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ソファを長く大切に使うために  -使い方とアフターメンテナンス-

2016.11.25

 

ソファを長く使うために


リビングの大型インテリアと言えば、代表的なもののひとつがソファです。部屋の印象を決めるような存在で、購入する際にも様々な角度から慎重に選んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。そんな思い入れのあるソファだからこそ、長く使いたいものです。

部屋の主とも言えるソファが汚れていたり破損していたりすると、部屋全体が薄汚れた印象になってしまいがちです。購入してそれで終わり、というのではなく、ソファを長く使うためにはこまめなお手入れが必要です。張替えや修理、使っているうちについてしまった汚れの掃除など、アフターメンテナンスをして快適なリビングを作っていきましょう。

 

ソファ使用時の注意事項


ソファを使用する際、どのようなことに気を付けたら長く快適に使用できるのでしょうか。基本は、ソファの上に乗って飛び跳ねたり、踏み台代わりにしたりしないということです。ソファのどこか一箇所だけに比重をかけると、バランスが崩れ、場合によっては転倒して大けがをすることがあるので注意しましょう。また、ソファの上に重いものを乗せたまま放置すると、その部分にひずみやゆがみが出るので避けましょう。

ソファを置く位置にも十分注意が必要です。必ず、傾きや凹凸のない平らな場所に置くようにしましょう。直射日光やエアコンの風なども、ソファに当たると劣化を早めますので、室内のどこに置くか考えてから採寸し購入するようにしたいところです。

革のソファは経年による傷や変色が「味」となり愛着もわきますが、合成皮革の場合は、そのような劣化には注意が必要です。合成皮革は特に直射日光に弱いので、ソファを窓側に配置する場合などは、遮光のカーテンを併用するなどして、紫外線が当たらない工夫をしましょう。

また、合成皮革は染料を使用しているため、長く接触していると色移りすることもあるので、合成皮革のソファに物を置く場合は注意が必要です。

 

ソファでよくある故障とは?


ソファを使い続けていると時々不具合が出てきます。代表的なものは、手垢や皮脂、食べこぼしなどによる汚れ、表面にキズが出来てソファの布地や革が破損する。座り心地が悪くなるなどのトラブルです。

ソファを検討する場合は、クリーニングができるカバーリングタイプのものを検討するのが良いでしょう。張り込みタイプのソファでは、簡単にメンテナンスする事が出来ません。見た目だけのデザインにとらわれることなく、使い勝手の部分も考慮してソファ選びを行うことが重要です。

 

故障時のメンテナンス


カバーリングソファの場合は、カバーを取り外してクリーニングに出せるものや、素材によっては家庭用洗濯機で洗濯できるものもあり便利です。カバーを外せないタイプの布製品であれば、日ごろからこまめに掃除機でホコリを取っておくようにしましょう。食べこぼしなどの汚れが付いた時は、水分をよく吸い取り、中性洗剤を少量混ぜたぬるま湯に柔らかい布を浸して固く絞り、上からトントンと叩く要領で汚れを落とします。

革のソファを長持ちさせるには、日ごろのメンテナンスが大変重要です。最低でも週に1回程度はホコリを掃除機で取り除くようにしましょう。但し、革は大変デリケートですぐに傷がついてしまうので、掃除機はかなり優しくかけることをおすすめします。掃除機の代わりに、マイクロファイバー素材のクロスなどで拭いても良いでしょう。

革ソファにうっかり水などをこぼしてしまった場合は、放置すると革にシミが付いてしまうので、しみこむ前になるべく早くふき取るようにします。旅行などで、長期間メンテナンスが出来ない場合は、大きめのシーツなどをかぶせておき、ホコリが付かないようにすると後のケアが簡単に済むので便利です。革製品は経年による色の変化や、ある程度の劣化は「味」としてオシャレにも見えるのが特徴ですが、4から5ヵ月くらいのペースで専用クリーナーを使用してケアすることをおすすめします。

合成皮革のソファは、日ごろからこまめに柔らかく乾いた布で乾拭きをし、ホコリを落とすようにすると長持ちします。合皮は本革製品に比べて安価で手に入りやすいものですが、その分劣化しやすいので、傷や座る時の場所(いつも同じ場所に座らない等)などに注意が必要です。合皮専用のクリーナーなども便利です。

本革や合皮ソファの劣化などは、専門の会社に生地の張替えを依頼することもできます。またメンテナンスを依頼する際には、クッション部分の綿やウレタンの交換や補修をお願いすることもできます。

ソファの脚部分やアームレストなど、木製や金属製の部分にもメンテナンスは必要です。目立った汚れがない場合は、乾いた柔らかい布で拭くと良いでしょう。木製のアームレストは、熱いものや水滴のついた状態でグラスなどを直接置いておくと輪染みの原因にもなってしまうので避けましょう。

 


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