「日常を変える木"のある生活 -木視率・木材率の秘密-」"
2016.1.31
皆さん、こんにちは。
「暖冬」の予報もどこへやら、大雪が降ったり厳しい寒さが続いたり…。
なにかと室内で過ごすことも多くなるこの頃。天候だけはどうにもできないのですが、そんななかでも日々の生活を少し豊かにする秘密が木にはあるよ、というのが今回のお話しです。
木視率ってなに?
人は木を眺めているとストレスが減少し、活気が生まれるそうです。
木視率(モクシリツ)という建築用語があります。木視率とは、屋内に立ってあたりを見渡した時、木肌が見える割合をパーセンテージで示すものです。木肌とは「木の表面」のことで、内装に木が使われている割合ということです。
(これを室内空間の割合で呼ぶと「木材率」となります。以下、読みづらくなるといけませんので「木視率」に統一してお話しします)
木視率の高い家、つまり木肌の見える割合が多い家ほど「安らぎ」を感じるといいます。一般の住宅は木視率20%程度といわれていますが、木視率が40?50%ある家は「安らぎ感」が格段に増すのだそうです。
部屋のおおよその面積割合はおおまかに
「天井:20%・床:20%・壁:60%」
といわれています。
床材と腰壁材を木材で仕上げた部屋の「木視率」は、おおよそ「45%」程になるそうです。
ある研究機関による、視覚による実験結果ではこの「45%」の木視率の部屋で脈拍数は45%の部屋では増加し、30%の部屋で低くなりました。
つまり、30%の部屋ではリラックスした状態になり、45%の部屋ではワクワクした状態になっているということです。ということは寝室には木視率30%、リビングルームには45%がふさわしいということが考えられます。
壁面家具で木視率を上げ、居心地の良いリビングを
寝室でも木視率の割合を考え、快適なプライベートルームに
木がもたらす効果
この「木視率」、適度にパーセンテージが高くなるほど人間は「なごやかさ」「あたたかさ」を感じることが医学的、生理学的に証明されています。
今から家の内装を変えるのは難しい…という方は家具やインテリアの追加・交換でも木視率を高めることが可能です。
例えば家具蔵のような「無垢材無着色」の家具は、ただそこにあるだけで、日頃のストレスが減少し、リラックス感と活気を生み出してくれる、といえます。
もしくはこれからお住み替えを考えている方、リフォームなどをお考えの方は表参道本店に併設されている「ハウススタジオ」へ足をお運びになってみてはいかがでしょうか?
無垢材の床や天井、建具を中心に、すべて自然素材でつくられた空間では「木視率の高い生活」を体感できること請け合いです。
日常に木のある心地良い空間、皆様も楽しんでみませんか?
表参道ハウススタジオ。体感型のショールームです。
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