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ダイニングテーブルの用途には食事以外どんな用途があるか?

2021.7.26

 

 

ダイニングテーブル、いうまでもなく主な目的は「食事をとるための場所」です。

また、「家の顔」とも言われるほどの存在感があり、家族が集まる憩いの場所でもあります。

最近では食事以外にどのような使い道ができるかを想定して、サイズや置き場所を考える人が増えています。

実際にダイニングテーブルは食事以外にどのような場面で使われているのでしょうか。

今回はダイニングテーブルの幅広い使い道をご紹介します。

 

 

ダイニングテーブルはかつての「お茶の間」であり「応接間」でもある


 

 

ひと昔前、円形のちゃぶ台を囲んで家族全員で食事を摂る、あるいはお茶を飲みながら家族それぞれが顔を見合わせて話をする…。

そうした風景はありふれた日常であり、それは「お茶の間」とも呼ばれました。

一方で来客に対応する際には(様々な状況が想定され、住宅事情もまた各々ですが)別室で対応する。

そういった風景もまたごく一般的なものでした。

時は過ぎ、現代。

住まいの間取りは食堂であるダイニングルームと家族が寛ぐ、あるいは来客に対応するリビングルームの壁はなくなり、リビングダイニングがポピュラーなものとなっています。

そこで起きたことはかつて「お茶の間」が担っていた役割と「応接間」が担っていた役割が一緒にこのリビングダイニングで行われるようになった、ということです。

食事も、家族のコミュニケーションも、来客対応もすべてをリビングダイニングで行う。

その時、中心にあるのがダイニングテーブルである、というわけです。

 

ダイニングテーブルは家族間のコミュニケーションを楽しむ場所となる


 

 

核家族化・共働き・少子化。

そういった時代の変化により、住まいにおいて「家族間のコミュニケーション」の重要性が叫ばれて久しくなっています。

住宅メーカーが間取りを考える際に「必ず家族が顔を合わせるような動線」を意識したものにしたり、本来あるべき場所に壁をあえてなくす、あるいは低くするというように「顔が見える」ことがファミリー向けの住まいにおいて重視されていることは有名です。

ダイニングテーブルもその「顔が見える」ことにおいて非常に優位性のある家具であり、そのことからダイニングテーブルの選定にはこだわりを持つ人が増えているという一面があります。

例えば3人掛けのソファに家族3人が横並びに座る。

近い距離で隣り合って、それがそれで仲睦まじい光景なのですが、全員が正面を向いていることが基本となるので近くにいながらにしてお互いの顔はあまり見えていません。

(テレビを観ている、ということもあります)

4人掛け程度のダイニングテーブルであれば、3人以上いれば多くの場合は誰かが誰かの正面にくるはずです。

お父さんお母さんが並んでいる状態で正面にお子さんが座っている。

あるいはパートナー同士が正面に座っている。

そうするとお互いの「顔」が見えます。

顔が見えることで気付きが生まれ、その気付きが会話に繋がる。

そうしたコミュニケーションを密にする場としてダイニングテーブルは最適なのです。

 

ダイニングテーブルは仕事や作業をする場所となる


 

 

ダイニングテーブルを作業用のワークスペースとして使用している人も多いでしょう。

元来、そういった人たちは一定数いましたが、テレワークの推進によって、そうした活用機会はより増えているはずです。

あるいは個々の趣味の場でもあるかもしれません。

そうした「作業場」としての役割もダイニングテーブルは兼ねているのです。

 

ダイニングテーブルはお子様の勉強の場にもなる


 

 

もはや学習法としては定番となっている「リビング学習」。

自室で一人で勉強を行うよりも、誰かが見ていることによる、やる気の持続・雑音がある中での集中力の向上・不明な部分はすぐに聞くことができる、といったメリットが有名です。

そうしたお子様の学習の場、としてもダイニングテーブルは多くの家庭で活用されています。

保護者の立場から言っても、お子様の学習の進度の把握やコミュニケーションの向上を図ることができるので良いことづくめ、ともいえる活用法です。

 

 

ダイニングテーブルは「できるだけ大きなもの」を選ぶ


 

 

ここまで見てきたなかで、あるひとつの要素が浮かび上がってきます。

それは「テーブルは大きい方が良い」という要素です。

家族がそこでゆっくり会話を楽しむのであれば、互いのスペースがしっかり確保されている、隣り合った人、向かい合った人に適切な距離感があるのが望ましいでしょう。

家族がそこで個々の作業を行うのであれば、やはり広いスペースがあった方が効率の良い作業ができるはずです。

誰かが使い終わるのを待っている、というのでは急ぎの用事もなかなか片付きません。

お子様がそこで勉強をするにしても同様です。

たくさんの教材を広げることもありますし、そこで同時に食事をしたり作業をしている人がいるかもしれません。

しっかりと学びに向き合ってもらうためにも大きなスペースは必要なのです。

当然、空間に対してやみくもに大きなものを選んでしまうと、周囲の回遊が難しくなるなどの弊害が生まれます。

例えば椅子の出し引きには何センチのスペースが必要、テーブルと窓の間を無理なく通るには何センチ必要、ソファとは近すぎないか?など周囲とのバランスを見ながら最大限大きなサイズを選ぶことで大きなメリットを享受できるのです。

 

いまやダイニングテーブルは住まいの中心であり、そこで行われることと行うことで得ることのできるメリットは多大なものがあります。

そしてそれを最大限得るためにはできるだけ大きなサイズを選ぶのがベストです。

その際にどんなサイズを選ぶのが良いのか?どのようにレイアウトすれば良いのか?不明な点は私たち家具蔵のスタッフにお声掛けください。

豊富な知識と様々な手法を使ったご提案で疑問や不明な点を解決します。

スタッフ一同お待ちしております。

 

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