「大きな樹の下で」
2013.10.17
こんにちは、銀座店の梅津です。
皆さんのお住まいや職場の近くには「巨樹」、いわゆる「大きな樹」はありますか?
「巨樹」とは一般に幹周りが300cm以上の樹木、と定義されています。
紅葉のシーズンには少し早かったのですが、キンモクセイの香る初秋に家族で近隣の巨樹巡りをしてきました。
写真は千葉県市川市、日枝神社の大ケヤキ。
神社の周囲にケヤキの大木が並んでいます。神社の創建は約350年前であり、一番大きいこのケヤキの樹齢も同じ程度と言われています。
もう二枚は「稲荷神社」のイチョウ。幹周約6.1m程で、「千寿銀杏」の名札が立っています。
雌株なので秋には沢山のギンナンがなるそうで、ほのかに周囲にも独特の香りがありました。
こうして長い年月を生き続けてきた巨樹には風格と重み、威厳があり、その下では、その木が積み重ねてきた長い時間に思いを巡らせます。
この下で様々なドラマがあったことでしょう。また、自身も周囲の都市化や環境の変化による傷みを経験してきたことでしょう。
長い年月を生きてきた巨樹の姿を、いずれ大きくなった自分の子供にも見せてあげたいと私は思います。そして「すごーい!」と驚き、興味を持って欲しいと思っています。巨樹は自分の育った街にとっては誇りでもあり、いずれ思い出の目印になるにも違いないからです。
ぜひ、お時間があれば近隣の巨樹と身近な自然を感じにお出かけになってみませんか?
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