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「色」ではなく「樹種」で揃えるトータルコーディネートとは

2020.5.10

 

春は引越しや新生活のスタートの季節。

この春から新たなスタートを切られた方も多くいらっしゃることでしょう。

お引越しや新生活をきっかけに家具の新調を検討する方も多くいらっしゃいます。

そんな季節ですので、無垢材家具のトータルコーディネート術についてお話していきましょう。

今回のテーマは、

『「色」ではなく「樹種」で揃える』

です。

 

 

家具選びはどこに重点を置くか


家具を選ぶ際に、みなさんはどんなところをポイントにしていますか?

サイズ感(レイアウト)、色合い、素材、ブランドなどなど…。

どの要素もとても大事なものです。

しかし、さらに大事なポイントをしっかりと把握して家具選びに臨まないと、

「好きなブランドを集めても家具の大きさが空間の広さにマッチしていない」

「レイアウトが生活動線を妨げてしまっている」

「既存の家具と新しい家具の統一感が出ない」

などの失敗につながってしまいます。

 

「居心地が良い空間づくり」がもっとも大事なこと


家具選びの様々な要素で共通して言える、もっとも大事にしなければならないこと。

それは

「自分がそこに居て居心地が良いと感じられる空間であること」

です。

「居心地が良い」とは、旅行や買い物などの外出先から、または学校や仕事から疲れて帰宅した際に

「家に帰ってきたらホッとする」「やっぱり家が一番」

という場所になっているかどうかと言い換えても良いでしょう。

では、居心地が良い空間を作り上げるのに、まずはどこから決めて行くのが良いでしょうか。

まずは

「空間コンセプトを明確にする」

このことから始めましょう。

例えば、「明るい印象で開放的な空間」にしたいのか、「落ち着いたトーンのモダンテイスト」にしたいのか、「ナチュラルテイストを含む和モダン」が希望なのか。

家族で空間コンセプトを明確にすることから始めると、様々な決定がスムーズになり、家具選びそのものが楽しくなってくるものです。

 

自然素材の奥深さ


白を基調にしたホワイトインテリアコーディネートや黒を基調としモノトーンインテリア、コンクリート打ち放しのクールに決めたインテリア…。

様々な色調や素材がある中で、自然素材にこだわった住宅やインテリアを選ぶ方が、年々増えている現状があります。

これは、もはや流行というものではなく「主流」「定番」という言葉がふさわしいものともいえます。

人間が自然素材に安心や癒しを感じ、それを求めるのは本能的なことなのかもしれません。

そんな自然素材でもインテリアでは石や天然革、木など多くの自然素材が使われています。

その中でも、インテリアに使用される自然素材の代表格と言えるのが無垢材と言えるでしょう。

 

色(カラー)選びと樹種選びの違い


ホワイトインテリアやモノトーンインテリア。

これには白や黒の塗料で塗られたり、染料で染められたりした家具や照明器具、カーテン・ラグなどのインテリアエレメントが用いられます。

このような空間が好みの方も大勢いるでしょう。

統一感がある素敵な空間にもしやすいものです。

ただ、塗られたり染められたりしたものは、質感や表情が見えにくく「変化を楽しむ」ことには向いていません。

いつもと同じ空間で長い年月を過ごしていることは見慣れてくることを生みだします。

ともすればそれは「飽き」ともいえるものになりかねません。

また、その「色」を美しく維持することは難しく、引っかき傷が生じた箇所から下地の色が見えてしまったり、色がくすんでしまったりすると、買い替えたい気持ちが湧いてきてしまうものです。

買替えによって、家具の一生がそこで終わってしまうのは、悲しいですよね。

そして、「樹種選び」です。

 

 

みなさんは、「木の色ってどんな色ですか?」と質問されたらどんな色を思い浮かぶでしょうか。

目の前に絵の具やクレヨンがあったら茶色を選びそうですが、木の色と一言で言っても多種多様な色が存在します。

それは、樹種によっても異なりますし、同じ樹種でも育った環境によっても異なるのです。

さらには、自然の色味のものは時間の経過とともにその表情を変化させます。

無垢材家具、もっと正確に言えば無垢材無着色の家具は、作り立ての色合いと1年後の色合い、さらに10年後の色合いは変わります。

これを経年変化、もしくは「経年美化」と呼びます。

そうしたものはその時々で色だけではなく「表情」も変わるのです。

代表的な2つの樹種を例に挙げます。

有名なウォールナット(アメリカンブラックウォールナット)は、作りたての色合いは青みが多く、その落ち着いた深い色味の中に年輪の木目を感じます。

時間の経過とともに、地の色味の中から青みが抜けつつ赤味が差すことで、透明感が生まれます。

そこで木目も凛々しく浮き上がってくるのです。

 

また、こちらも有名なチェリー(アメリカンブラックチェリー)

最初期は全体的にほんのり赤みを帯びている程度の色合いですが、使うほどにその色は濃く、飴色に近づいていきます。

このなかでその木目もまた際立ち、そして自然に馴染むように優しい表情へと変化します。

 

これらウォールナット材(アメリカンブラックウォールナット材)やチェリー材(アメリカンブラックチェリー材)で作られた無垢材家具の変化は、長年その家具を使った人だけが味わえる「特典」のようなものなのです。

だから無垢材家具は飽きが来ず、長年に渡って使うほど愛着が増してくるものなのです。

家具蔵の各店舗には、無着色で作り上げられた無垢材テーブルや無垢材チェアなどがたくさん展示されています。

あえて、製作時期を変えた無垢材チェアと無垢材テーブルを組み合わせて展示することで、その経年変化も実感していただけるようにしていますので、無着色で仕上げられた本物の木の家具と着色された家具との違いを、どうぞその目でお確かめください。

 

家具蔵の無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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