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青山エリアの歴史と家具蔵

2021.6.19

 

 

青山エリアとインテリアの関係


 

 

青山エリアには、家具やインテリアを取り扱うショップやショールームが数多く点在しています。

家具蔵の様な無垢材家具を扱うショップは勿論、海外メーカーの旗艦店や、照明やカーテン専門店など幅広い分野からニッチなアイテムに特化したショップまで様々なタイプの店舗が揃います。

そもそも、なぜ青山エリアにはインテリアに関連するショップやショールームが多いのでしょうか?

そこで、青山エリアの歴史を少し遡ってみましょう。

1906年(明治39年)に山手線延伸により、原宿駅が開業しました。

1919年(大正8年)には明治神宮が創建されます。

そのタイミングに合わせて表参道が整備され、この青山エリアの地域発展が開始されます。

この地域は太平洋戦争末期の1945年 (昭和20年)、アメリカ軍による東京大空襲により一帯は焦土となってしまいました。

表参道を歩いていると、その歴史を表す看板もあります。

ケヤキ並木には、戦災を生き延びたケヤキとその後に植樹したケヤキ、両方を見ることができます。

そして終戦後の代々木錬兵場跡地には、米空軍の兵舎「ワシントンハイツ」が建設されました。

すると、表参道沿いには今も変わらずに営業する、キディランドやオリエンタルバザー、富士鳥居といった、米軍将兵とその家族向けの店が営業を始めるようになります。

こうして、青山エリアが家具やインテリアの中心地として発展をはじめます。

 

 

青山エリアとマンション開発の関係


 

1960年代には住居表示の実施により、それまで原宿駅周辺から青山通りにかけての住所である、渋谷区「竹下町」・「穏田1~3丁目」・「原宿1~3丁目」は、すべて渋谷区「神宮前」へと変更されました。

1964年(昭和39年)には、近隣の代々木体育館などが会場となる東京オリンピックが開催され、さらにこの地域の開発が進みました。

そして1962年(昭和37年)のマンション法施行に伴う「第一次マンションブーム」により、高級マンションがこの地域に相次いで建築されました。

郊外では住宅都市整備公団(当時)による「団地型」集合住宅が大量供給された一方、都心部ではデベロッパーによる全く新しい住み方の提案として、多くの高級マンションが建築されました。

そんな高級マンションの建築が最も集中していたのが原宿・渋谷地区=青山エリアでした。

その高級マンション群の発展に伴いこの地域は、インテリア専門街としての色を濃くしていきます。

 

代表的な青山マンション


 

 

原宿に作られたマンションで最も初期の代表的な建築のひとつは1958年(昭和33年)に第一生命住宅(現在の相互住宅)が原宿駅前に建築したデラックス賃貸アパートメントの「原宿アパートメンツ」です。

1960年(昭和35年)には原宿セントラルアパートも竣工しました。

そして1965年(昭和40年)には現在も表参道の代表的なマンションである「コープオリンピア」が建設されます。

このコープオリンピアは第一次マンションブームにおける高級マンションの代表例とされています

同年には、神宮前交差点、ラフォーレ横の富士アパート分譲による「グリーン・ファンタジア」、「パーク・ハイツ」が、1966年には「コープ・オリンピア・アネックス」と次々に高級マンションが建築されました。

これらのマンションは「全館集中冷暖房」を謳い文句としており、この頃からこれら豪華なマンション群を背景とした雑誌の撮影なども行われるようになり、情報発信地として洗練されていきました。

そしてその高級マンションに住まう人々の需要に応える形で、青山エリアのインテリアショップやショールームは更に充実度を増していったのです。

 

 

青山エリアと家具蔵


 

 

そんな青山エリアに、家具蔵は1995年に青山通りから少し路地を入った場所にオーブンしました。

無着色の無垢材といえば、現在は多くの家具を見る事が出来ますが、当時はまだまだ木質系材料を使用した家具も多い中では非常に特色のある工場直営・無着色。無垢材のオーダー家具専門店として、その歩みをスタートしました。

無着色の無垢材は傷ついた場合も、傷自体が経年変化により色味が変わる為、目立つことなく長く使用出来る点が大きな特徴であり魅力です。

例えば、表面に色を付けた「着色」の家具の場合は傷がついてしまうと、その傷の部分だけ色が変わってしまいます。

そのため長く使用する中で時間の経過により、見た目の印象が損なわれてしまう事が多くあります。

しかし、無着色の無垢材の場合は傷も味になるのです。

また、その部分を削って補修することが可能。

工場直営であることはその補修を信頼して預けることができることにも繋がっています。

時代は今、サステナブル社会です。

95年に出店した当時とは世相も変わる中で、この持続可能なエコ素材である無垢材に注目が集まっています。

青山に出店してからは25年、メーカーとしては創業68年を数える私たち家具蔵。

普遍的に変わらない良いものを、変わらない姿勢で作り続けることを頑なに続けながら、時代の変化に応じて、そして多くのお客様に喜んでいただけるよう、新商品の開発や技術の革新にも余念がありません。

これからも、皆様に永くご愛用頂くことが出来る家具づくりを続けてまいります。

 

家具蔵表参道へのアクセス・お問い合わせはこちらから

 

家具蔵の無垢材家具作りへの取り組みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 


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