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今、マンションで人気なのはこんな間取り ~前編~

2020.4.8

 

新築マンションの購入や中古マンションのリノベーションなどを控えていた場合、どんな間取りや設備があると暮らしやすいのか、気になる方も多いはずです。

そこで今回は、実際にマンションを購入した方たちの自宅の間取りの良かった点を参考に、住まいに取り入れたい間取りや設備について、注意点や取り入れる際のポイントなどを抑えながら、前編・後編に分けてご紹介していきます。

 

効率的な収納に「ウォークインクローゼット」は欠かせない


季節ごとにたんすの中の服を入れ替えるのは意外と手間がかかります。

ウォークインクローゼットがあれば、空間をまるごと収納場所として利用できるため収納力が高く、季節物衣類の入れ替えが不要となります。

ハンガーに吊るした洋服の下も引出し収納などを置け、寝室内にチェストを置く必要がなくなる為、部屋を広く使うことができます。

クローゼットの中は使用頻度と出し入れのしやすさを考えながら物の定位置を決め、常に整理整頓し空間を最大限有効活用できるようにしましょう。

また、寝室とLDなど、2部屋からの出入りができるウォークスルークローゼットにすれば、生活動線がスムーズになると同時に、クローゼット内に湿気が籠ることもありません。

 

やはり「人数分の子ども部屋」は必要


住まいを購入する際に、子どもの人数分の個室がある間取りを選べば、将来手狭になって住み替えることがないので安心です。

子どもに自分の空間を持たせることで、整理整頓する習慣が身に付いたり、自立心が養われることも。

子ども部屋の場所を考えるときのポイントとして、やみくもに空いている部屋を与えるのではなく、LDやキッチンから子どもの気配を感じることのできる場所や、玄関からLDを通らないと部屋に行けない場所など、コミュニケーション性を意識した場所を検討するのがおすすめです。

例えば、間仕切りのある部屋にしておけば、子どもの幼少期はワンルームとして使用し、子どもの成長や人数に合わせて分けて個室にするなど、状況に応じて間取りを変えることもできます。

子ども部屋は、子どもが巣立った後も書斎や趣味部屋として利用したり、ゲストルームとして活用するのにも良いですね。

 

何かと便利な「勝手口」


マンションの場合、24時間ごみ出しができるところもありますが、そうでない場合は勝手口がキッチン横にあると一時的なごみ置き場として利用できます。

また、すぐに溜まることはありませんが、置き場所をとるビンや空き缶などの一時保管場所としても重宝します。

冬の時期であれば、野菜や果物の一時保管場所としても便利。

ただし、窓越しに外気に面してキッチンが冷える可能性もあるので注意が必要です。

 

家事の味方の「パントリー」


忙しい共働き世帯から支持を集めているのが、食品ストックをまとめて収納できるパントリーです。

食料品のまとめ買いや台所用品・災害時用食品のストックのほか、雑多に見えるキッチン家電も収納しておけます。

常温保管の調味料やインスタント食品のストックは意外と多いもの。

自然災害が多い近年は各家庭で水や缶詰などの食料をストックしておくことも当たり前になってきつつあります。

上記のような食料品に加え、調理家電、台所用洗剤など必要なものが多岐にわたるキッチンですが、パントリーで一括保管することで在庫状況が一目でわかるのでとても便利です。

LDからも見える対面式キッチンが主流の昨今では、キッチン周りはすっきりキレイに見せておきたいものですよね。

パントリーがあればいつもきれいに保っておくことができます。

 

空間の格を上げる「壁面収納」


壁面サイズに合わせて設置でき、壁いっぱいに無駄なく集中的に収納できるのが壁面収納のメリット。

見た目もすっきりし、高級感が増します。

また、地震の多い日本では家具の転倒を避ける意味でも安心感があります。

ただし、壁面収納を設置する場合はご自身の生活スタイルを想像し「隠す収納」・「見せる収納」のバランスと「何をどこに収納したいか」を念頭に入れて設置を検討するのがおすすめです。

上記のようなことを考えずやみくもに壁面収納を作った場合、失敗してしまうことも多くあります。

家具蔵にいらっしゃるお客様の中にも、

「今まで、圧迫感が出るのが嫌で壁面の大部分を扉のない収納にしていたけれど、飾りたいものが特になく、収納したものが雑多に見えてしまって後悔した。」

「ほこり掃除をマメにしなければならず面倒だった。」

という方もいれば、逆に、

「全て扉付き収納にしたけれど、かえって圧迫感が出てしまった。」

「天井に近い収納部分は気軽な出し入れができず、結局何も入れなくなってしまった」

など、自分の生活スタイルに合っていない場合、せっかくの収納を有効活用できなくなってしまいます。

また、急な転勤などで引越しが必要になった場合は、新しい家に家具を持っていくことができない点にも注意が必要です。

造り付け収納にも置き家具にも、メリット・デメリットがあります。

ご自身のライフスタイルをイメージし、時にはプロに相談しながら検討するのが良いでしょう。

前編では、マンションで人気の間取り5つを挙げ、取り入れる際のポイントや注意点について紹介しました。

多くの方が収納力や動線など家事のしやすさを重視した間取りを取り入れていることが分かりましたが、取り入れてみたい間取りや設備はありましたか?

次回は更に5つご紹介していきます。

 

住まいのこともお気軽に。家具蔵の各種相談会のご案内はこちらから

 

 

 

 


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