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造作家具と置き家具 その違いとメリットとは

2022.3.20

 

 

造作家具と置き家具の違い


 

 

家具を検討される際、置き家具にすべきか、造作家具にするか、迷われる方も多いでしょう。

マンション購入後のオプション相談会から決定に至るまでの流れでも、情報は多々寄せられますがその違いやコスト面、メリット、デメリットなど正確に把握されている方は少ないのが現状です。

そもそも、造作家具とは?置き家具とは?

この部分も言われてみると意外と知らないな・・・、という方もまた多い筈。

この部分を整理し、家具を検討するうえで、失敗しない家具選びを行うためにも造作家具と置き家具の違いとメリットについてのお話しとなります。

 

 

造作家具とは・・・


 

 

造作家具とは大まかにいうと住まいのなかにその部屋のサイズや目的に合わせた施工をかける“造り付け”の家具や棚、収納スペースのことを指します。

造作家具は、なんとなくコストが掛かる、特注で大掛かりなことになりそうだ、というイメージが強い向きもありますが、(実際に、家を建てる時や最近流行のリノベーション、リフォームする時などで検討する機会が多い)コストがかからないタイプの造作もありますし、コストに見合うだけのメリットもたくさんあります。

自分たちがイメージしていたものがそのまま形になるのがまずひとつ。

また、地震対策としても有効です。

日本は特に地震が多い国でもあり、置き家具に比べて、造作の棚や壁面収納、吊り戸棚は耐震面でも安心安全です。

ただ、デメリットとしては、建物に固定した造作家具は簡単には動かせないので、ライフステージの変化やお子様の成長に応じて部屋の使い方や間取りをフレキシブルに変える予定のある人は注意が必要です。

賃貸や転勤などに当てはまる方は、あまり向かないかもしれません。

 

置き家具とは・・・


 

 

置き家具とはその名のとおり、必要な場所に「置く」家具で、いわゆる一般的な家具の類はことごとくこれに属します。

置き家具は、造作家具ほど綿密にスペースを有効活用はできませんが、有名メーカーのものであれば品質も安定しており、比較的安価で、のちのちの買い足しも可能です。

ただ、メーカーによってはシーズンごとに商品のラインナップが変わり、同じシリーズを買い足したい時にすでに販売されていないということも多々あります。

置き家具であっても将来的な買い足しや耐久性を十分に考え、選びたいところです。

また、気軽にレイアウト変更が行えることや、引っ越し先にも持って行けることが、置き家具の魅力でもあります。

造作家具は床や壁に固定してしまうので、基本的には移動できません。

仮に取り外しても次の家に合わせるのは難しいでしょう。

間取りの設計段階から置き家具の配置を考えて計画すれば、より完成度の高い空間になるので、そのあたりが難しい方はプロに相談するのもひとつです。

置き家具は部屋に後から配置するため、サイズや色合いが合わなかったり、設置後に思わぬデッドスペースが生まれてしまったりと、なかなか空間にベストマッチするものを選ぶのが難しくなる場合があるというデメリットがあります。

多少の妥協をしながらマッチングさせていくことが難しい要因でもあります。

 

「オーダー家具」という考え方


 

 

置き家具は、ある特定の場所を想定したものではない為、メーカーの在庫がストックされている既製品、というイメージが強い方もあるでしょうが、この置き家具をオーダーや特注で作るということも可能です。

いわゆる「オーダー家具」「特注家具」「オーダー収納」と言われるもので、家具蔵でも多くのお客様と打合せを重ねながら数多くのオーダー収納をご案内してきました。

「このデザインはとても好きだけど、もうちょっと大きければ」

「もう一段引き出しがあったら」・・・

そんなご要望にお応えするのが、「オーダー家具」「特注家具」「オーダー収納」という考え方。

自分仕様の家具が欲しい、なかなか好みのものが見つからない、造作家具まではちょっと…と、お考えの方にはもってこいです。

暮らしのスタイルや空間の状況に合わせてオーダーを行い、特注対応も受けてくれる、そんなこだわりを実現できるようなところを探してみるのはきっと色々な意味で楽しい作業になるはずです。

 

 

暮らしにあった選択が大切


 

 

自分達にとっての理想の場所に適材適所・ジャストサイズで設計できるオ-ダー収納。

既製品では実現できない仕様で、暮らしや収納の「困った」を解決したり、色調や素材に統一感をもたせて、グレードの高い空間に仕上げることも可能です。

内装やインテリアは、住まいのイメージを左右する大切なポイントです。

統一感が出る造作家具と、一つひとつの意匠性が高い置き家具、どちらを取り入れる場合でも、空間全体を意識してコーディネートすることで思い描いた住まいに近づけられます。

それぞれの特長を上手に取り入れて、ライフスタイルやお好みに合った空間づくりを楽しんでいただけたらと思います。

 

これから新築の予定がある方だけでなく、模様替えや引越しなどをお考えの方はプロによるトータルプランニングなど行っている家具店などで一度相談されることをお薦めいたします。

人生は時間です。

その時間の大半は仕事や家事に費やします。

限られた時間を家族とともに寛ぎ、安らぐ時間にしなければいけません。

おおげさかもしれませんが、家具・インテリアがやすらぎの時間を生み、集う人のくつろぎが空間を暮らしに変えていく。

人生を楽しむ秘訣は毎日過ごす為の家づくりが大切です。

じっくり家の中の家具について考えてみるのもいいですね。

 

家具蔵のオーダーボードの事例はこちらから

 

造作?置き家具?どちらが自分に適しているかもわかる収納相談会の内容はこちらから

 

 

 


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