持つ人もいるでしょう。

洋服には試着があり、現代ではインターネットや通信販売での購入時でも、事前に送られたものを自宅で試着して購入するかどうかを決めることができるようにまでなっています。

しかし家具の場合、なかなかそのようなことはできません。

それを解消するために私ども家具蔵ではCGを駆使して自宅を再現する「3Dプランニング」などがあります。

事前に予備知識として様々な事例を見て、自宅の雰囲気に合いそうかどうかを知っておくことも、「失敗」を防ぐ一つの方法でしょう。

 

無着色の無垢材家具は合わせる内装を選ばない


 

 

今回は人気のウォールナット材家具が、どのような内装、床材と相性が良いのか、という部分を中心としたお話しですが、結論から先に言うとすべての無着色で仕上げた無垢材家具には「合わない内装」というのは存在しません。

もちろん人それぞれに好みはあり、セオリーのようなものは存在しますが、自然の色味はいろいろな色素が相まって「そう見えて」いるものです。

つまり何色、と明らかに定義することは難しく、それゆえ、どのようなものにも不思議と合ってしまいます。

また、無着色の無垢材家具は時間が経つにつれて色合いが変化します。

そのようになるとカラーコーディネートの範疇からは良い意味で外れることとなり、「○○と○○は合わない」ということは無くなります。

 

そのなかでもウォールナット材は、落ち着いた色合いから合わせる内装を選ばない樹種の代表格とも言えます。

ここでは様々なウォールナット材家具がある空間の事例を見ていきましょう。

 

ダークグレーや黒系統のフローリングにウォールナット材の家具を合わせる


 

 

「落ち着きがある」=「暗めの空間を想像する」組み合わせで、冷たい雰囲気になってしまうのではないかとイメージする人も多いのではないでしょうか。

上の事例は落ち着いたトーンのフローリングに、ウォールナット材の無垢材家具ですべてをまとめた空間です。

全面の白い壁が床面と鮮やかなコントラストを描き、モダンな空間となっています。

モノトーンに近い空間です。

この空間にウォールナット材の無垢材家具をコーディネートすると、自然材特有の奥行を感じる色調や質感が空間に温かみを与えてくれます。

経年変化によりまろやかな茶色味を増すウォールナット材はこのモダンな空間の中で温かみや滋味を演出してくれるのです。

多くの住まいで壁は白いことが多く、非常に参考になる例ではないでしょうか。

夜になると、ペンダント照明に照らされたウォールナット材の家具は美しく、昼間とは異なる魅力を放ちます。

 

ブラウンからダークブラウン系のフローリングにウォールナット材の家具を合わせる


 

 

 

ウォールナット材の色合いに近いブラウン系のフローリングにウォールナット材の家具をトータルコーディネートした例です。

この場合、組み合わせとしては「鉄板」であると考えると同時に床と家具が同調しすぎてメリハリが出ないのではないかと心配になるかもしれません。

基本的に同じ色調でまとめることには問題は無いのですが、そこに少し「色」「柄」を差し込み、アクセントをつけることにより、空間にメリハリが出るようになります。

この画像でも、ダイニングテーブルには白太(しらた)と呼ばれる自然耳があることで、テーブルに鮮やかな輪郭が生まれ、際立つ美しさが心地よく目に映ります。

また、椅子の張座の革色をベージュにすることで、程良いコントラストを演出できています。

コーナー部のグリーンやラグの配置、ソファにトーンの違うブラウンを混ぜるなど、すべてがウォールナット材の家具を中心にデザインされた好例です。

どのような色を差し込めば良いのか、ということであれば私ども家具蔵にお任せください。

豊富な知識と現場を知るプロスタッフが3Dプランニングなども駆使してバッチリお答えします。

 

ホワイトやナチュラル系フローリングにウォールナット材の家具を合わせる


 

 

最後はオーク材のフローリングにウォールナット材の家具をレイアウトした例です。

近年では床材に明るめのものを選ぶ人も多く、その際には同じくナチュラル系の色合いの家具をコーディネートするケースが多いようです。

しかし正反対とも言える色合いのウォールナット材の家具を選ぶことは、コーディネートを容易にするという意味でたいへんお勧めです。

いわば「白と黒」に近い対比が生まれ、そこにメリハリができ、空間に奥行を感じやすくなり、広さを演出することができます。

インテリア小物でアレンジしなくても空間にメリハリが出るとともに、ウォールナット材の家具をより引き立たせる効果を演出します。

白い画用紙に色を自由に塗るようなものですので、色の濃いウォールナット材の家具はより映えるというわけです。

 

 

ウォールナットのテーブルに合う壁


 

 

シンプルなホワイトやアイボリーのクロスは、ウォールナット材のテーブルの輪郭を強調する効果があり、洗練された空間に仕立ててくれます。

また、アクセントクロスや塗り壁もウォールナット材のテーブルと相性が良いことでも知られています。

無着色で仕上げたウォールナット材のテーブルは、様々な色素が複雑に絡み合う深みのある色合いを持ちます。

このウォールナット材の色合いとアクセントクロスの色合いが、絶妙なバランスで調和し、ワンランク上の空間を楽しむことができるのです。

珪藻土や漆喰などの塗り壁には、自然光や照明の光が当たることで影が生まれます。

グラデーションとなって広がる影は濃淡も色調も多彩です。

この多彩な影の模様と、ウォールナット材の年輪による木目や複雑なグラデーションは互いの存在を引き立て合い、趣きのある空間が生まれます。

 

いくつかの事例をもとにお話ししてきましたが、さきにもお話ししたようにウォールナット材の家具、そしてテーブルはどのような空間にもよく似合います。

自宅の雰囲気がウォールナット材の家具を置いた際にどのようになるのか?

ご興味のある方は、CGなどでイメージを確認してみましょう。

最短でおよそ15分程あれば自宅の様子を再現できます。

まずはお気軽に家具蔵のスタッフまでお声掛けください。

 

その他のウォールナット材の家具がある暮らしの事例はこちらから

 

トータルインテリアコーディネート無料相談会(3D PLAN)はこちらから

 

 

 


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