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家具ボード・オーダーボード-最適なサイズの選び方-

2016.8.4

 
最適なサイズを選ぶコツ
 

テレビボードやリビングボードなど、使用目的によってコンパクトなものから大きなものまであるボードは、しっかりと使用目的を考えてからサイズを選びましょう。テレビボードを選ぶとき、横幅に迷ったら少し大きめのサイズを選ぶのがコツです。テレビボードを選ぶコツは後から説明します。テレビを買い替える際、今までより大きいサイズに買い替えたくなるケースが多いかと思います。大きいサイズのテレビを買いたくても、テレビボードが小さければ置く場所に困ります。そうならないためにも、あらかじめ少し大きいサイズのものを選ぶというわけです。テレビボードに限らず、大きいサイズのボードは買い替えるのが大変です。家族が増えて収納が必要になる、食器の数が増える、設置する家電が増えるなど、将来的な可能性も踏まえたサイズを選ぶと良いでしょう。

また大きなボードを購入するときは、搬入スペースが確保できるかを確認して購入しましょう。梱包サイズがいくつになるのかを必ず確認してください。扉や廊下の幅、エレベーターの広さ、階段の踊り場など、搬入経路を通過できるサイズの範囲内でボードを選びましょう。大きな家具のサイズを購入するときは、実際に置けるサイズや搬入可能なサイズを確認してから選ぶと失敗が少なくなります。

家具ボードは、インテリアの配置や求める機能によって市販品だとサイズがしっくりこないこともあります。ライフスタイルに合わせたピッタリのサイズのボードが欲しい、既製品のサイズでは満足できないという場合、オーダーボードという選択肢もあります。オーダーとなると、とことんサイズにこだわって選びましょう。あとから述べる使用シーンや配置スペースから考えるサイズの選び方も参考にしてみてください。

 

使用シーンから考えるサイズの選び方

リビングでテレビボードとして使用する場合、テレビとのバランスを考えてサイズを選びましょう。ポイントは、テレビのサイズより大きなサイズのボードを選ぶことです。テレビの幅よりボードの幅が狭いと、頭でっかちでバランスが悪く見えます。見た目に不安定な上に、テレビの横を通るときにぶつかりやすくなります。テレビの幅に200mm以上、幅を足したサイズのテレビボードがおすすめです。テレビの左右にスペースがあれば、グリーンなどの小物を飾ることもできます。

最近は、テレビの薄型にともない大きいサイズのテレビも普及しています。32インチから42インチくらいまでのテレビが一般家庭だと人気があります。テレビボードの幅を選ぶ目安としては、32インチのテレビであれば、幅800mm以上、42インチなら幅1200mm以上のサイズがお勧めです。

テレビボードのサイズは、高さも重要です。テレビを観るときに、テレビの中心が目線より少し下にあると楽に観ることができます。床に座ってテレビを観るのか、ソファに座って観るのか、ダイニングテーブルを囲んでテレビを観るのか、テレビを観る状況は主にこの三つ、自分がどの生活スタイルなのか考えてサイズを選びましょう。床に座って観る場合は、400mmくらいまで、ソファなら400mmから600mmまで、ダイニングなど椅子から観る場合は600mm以上の高さがあるサイズが楽な姿勢でテレビを観ることができます。

 

空間への配置や置き方から考えるサイズの選び方

リビングやダイニングに置くボードは、部屋に置けるサイズであることを確認するだけでなく、キッチン家電のサイズや、仕舞いたい食器類などの量を考えることが重要です。ダイニングでは、ダイニングテーブルとチェアのセットがそれなりに場所を取ります。テーブル周りの導線をイメージし、余裕を持って確保できるサイズのボードを選びましょう。忘れてはいけないのが、使用用途によっては家電を置くスペースがあるかどうかです。部屋への配置ばかりに気を取られると、家電を置くスペースがなかったということになりがちです。置きたい家電がある場合、そのサイズもしっかりとチェックしておきましょう。

狭い部屋を広く見せたい場合は、高さが低いサイズのボードを選ぶと良いでしょう。ボードに限らず、高い家具の配置によっては視線がさえぎられて部屋が窮屈に見えます。全体的に低めの家具を選び、ボードもそれに合わせましょう。また、狭い部屋の場合は収納家具を複数置くより、大きめのサイズのボードを選び収納をまとめてしまうというのも手です。オーダーボードなら部屋にピッタリと合わせた壁面収納としてボードを利用することも可能です。

ボードのサイズによって、様々な配置で部屋を演出することができます。部屋の仕切りと収納を兼ねたカウンターにピッタリな高さのものは、狭い空間を有効に使いたい、部屋全体をスッキリ見せたいという場合に適しています。オープンシェルフも、配置の仕方によって部屋の間仕切りに使えます。部屋の仕切りやカウンターとして使う場合、周りの導線をしっかりと確保できるサイズを選びましょう。

 


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