皆さん、こんにちは。
毎年、「秋」を感じる間もないまま冬が到来する感覚がありますが、今年もやはり気が付けば急に寒さが増してきて街行く方々も一様に厚手のものを羽織ってお出かけになっています。
気が付けば今年もあとひと月ちょっとなのですね。
今年の風邪は長引きがちということですので、年末年始を楽しく迎えるためにも体調管理にもしっかり心掛けたいところです。
この時期は日が落ちるのも早くなり、夏の頃とはまた違ったタイミングで夕焼けや朝焼けを楽しむことができますが、そういった景色が美しいのはやはり海辺。
今回はそんな海辺にある住まいの「海の見える無垢材オープンキッチン」のご紹介です。

一年の多くを海外で過ごすほどの国際的に多忙なH様。
たまの休日には自ら船を操縦しクルージングを楽しむほど海を愛する一面も持ち合わせます。
そんなH様のセカンドハウスは、やはりというか必然というべきか広大な海原がすぐ目の前に望める高台に建てられました。
ワンルームのLDKに配した大きな窓と、ウッドデッキを要するバルコニーから見える景色は一面の海。
そんな自然派の空間にはやはり無垢材のキッチンが良く似合います。
余暇を楽しむセカンドハウスは「非日常」を楽しみたいもの。
それを演出する意味も込めて、ホテルのバーラウンジとレストランのオープンキッチンをミックスしたような、調理スペースとバーカウンターを繋げたデザインに仕上げています。
通常このようなアイランドキッチンはひとつの素材で製作される事が多く、今回のようにステンレスと無垢のチェリー材を「ハーフ&ハーフ」の状態できれいに合わせるデザインは製作側にとっても興味深い挑戦だったと担当のスタッフは語ります。

壁面には同じ無垢材のチェリーで統一された収納家具。スッキリと統一感を持ちながら整理収納を実現
H様からも多くの意見と希望をいただき、それらをあらかた叶えたキッチンはステンレスシンクのエッジの角度や木目の通し方、素材感まで細かなディテールにこだわった家具蔵とお客様が共同作業でつくり上げる「世界にひとつのもの」の名にふさわしいオーダーキッチンです。

明るいお部屋の中では年月とともに無垢材のチェリーが表情を変え、深みを増す色あいが味わいある空間を演出してくれます
「ここで見る朝焼けも、暮れていく海原もとても美しい。そんな眺めを楽しみながら過ごす時間は、何物にも替えがたい最高のリラックスタイムです。月明りに照らされた夜の海もまたいいんですよ。」
寛げる自宅でありながら、商業空間やリゾートホテルのような大自然を味わうことのできる空間。
ナチュラルさとラグジュアリーさが共存する、まさに日常と非日常が入り混じった魅力的なキッチンスペースです。

家具然とした「脚付きキッチン」というコンセプトが根幹にあった今回のオーダー。清潔感と軽やかさを備えどんな空間にも馴染みます
H様、ご協力ありがとうございます。
今年の冬もまた一日ずつ表情の異なる景色を楽しみながら、その傍らに無垢材のある暮らしをお楽しみください。
今回ご紹介した事例は総合カタログ「KAGURA BOOK」にも掲載されています。
そちらをはじめ、様々な実例などもご紹介した資料5点セットを無料にてご提供しております。