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「今日から実践!気持ちよく暮らす収納の極意 -第3回- 」

2016.3.20

「今日から実践!気持ちよく暮らす収納の極意 -第3回- 」

 

皆さん、こんにちは。

今年の桜の開花は例年より早い開花となるところが多いそうです。

とはいえ、東京では見頃は例年通り、3月末ごろとのこと。

いつもの通り道や公園が一斉に華やぐ季節。待ち遠しいですね。

 

■整理収納をどのように進めるのか?

 

さて、前回は「鉄則」を知ることで、整理・収納のコツを掴む、といったことをご紹介しましたが、今回は「ではどのようにそれを進めていくのか?」というお話をしていきます。

今回が、この「収納の極意」の最終回となります。

 

今あるモノがどの程度のボリュームであるかを知り、お住まいや空間に備えつけてある収納(クローゼットや納戸)の広さや位置を把握したうえで、

「足りない部分は家具でカバーする」

という考え方はいかがでしょうか。

 

「適正量をきちんと知ればモノは増えない」

「行動動線とモノを置く高さを意識する」

「使用頻度別収納で使いやすく」

「グルーピングで無駄な行動をなくす」

「定位置管理で『探し物』の必要なし」

 

前回、ご紹介した「鉄則」5か条です。

これらを家具販売という我々の立場からお話しすると、

 

収納家具は「配置」「収納量」「収納方法」、この3点に関してのお話を進めていく事となります。

 

♦「ゾーニング」と「プランニング」

 

家具やインテリアをいかにレイアウトし、それを快適なものに近づけていくか。

空間という視点でそれを考えた場合、その「プランニング」は非常に大切です。

テーブルはどんなサイズが的確な大きさか。

ソファの場所は。

有効なグリーンの配置は…。

空間とは何かひとつのものだけで成立する事は無いので、内容は多岐にわたります。

 

その際に「ゾーニング」という観点を持つと、プランニングがより的確なものとなるのです。

この場合、ゾーニング提案とは、間取り図などを基に空間を「公的」「私的」「家事的」と3つの空間に分けていくこととします。

 

・「公的」(リビングダイニングやお風呂など家族皆が使用する場所)

・「私的」(子供部屋、書斎など家族の中でも個人が主に使用する場所)

・「家事的」(キッチンやベランダなど家事を主に行う場所)

 

この作業により、視覚に対して分かりやすく3つの空間ができあがります。

3か所のスペースの中でも「公的」の場所に置くモノ、「私的」の場所に置くモノは自然と分かれてきます。

図面に簡単に蛍光ペンで色分けをする程度でよいので色分けをしていくと、「公的」スペースは主にリビングダイニングや玄関、トイレとなるかと思います。

ご家族皆さんが使用することになる電話や筆記用具、パソコン、オーディオなどの置き場所はリビングになることが大半ですが、有効な「公的」スペースが他にないということを考慮する場合、自然とリビングにも収納部分が必要だということがわかる、という流れです。

例えばお引っ越しやご新築。

収納に関しては、ご入居してから検討される方も多いですが、間取りとご家族の構成から、少なくとも揃えるべき収納計画は事前にたてることが可能です。

3月20日1.jpg

 

3月20日2.jpg

リビングに収納を置く事は空間を引き締めることにもつながります

 

当然、専門的な知識や普通では考えもつかなかったアイディアが必要になる事も。

そんな時、我々のような家具販売のスタッフの出番となります。

大前提として、暮らしやすさや生活をより豊かなものにするために、そしてそれが視覚的にも快適なものである為に。

様々な事例や現場を見てきたスタッフたちの、豊富な知識と経験の中から引き出す、時には具体的な数値や似たような事例を交えた御提案は、きっと目からウロコなものも多いはず。

様々な意見をミックスすることで、より最適なレイアウトやプランがたてやすくなることもあります。

3月20日3.jpg

見せる・隠す・デッドスペースを有効に活かす。生活空間の収納の御手本のようなこの収納もプランニングからの提案で生まれたもの

 

現在、ご新築をご検討されている方。空間の見せ方や整理収納にお悩みの方。

お時間があれば、是非お近くの店舗でお気軽にご相談をされてみてください。

きっと、今まで知らなかったあなたのお住まいの新たな表情を見ることができる機会になるはずです。

各店のスタッフがご来店をお待ちしております。


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