「失敗しない家具選び」には無料で受けられる各種相談がおすすめ
2023.1.7
家具選びを失敗しないために
新築や引越しなどの住み替え、あるいは模様替え。
部屋を決めてから、もしくはその模様替えを思い立ったら、その順番は様々ですが、その際に必要なのが家具の選定です。
「新しい住まいには今まで使っていた家具は持っていかずに新調してこれまでとは違った雰囲気の部屋にしたい」「前よりも快適で便利な生活ができる部屋にしたい」
と思う人も多いのではないでしょうか。
毎日使用する家具の選び方を失敗してしまうと、そのあとの生活がとても不便に感じてしまいます。
気に入って買ったはずの家具が、「思っていたのと違った」「サイズが大きすぎた」「今の暮らしには必要なかった」となってしまうのはとても残念なことです。
また、使い始めてからの買い替えはそう簡単にできるものではありません。
時間とお金がかかったうえで最終的には不便だな、と感じながら生活を送ることになってしまいます。
そのような失敗を防ぐためにも、家具選びは事前の準備と基礎知識を身につけておくことが大切です。
家具選びの前の事前準備と「3Dインテリアプランニング」
「欲しいものが見つかった、買いに行こう」「デザインが気に入ったからネットで買おう」
これは家具購入においては危険度の高い買い方と言ってよいかもしれません。
失敗する可能性が高い、とまでは言えませんがそれを否定できないのも事実です。
新しい住まいに置く家具を選ぶ前には「間取りを把握」し、「家具を置く予定のスペースの把握」を行います。
その際に「たぶんこれで大丈夫だろう」という意識は捨てた方が無難です。
人間の感覚というのは意外にいい加減なもので、サイズについて、おおよその感覚で購入した結果大きさが合わず、後悔するケースも多々あります。
一方で、購入前にしっかりと間取りで確認できるスペースから家具のサイズを想定しておくことで、俄然失敗が少なくなります。
家具販売店に行くとあらゆる方法で家具の適正なサイズを確認してもらえます。
間取り図面があればそれを駆使した平面でのプランニングが可能です。
そこから一歩進んだ、3DCGを駆使した「3Dインテリアプランニング」は、実際の空間を模した画面上で
「家具の大きさやレイアウトはOKか」だけでなく、「家事導線は十分に取れているか」あるいは「内装と検討中の家具の相性は?」など確認できます。
理想の空間を分かりやすく疑似体験することができる「3Dインテリアプランニング」はいわば「家具の試着」です。
家具蔵でも、ご持参いただいた間取り図面やあるいは口頭でのヒアリングを基に、無料で3Dプランニング作成を行い、それぞれの家具選びをサポートしています。
家具選びで知っていると便利な知識
家具を選ぶ際のポイントはサイズやデザイン、使い勝手や価格など人それぞれかと思います。
いわばその「基準」をどこに置くかで家具選びは変わりますが、事前に家具を選ぶ際に「外してはいけないポイント」、つまり「最低限それは備わっている」ものを基準のひとつにすると家具選びは格段に楽になり、失敗も少なくなります。
今回は家具の中でも購入を検討する人の多い、テーブルと椅子について、知っておくべき知識をご紹介します。
耐久性がある・メンテナンスが可能
家具は毎日使うもの=暮らしのための道具であり、そこには「丈夫さ」、つまり耐久性が求められます。
無垢材はいわば非常に耐久性・堅牢性に優れた素材であり、木製家具を検討する際には選択肢に入れておきたいものです。
無垢材は無着色仕上げのものであれば、長く使用していくうちに風合いもより良くなり、全体あるいは一部を研磨して修復することも可能です。
つまりメンテナンス性にも優れています。
同じ無垢材テーブルでも必ず天板の裏を確認し、塗装が全面に施されているか、無駄な補強が無いつくりとなっているかなどを確認することも大切です。
その「見えにくい箇所」に手間やコストをかけているかは、そのメーカーのモノづくりの姿勢の表れでもあります。
テーブル裏もしっかりと手間暇かけて製作されているメーカーならもの自体の品質もその後のメンテナンスにも確信を持つことができます。
また、椅子も時には勢いよく体重をかけたり、掃除のために移動させたりと、様々な使い方が想定されるものです。
他の家具と比較しても、もの自体にかかる負荷はかなり高く、当然そこには高い強度が求められます。
例えば私ども家具蔵では無垢材チェアはすべて木組みで製作し、それが高強度の理由でもあります。
このように「どのようなつくりとなっているか」「その結果耐用年数はどの程度を考えているのか」を確認することも重要です。
椅子は自分に合った座り心地のものを見つける
家族だからといって同じ椅子が全員に合っているとは限りません。
体格も違えば家での過ごし方も違います。
椅子を選ぶ際に注意したいのは、椅子の座面高です。
家具販売店で椅子に試座する場合は、靴を履いていることが大抵です。
椅子の適正な座面高を確認する際には靴を脱ぎ、裸足、あるいはスリッパを履いている状態でしっかり足の裏が床に着くかどうかを確認しましょう。
テーブルと椅子の座面高のバランスを確認する
快適な暮らしのためには、椅子とテーブルは一緒に注文し、椅子の座面高に見合ったテーブルの天板高にするのが理想的です。
しかし、愛着のあるテーブルを活かしながら新しく椅子を選ぶ、あるいはその逆も家具選びのひとつのスタイルです。
椅子を検討する際に座り心地で自分の好みの椅子を選ぶのはもちろんですが、見落としがちなのがテーブルとのバランスです。
事前に使っているテーブルの幅、奥行き、天板上と下までの高さ、脚と脚の間を確認してから家具販売店に向かいましょう。
今使っている椅子を使いながらテーブルを買い換える場合は、椅子の大きさを測ります。
この場合、座面高はもちろんのこと、アーム付きのものであればアームの高さも忘れずに。
理想的なテーブルの天板と椅子の座面の高さのバランスは28cm~30cmが最適と言われています。
ご紹介したこれら3つは、どのような家具販売店に行っても選び方の基準となるので知っておくと家具選びがしやすくなります。
特に家具選びの中でも、「椅子」は一番選ぶのが難しいと言われています。
椅子の高さ調整は自分でできることではないので、そんな時は家具蔵で行っている「家具の選び方無料相談会」に来てみてはいかがでしょうか?
専門スタッフは一人一人にあった高さ調整や座り姿勢やクセなどにあわせた最適な椅子選びをいたします。
お気軽にお近くの店舗までご相談ください。
関連する記事
最近の投稿
- 「カバとサクラ」~なぜカバがサクラと呼ばれるのか~ 2024年12月9日
- 【吉祥寺店臨時休業のお知らせ】 2024年12月7日
- 環孔材・散孔材の違いとは 2024年12月6日
- ラウンドテーブルのサイズ選びの正解は? 2024年12月4日
- 作業しやすい無垢材デスクのサイズとは? 2024年12月2日
- 現代のキッチン事情はどう変わった? 2024年11月30日
- ソファ選びはクッションの内部材を知ることから始める 2024年11月28日
- 後悔しないオーダー家具の選び方 2024年11月26日
- ダイニングテーブルを選ぶ際の「5つ」のポイント 2024年11月24日
- 姿勢の改善にはチェア選びから 2024年11月22日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,573)
- インテリア&住宅情報 (638)
- 人と木と文化 (397)
- ニュース&インフォメーション (441)
- オーダーキッチン関連 (405)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (616)