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家具ボード・オーダーボードの種類と特徴

2016.6.2

家を彩る様々なボード

 
一般的にボードと呼ばれる家具には様々な種類のものがあります。テレビボードやサイドボード、キッチンボードなどは、どのお宅にもあるのではないでしょうか。ボードはもともと板という意味ですが、家具の場合は収納する棚を指すことが多いようです。
機能的で収納力があるボードはインテリアの要。様々な種類のボードを紹介します。
 

サイドボード

家具ボードのなかでも頻繁に目にするのがサイドボードやローボードと言われるものです。細長く長方形のサイドボードをよく目にするでしょう。もともとは、皿やフォーク、など食器を収納するスペースで、欧米ではダイニングや食堂に設置されることが多いようです。
日本ではリビングや応接間に設置してインテリアを兼ねた家具としてよく使用されています。来客用のワイングラスを並べたり、自慢のお酒を置いたりとコレクションケースのような役割もサイドボードは果たします。さらに本棚やパソコンラックとして使うことも可能。収納力があっても、家具としては高さがあまりないので圧迫感を与えません。
サイドボードの上には、ものを置くこともできます。観葉植物を置くほか、パーティーのときはミニバーとしてもサイドボードは活躍します。ベッドルームに鏡と置けば簡易のドレッサー。引き出しが多いので使いやすく、アンティークな雰囲気のサイドボードを選ぶと上品な空間になります。サイドボードの活躍の場は家中にたくさんあります。アイディア次第で、サイドボードは家での様々なシーンに活躍する家具です。
 
 

チェスト

引出し型の収納は、リビングダイニングに置いて、使用頻度の多い細々したものを整理して仕舞う事ができるだけでなく、寝室に置いて衣類を仕舞うための箪笥(タンス)として使う等、用途によって様々な使い方ができる万能型収納です。サイズも様々、腰高のローチェストや収納量の多いハイチェスト等、仕舞いたい物の量や置きたい場所によって選ぶこともできます。

サイドボード同様に、ローチェストであればその上を飾り台として活用する事もできるため、お部屋のフォーカルポイントとしても活躍できます。素材も木材やプラスチック、スチール製など幅広くあるため他の家具と合わせて選ぶのが良いでしょう。

 

テレビボード

テレビの高さを調整し、DVDデッキなどを収納してくれるテレビボード。テレビ周りはリモコンやゲーム機などでごちゃごちゃしてしまいがち。掃除も大変だし、収納をまとめたいという人に利用して欲しいのがテレビボードです。
これはテレビを置くためのボードです。コンパクトなものから大きなものまで様々なサイズがあります。リビングはどうしても散らかってしまうのでテレビボードにまとめて収納しておくと便利。テレビボードなら簡単に生活感がある部分を隠してくれます。
適したサイズのテレビボードはテレビの大きさによっても違います。テレビボードを購入するときは必ずテレビの大きさを事前に確認しましょう。
 
 
 

ダイニングボード・カップボード

ダイニングボードやカップボードは、食器やカップ類を収納するために使う家具です。キッチンボードに似ていますが、調理器具を収納するようには考えられていません。ダイニングボードはキッチンよりもダイニングに置くことも多いので、全体の雰囲気も大切。
お皿やカトラリー類をおしゃれに収納して、実用だけでなくインテリアとしてダイニングボードを使いこなしましょう。
 
 

キッチンボード

食器棚といえば食器を収納するものというイメージが強いかもしれません。キッチンの機能性を上げる家具として人気が高いのがキッチンボード。レンジボードと呼ばれることもあり、食器だけにとどまらず調理器具や食材も収納できる大型収納です。
調理器具を置くことを想定しているため、多くのキッチンボードには中央部に電子レンジや炊飯器を置くスペースがあります。
コンセントがあるものもあり、調理家電を置いてそのまま調理台として使えるキッチンボードも便利です。炊飯器を置くスペースがあるものは炊飯時の蒸気を逃がすために前方にスライドできるなど、細かい点まで工夫が行き届いた家具です。
キッチンボードは日常的に使用する家具になるので使い勝手が重要。選ぶときは調理器具の収納スペースや自宅にある電子レンジの大きさを確認しましょう。
 
 

ブックボード

本棚としての活用方法が主ではありますが、小物を飾るなどのコレクションボードとしての活用方法もあります。スタイルも様々にあり、スッキリと見せるオープンタイプから、ホコリから守る為に扉付きのタイプ。扉付きタイプでも、中を見せるようにガラス扉になっているものや目隠しタイプのもの等、置く場所や見せ方によって選択が変わってきます。

大事なポイントは、多種ある本のサイズがきちんと収まるかどうか。可動できる棚板の枚数多ければ、サイズごとに綺麗に本を見せる事ができます。棚板の追加ができるかどうかも選び方のポイントになりかも知れません。

 

キュリオボード・キュリオケース

キュリオボードは、お手持ちのコレクションやグラス等の食器類を美しく飾る飾り棚です。ガラスを多用しているものが多く、そのほとんどは、正面からだけでなく左右からもコレクションを眺める事ができます。リビングダイニングに置けば必ず視線を集める物になりますので、ご来客の方の視線を意図的に誘導する事もできます。

キュリオボード上部には、飾る物を照らす照明がついているものが多いため、光の透過を考えて飾るようにしましょう。生活シーンによって照明の点灯を使い分ける事で、空間の上質感がぐっと増します。

 

ワードローブ

クローゼットに納まりきれない衣類や、普段頻繁に使う衣類、アクセサリーを仕舞うのがワードローブ。チェストと違い畳んだ衣類を仕舞うだけでなく、ジャケットやコートあるいはバッグ等、様々なものを仕舞う事ができます。

当然サイズは大きくなりますが、開き戸タイプや引戸タイプ等があるため、設置する場所によって正しく選ぶことが大事になります。

クローゼットと併用して、衣替えの度に仕舞うものを入れ替える事によって、普段の取り出しやすさが大きく変わってくるため、着たいものを探す時間の短縮にもなります。

 

ユニットボード

ユニットボードとは、サイズ・仕様の違う扉や引出などを住まいや使い方によって組合せができる収納家具です。壁面全面を収納にしたい場合や、既存の家具ではサイズが見つけ出せないすきま収納。また、キッチンカウンター下のカウンター収納等々、スタイルや使い方に合わせカスタマイズができるため、理想の逸品を手にすることができます。
 
 
 

ボード選びのポイント

 

収納力とインテリアを兼ね備えた家具ボード。毎日使うことを考えて慎重に選びましょう。収納家具を買うときは何をどれだけ収納したいか考えることが大切です。
カップボードであれば大皿やカトラリー、ティーカップなどがどれだけあるか確認しておきましょう。瓶や鍋など高さがあるものを収納する場合は、それらが入るスペースがあるかどうかチェックしてください。棚板の高さを調節できる棚であれば用途に合わせて自由に組み合わせることができます。棚の構造ではなく、単純な収納力を知りたければ、内寸を比較してみてもいいでしょう。
 
使い勝手を考えるのであれば扉の開き方も重要です。狭いスペースしかない場所であれば開き戸よりも引き戸のほうが使いやすいかもしれません。一方で開き戸は全開にできるため、一目で内部を見渡すことができます。置く場所や入れるものにあわせて選びましょう。用途によって適した素材も違います。
汚れが付きやすいキッチンスペースであれば、汚れてもふき取りやすいメラミン等の化粧板でできた家具が便利。リビングなどに置くのであればインテリア性を重視して木の家具がおすすめです。ボードは一点投入するだけで部屋の雰囲気を変えるとともに、収納が便利になる家具。自分のニーズに合わせてお気に入りのボードを探しましょう。
 

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