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「モジュール(寸法)」と「動線」を知って快適なレイアウトを

2020.5.4

 

お気に入りの家具には、それと同時に快適なレイアウトやそのプランが必要です。

そこで生活するにあたって、ストレスを感じることのないスペースや動線の確保が重要になります。

これが十分に確保されているかどうかによって、空間の機能性と快適度は左右されます。

長い時間そこにいたくなるような居心地のよい空間をつくるためには、「心地良いモジュール(寸法)」を知ること。

そして、それをふまえた「動線」を確保することが大切なのです。

ここでは「モジュール」を空間のなかで「人体をベースとしてあらゆる寸法を決めていく基準」として、空間を構成する要素として用いることとします。

では、「心地良いモジュール(寸法)を持った動線」とはどういったものになるのでしょうか。

今回は「モジュール」を基に、居心地のよい空間をつくるための様々な「動線」についてみていきましょう。

 

 

動作空間のモジュールと「生活動線」は直結する


人が手を伸ばしたり、歩いたり、作業をする。

その際に無理なく動作を行うために必要なスペースのことを「動作空間」といいます。

快適なレイアウトを行うためには、まずこの「動作空間」を把握する必要があるのです。

一般的に1人あたりがその場所を無理なく通過することのできる幅=動作空間は約600ミリ、荷物を持っていたら約900ミリが必要と言われています。

また、互いに人がすれ違うような機会が多い箇所=900~1200ミリの間隔が必要になります。

収納設備や収納家具の前にも扉の開閉やその前にしゃがんだりする動作があるため、600~900ミリのスペースが必要です。

これら、空間における動作空間の連続が「生活動線」となり、この快適性が日々のクオリティを高めます。

では、これらをふまえて代表的なダイニングとリビングのレイアウトについてみてみます。

 

ダイニングの空間距離は快適な生活動線を生む


ダイニングテーブル周りの「生活動線」はLDKの居心地に大きく影響を与えます。

LDKの場合、食事や晩酌、家族の団らん、仕事や勉強…、とそこで行うことが多い=過ごす時間も非常に長くなる傾向があります。

そこではそれぞれがゆったり過ごすことのできる、または作業効率なども良くなるような大きなダイニングテーブルを置きたいもの。

そして、そこには(テーブルの大小に関係なく)やはり「計算された動線の確保」が重要なのです。

座っている人に退いてもらわないと目的の位置に行く事ができない・横向きに歩くことを余儀なくされる…、では快適な空間とは言いづらいものとなります。

テーブルの端から壁や家具までの距離は約800ミリ~900ミリ確保されていることが理想とされています。

ダイニングチェアを出し引きする・着座している人の後方を無理なく通過できるというサイズ感です。

また。この程度が確保されていれば着座している人の後ろの収納家具があっても、無理のない扉や引き出しの開閉が可能です。

先ほどの「動作空間のモジュール」を参考にすると、テーブルとソファが同じ空間にあった場合やテーブルと掃き出し窓の距離が比較的近い場合も、その目安が見えてきます。

すなわち、テーブルの付近は人が通ることのできる最低限の600ミリ幅は確保すること。

ただ、実際に600ミリの間隔でテーブルの傍にソファがあると、非常に近く感じます。

そこもふまえ、2人が無理なく通過できるような900~1200ミリの間隔をとるようにしましょう。

ちなみに、テーブルそのものの大きさとしての目安となる「適正対面距離」は800ミリ~900ミリ。

このあたりをふまえての空間全体からの「引き算」で適正なテーブルの大きさなどもわかってくるわけです。

 

テレビの適正視聴距離


小さい頃に「テレビから離れなさい。目が悪くなるよ」と家族から注意された経験があるでしょう?

テレビには見ていて疲れにくい「適正視聴距離」というものがあり、これをもとにレイアウトの最適解を導き出すことが可能なのです。

一般的に、適正視聴距離はテレビの画面高の「3倍」といわれます。

例えば50インチのテレビだと、画面高は約623ミリ。

つまり、「623×3=1869ミリ」必要になるのです。

これを基準にして一般的な6畳スペースに(2550×3400ミリ)にソファとテレビ台を置いてみると、ちょうどよい距離感になります。

ソファからテレビまでの視聴距離を適正なものにしつつ、快適に過ごすことのできる分かりやすい目安。

それはソファとテレビの間に奥行き1400ミリのラグマットを敷くことです。

そもそもラグマットは「奥行き1400×横幅2000ミリ」の規格のものが多いため、様々なモジュールの目安にしやすいインテリアアイテムです。

次に重要になるのが「TVの位置=視聴するときの高さ」になります。

人の目線は自然と水平方向よりも少し下を向いているものです。

テレビを見るときも水平方向より少し下、具体的には10~15度下に画面の中央がくるような目線にすると目が疲れにくいといわれています。

例えば、映画館で前方の席ではスクリーンを見上げるかたちになるので疲れる、という感覚があります。

それよりも後方上部の席、10~15度下に目線を落とすことのほうが楽なはずです。

一般的な目線の高さがだいたい何センチくらいになるかを覚えておき、目線よりも上にテレビの中央がこないように気をつけると疲れにくい、快適性の高いTV視聴となります。

●座っている時の目線高さ(ソファ座面高約35センチ)…約110センチ

●座っている時の目線高さ(チェア座面高約45センチ)…約120センチ

●座っている時の目線高さ(床に座っている時) …約80センチ

 

自宅で家族の動きやご自身の生活を想像しながら、よりストレスのない気持ちの良い空間計画を考えてみる。

そのことで意外な発見があり、より快適な毎日へとつながるかもしれません。

家具蔵では、多くのお客様が抱えているインテリアの悩みを経験豊富なプロスタッフが様々な事例をもとに、皆様のライフスタイルに最適なご提案をさせていただいています。

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