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毎日に「長く暮らしに寄り添い続ける家具」があることで、空間には深みと温かさが生まれます。
その代表ともいえるのが「エイジング家具」と「無垢材家具」です。

一点物としての存在感と深み
エイジング家具と無垢材家具、その最大の魅力は、世界にたった一つしかない「一点物」であることです。
無垢材を用いた家具は、同じ樹種・形状であっても、木目や節の出方、色合いがすべて異なります。
さらに、長い年月を経ることで色が深まり、細かな傷や風合いが加わることで唯一無二の存在感へと変化していきます。
これらの傷や色味の変化は、決して劣化や汚れではありません。
その家具がどのように使われ、どんな時代を過ごしてきたのかを物語る「歴史」とも言えます。
そこに触れることで、いわゆる大量生産品では決して感じられない、温もりとストーリーが生まれるのです。
流行に流されない普遍的な美しさ
エイジング家具や無垢材家具には、時代に左右されないデザインと職人技が息づいています。
長く愛される家具には共通して、シンプルで美しく、実用的なデザインがあります。
豪華な装飾や奇抜なデザインではなく、日常の暮らしに静かに馴染む普遍性。
それこそが長年にわたって愛用される理由です。
また、細部に宿る職人の工夫も魅力のひとつです。
引き出しの滑らかな動きや、手触りのよい面取り、木材同士の精緻な接合。
使い手に長年寄り添うことを前提に作られた工芸技術が随所に感じられます。
今では手に入らない希少性
アンティーク家具やヴィンテージ家具に使われている木材の中には、現在では輸入規制や伐採制限により手に入らないものも少なくありません。
マホガニーやチークなど、一度家具として形になったものは、もう二度と同じものを作ることができない貴重な存在です。
その家具は、単なる「道具」ではなく、次の世代に受け継がれるコレクションや遺産としての価値をも持つのです。

サステナブルな選択として
エイジング家具や無垢材家具を選ぶことは、サステナブルな暮らしにもつながります。
新しい家具を作るためには、多くの資源やエネルギーが必要ですが、既にある家具を大切に使い続けることは、環境負荷を減らし、森林資源の保護にも貢献します。
また、無垢材家具はメンテナンスをすれば何十年、時には100年以上使い続けることも可能です。
多少の傷や汚れも味わいとして楽しみ、時にオイルを塗ったり、表面を磨き直したりする。
そのことでさらに愛着のある存在へと育っていきます。

メンテナンスを楽しむ暮らし
無垢材家具やエイジング家具を持つ楽しみのひとつは「育てる喜び」です。
表面の小さな傷や色の変化を愛しみながら、自らオイルで手入れをする。
その時間そのものが、家具と暮らしを大切に思う心の現れです。
使う人自身が手をかけることで、家具には新しい物語が刻まれ、より一層「自分の家具」になっていきます。暮らしとともに成長していく家具。
それがエイジング家具、無垢材家具の醍醐味なのです。

木目が語る生き様を感じて
家具選びでぜひ注目したいのが木目の美しさです。
一本の樹が長い年月をかけて育つ中で風雪や陽射し、土壌の影響を受けながら刻まれた木目。
まさに自然の生き様そのものです。
たとえば、ブラックチェリー材などによく表れるリップルマークと呼ばれる波打つような木目模様。
これは樹が成長する過程で強風や重みに耐えながら形成されたもの。
私たちが日々の暮らしの中で乗り越えてきた困難と、どこか重なるものがあるかもしれません。
家具としての機能や価格だけでなく、この木目の背景にある自然の営みに共感できた時、その家具は単なる「モノ」ではなく、人生を共に歩むパートナーとなるはずです。

「一期一会」
KAGURA各店で展示している一枚板をはじめとするテーブル天板も、職人が選び抜いた木目を持つものばかりが並んでいます。
展示されている天板は多くのお客様に見ていただくため、万人に愛される木目やバランスの取れたデザインで構成されています。
大量生産の場合は当然木目を選ぶことはできません。
しかし木目はその樹がどのように、どのくらいの時間を掛けて育ったか、歴史や物語が詰まったものです。
今、目の前で確認できる木目を気に入っていただければ、世界に一つだけの家具との素敵なご縁となります。
世界中の数ある樹の中から1つを選べる。
これもまた、一期一会の出会いと言えるでしょう。
私たちは、こうしたエイジング家具や無垢材家具の魅力を、すべてのお客様に知っていただきたいと考えています。
見た目の美しさや機能性の良さ、価格など表面的な話だけではなく、家具そのものが持つ木の味わいや歴史、そして人と家具とのストーリーにこそ価値があります。
ぜひご来店の際には、家具の木目に触れ、その木が歩んできた歴史や、そこに込められた職人の想いを感じてみてください。
長く使うことで、さらに深まる味わい。
暮らしに寄り添い続ける本物の家具との出会いを、心からご提案させていただきます。
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