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無垢材家具の入門編として「ベンチ」を

2021.3.10

 

 

数多くある無垢材家具の中で、気軽に取り入れやすいアイテムのひとつでもある「ベンチ」。

ダイニングテーブルにチェア2脚とベンチ1脚の組み合わせもよく見かけます。

ベンチは隣に座る人同士が詰めて座ることができたり、背もたれがないタイプであればベンチの向こう側が開けているので、空間そのものを広く見せることができます。

また最近では、座るという本来の目的以外の使い方も注目されています。

サイズやデザインなど、自由度が効きやすいベンチは今や万能家具と呼ばれるほどです。

そこで今回は、意外と知られていないベンチの有効的な使い方をご紹介します。

 

 

ベンチとは?


 

 

ベンチと聞くと公園や駅のホームで見かける、少しの時間休憩をしたりする腰掛けをイメージしますね。

ベンチは2人掛けや3人掛け、デザインはシンプルなものから凝ったものまで色々なタイプがあります。

諸説ありますが、現在でいわゆる横長の椅子のことを総称してベンチと呼んでいます。

ベンチの特徴は、複数の人が腰掛けることができることです。

家族が多い家庭や人が集まる頻度が高い場合は、一人掛けの椅子をたくさん用意するよりベンチを置いたほうがコストも抑えることができ、利便性がいいと言えます。

ベンチは当然のことながら人が座ることが大前提の家具ですが、それをふまえたうえでさらにもう一つ二つ役割を持たせることで活用度も大きく広がります。

 

ベンチの活用方法 その1.ディスプレイ用として使う


小物や趣味の雑貨などを飾る際にまず検討するのはオープンシェルフなどの「見せる」収納家具です。

オープンシェルフはモノが取り出しやすく片付けやすいのが特徴ですが、収納家具となるため、ある程度の高さが出てしまうことも。

高さが出ることで存在感が増し、部屋の大きさによっては圧迫感が出てしまうこともあります。

「あまり背の高い家具を置きたくないけど、小物でお洒落な部屋を作りたい」

という方にはベンチがおすすめです。

ベンチの高さは40cm前後のものが多く、全体的に重心が低い印象です。

この「重心が低い」というポイントは空間を広く見せる大きなポイント。

幅も100cm前後あると小物をディスプレイしやすく、スペースも取らずに置くことができます。

小物の他にも本や植物などをたくさん並べたいときは、サイズオーダーができる家具店で注文を行うのがおすすめです。

置き場所や置くモノに合わせて奥行きを抑えたものを使えば省スペースも図れます。

来客の際などには本来の用途で使用するという、1台2役の役割を持たせることができるのです。

 

ベンチの活用方法 その2.玄関で使う


 

 

玄関で手持ちの荷物を床に置いたり、靴を脱ぎ履きする際にちょっとした台があれば便利だな、と思ったことはありませんか?

訪問先に持って行った、もしくはお出掛け先から持ち帰ったケーキや花束などを床などに直接置くのは気が引けてしまいますよね。

そこで、玄関先に小ぶりなベンチがあると大活躍してくれます。

買い物帰りの荷物を一時的に置くことができたり、靴を脱いだり履いたりするときにとても便利です。

また、靴をたくさん所有している人はシューズラックとしても使うことができます。

(そうすることで臭気抜きにもなるので靴も長持ち)

お気に入りの靴をお店のディスプレイのように飾ってみるのもおしゃれですね。

 

ベンチの活用方法 その3.リビングテーブルとして使う


 

 

一般的なベンチの高さは40センチ前後。

これは多くのリビングテーブルとほぼ同じ高さです。

このことを利用してベンチをテーブルとして活用するのもお薦めです。

ソファ前にはたいていテレビボードがあり、その間にリビングテーブルが置かれます。

そしてソファとテーブル、テーブルとテレビボードの間を通過することは意外と多いもの。

その時に奥行たっぷりのテーブルではなく、細長い形状のベンチであれば回遊もしやすくなります。

こちらも飾り棚として使用するとき同様、来客時などには本来の使用方法に戻せばいいわけです。

ソファ前のローテ―ブルで食事などの機会が無いのであれば、ぜひ検討してみてほしいアイディアです。

 

いかがでしたか?

ベンチは座るという本来の目的以外にも実に多様な使い道があり、それらは空間全体の印象を美しく、また実際の使い勝手も良いものとしてくれます。

必要に応じて持ち運びができ、場所を選ばず使うこともできる、一家に一脚欲しい万能家具です。

無垢材家具というジャンルが広まってきて、興味を持っている人も多いでしょう。

代表的なものはテーブルやチェアですが、こうしたボリュームの小さなものでその良さを体感するのも入り口として大いに「アリ」ではないでしょうか。

家具蔵でも様々なデザイン、樹種で無垢材ベンチをご用意しています。

もちろんサイズオーダーも可能ですので、使い方に合わせたオリジナルのベンチを作ってみませんか?

椅子として使う際は、テーブルの大きさ・高さに合わせたサイズ設定もとても大切です。

失敗の無いようにまずはお気軽に家具蔵スタッフまでご相談下さい。

熟練の職人が作る無垢材ベンチは、使い込むほどに味わいが増していき、どんな空間にも自然と馴染むものです。

あなたのお住まいにもきっと新たな一面を演出してくれるはずです。

 

家具蔵の無垢材ベンチのラインナップはこちらから

 

 

 

 

 


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