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キッチンの各部のサイズは何を基準に決められているのか

2022.11.17

 

 

キッチンの使い勝手は各部のサイズも関係している


 

 

毎日使う家具やキッチンについて、自分がどんなサイズのものを使っているかすぐに答えられる方は多くありません。

家具であれば何度か買い替えた経験があるので、大まかなサイズは覚えているというかたもいますが、とりわけキッチンについてはそのサイズを明確に覚えている人はごくわずかです。

特に建売や賃貸の場合はキッチン自体を自分で選んでいない為、キッチンに置く冷蔵庫スペースや食器棚のスペースを測ったことはあっても、キッチン自体を採寸したことがある方は少ないものです。

しかし、キッチンの使い勝手の良し悪しは実はその寸法に原因があることも多いのです。

もちろん収納の仕方やそこにあるものを減らすことで解決できる問題もあります。

そういった要素はすぐに対応することも可能でしょう。

しかし、ワークトップの高さが合っていない、シンクが深すぎる、吊戸棚が低すぎるといった、キッチンの構造自体に問題がある場合は、簡単に解消できない部分が大きくなります。

新築や改築、あるいは転居を考える場合には、今使っているキッチンの良い部分や問題点を把握しておくことで新しいキッチンを検討する際にとても役立ちます。

今回は一般的にキッチンの各部分のサイズはどのように決められているかを知ることで、今のキッチンと比較して問題点を洗い出したり、今後のリフォームに備える材料になれば幸いです。

 

 

キッチン全体の寸法と「ワークトライアングル


 

 

キッチンのスタイルは「I型」「Ⅱ型」「ペニンシュラ型」「アイランド型」「コの字型」「L字」など様々です。

そして、大きければ良いというものではありません。

キッチンで過ごす時間は以前よりも全体に増え、その結果LDKに占めるキッチンの面積も増えていますが、どんな間取りでも適切なサイズというのがあります。

その一つの目安として言われているのが「ワークトライアングル」というものです。

「シンク」「クックトップ」「冷蔵庫」の3点を結ぶ三角形の距離が程よいバランスであれば「使いやすいキッチン」と言われます。

シンクとクックトップの距離は、1200~1800ミリが適切です。

クックトップと冷蔵庫の距離は、1200~2700ミリ、冷蔵庫とシンクの距離は、1200~2100ミリが良く、その結果、合計が「3600~6000ミリ」というのが基準となります。

キッチンを一人で使うのか、同時に二人以上で使うのかでその距離も変わってきます。

特にI型キッチンで総幅が3メートルを超えるような場合はシンクとクックトップの距離を考慮しないと移動距離が大きく、使いにくくなってしまいます。

また、ワークトップの高さについても計算式が存在し、「身長÷2+50ミリ」が適正とされています。

ベーシックなキッチンの場合高さの設定は850ミリで、身長160センチの人が使う想定です。

ただこれはあくまで一つの基準なので、シンクは深くして中に水切りなどを入れるステップシンクにしたい方の場合などは気持ち高めの設定にする必要があります。

細かく見ればクックトップにIHを使うのかガスコンロを使うのかでも変わってきます。

いずれの場合もまずは今のキッチンの高さを知って、それを元にショールームで高さの違いを体感してみることをおススメします。

 

シンクの寸法はどの程度が良いか


 

 

「シンクは大きい方が使いやすい」という考えは少し古くなっているかもしれません。

特にビルトイン食洗機を考えている方の場合、食洗機で鍋なども洗えるためシンクはそこまで大きくなくても良いという考え方が今は主流になっています。

もちろん夫婦二人だけの暮らしだから食洗機は入れないという人もいることでしょう。

その場合もシンクを大きくし過ぎてしまうと、作業スペースが狭くなってしまうので注意が必要です。

どうしても大型のシンクを選ぶ場合は、そのシンク専用品として水切りプレートやまな板が用意されていることもあるので、そうした付属品を使うことで作業スペースを確保することも考慮すると良いでしょう。

 

機器の寸法を考える


 

 

キッチン機器の中でもサイズバリエーションがあるものとして、レンジフード・食洗機・クックトップなどがあります。

そのような機器を選ぶ場合は機能や価格に目が行きがちですが、先々の問題としてもし壊れたときの交換という部分も考えておきたいポイントです。

選ぶ前から壊れた時のことを想定するのは残念かもしれませんが、機器類にはどうしても寿命があります。

将来買い替えを検討する際に、同じサイズのモノを選べるのかどうかという部分は最低限気にしておきましょう。

例えばクックトップの場合、一般的な3口のガスコンロやIHヒーターのサイズは幅600ミリもしくは750ミリです。

グリル付きのタイプの場合、グリル部分はいずれの場合も600ミリですが、違いはトッププレートの幅となります。

IHの場合、大きな鍋を使うという方はW750(幅75センチ)を選ぶと良いでしょう。

ただ、ガスコンロの場合はW750とW600(幅60センチ)で五徳の位置自体は20ミリ程度しか変わらないので、作業スペースを広く取りたいという場合はW600をお勧めします。

最近ではドミノ式といってIHや高火力のガスコンロを組み合わせることが出来るシリーズや、グリルがないタイプのクックトップを採用する方も増えています。

その場合は先にも書いたように将来的な買い替えの場合に機器の選択幅が狭くなることだけは頭に入れておいた方が良いでしょう。

レンジフードについても、IHの場合はその設置がマストではないため、小型のモノや薄型のものなど様々な機種が販売されています。

ただ一般的なレンジフードについていえば大きく分けて機器の幅が750ミリ・900ミリの2種類となります。

クックトップを覆うようにした方が、煙やニオイの吸い込み効果が上がるためその幅と連動して、W600のクックトップの場合レンジフードは750ミリでも良いですが、W750のクックトップを選ぶにはレンジフードは900ミリを選びましょう。

食洗機は海外製のものはW600が主流ですが、日本向けにW450タイプも用意されています。

家族が多く食器の量が多いという場合にはW600の方が圧倒的に良いでしょう。

国内メーカーでも幅600ミリの食洗器がありますが、深さが違うため一度に洗える食器の量は海外製に軍配が上がります。

またW450のタイプを選ぶ場合でも国内メーカーのモノはスライドオープンタイプのものが主流で、さらに機種によって深さが異なるため、庫内の大きさもそれに準じて違います。

そうなると当然一度に洗える食器の量も変わるので、選ぶ際にはそのあたりも着目したいポイントです。

一方で海外メーカーのW450タイプは扉が前に倒れるフロントオープンがほとんど。

扉内にスライドするカゴが3段もしくは4段入っていて、大きいサイズの鍋などを洗う時に1段取り外すことができるなど、容量としては同じW450であってもこちらの方が断然大きくなります。

また食洗機選びの基本として、国内メーカー製は「食器洗い乾燥機」海外製は「食洗機」と呼ばれるように、以前は海外メーカーのものに乾燥機能はついていませんでした。

ただ、最近では乾燥しやすいように配慮された海外製品も出てきているので、食洗機を選ぶ時には純粋に容量を目安にしてよいのではないでしょうか。

 

 

このようにキッチン本体・シンク・機器の寸法は使い勝手に大きく関わってきます。

これから新しくキッチンをとお考えの方であれば、まずは今使っているキッチンの寸法を知るところから始めて見てください。

 

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