KAGURA OFFICIAL BLOG

一枚板テーブルを検討するなら「ここ」を見る

2024.9.21

 

 

一枚板テーブルは「一生もの」として愛用できる


幅広い世代の方々からの支持がある無垢材テーブル。

その代表格ともいえる一枚板テーブルの良さは多々挙げることができます。

樹齢数百年の時間が生み出す表情・複雑かつ美しい色調・自然の力強さを感じることのできる樹形…。

どれも唯一無二の存在です。

日本人の考え方が「安価なものを買い、壊れたら捨てる」から「価値の高いものを買い、愛着を持って一生使う」に少しずつ変わってきています。

特に家具に対しては一生ものといえるクオリティを持つものを所有することにこだわりがある人が多い印象です。

安いものを何度も買うより本物を一つ買う方が、心も家計も豊かになる、と考える人が多くなってきました。

一枚板・無垢材テーブルの人気があるのも納得できます。

特に一枚板テーブルは単なるテーブルとしての価値にとどまらず、数百年かけて自然界が表現した「芸術品」としての要素があります。

住まいの中心となる場所にそのような存在があると家で過ごす時間の幸福度は大きく上がります。

皆さん妥協せずに、真剣に、自分達だけの一枚板を探しています。

 

 

一枚板の選び方 -乾燥方法と期間-


 

 

原木を板に製材した後は、安定かつ強度の強い材料にするために乾燥させます。

この乾燥工程が一生モノとして使える一枚板テーブルや無垢材家具を作るためにはとても重要です。

具体的には最低1年以上かけて野ざらしの状態で自然乾燥させて木の内部の水分を抜いていきます。

その間は、風通しを良くするための桟棒をはさみながら積み重ねて保管していきます。

そして、木の中の水分量(含水率)を12~13%まで調整します。

さらに現代の気密性の高い室内で、エアコンや床暖房にさらされる木にとっての過酷な使用状況を考慮し、含水率が6~7%まで人工乾燥(機械乾燥)します。

その後、しっかりと乾燥させた材を落ち着かせる(含水率を平均化する)ために養生(シーズニング)を行います。

このように自然乾燥→機械乾燥→養生と時間をしっかりとかけ、材の状況を見極めて適切な作業をすることが、長年安心して使用できる一枚板のテーブル作りにはかかせません。

また、この工程はとても繊細な作業なので、熟練の職人の存在無くして成り立ちません。

一枚板を購入する前に、そのお店で乾燥期間や乾燥方法を聞いてみると、その一枚板の「素性」が分かってきます。

 

 

一枚板の選び方 -脚は天板とジョイントされているか?-


 

 

日本はご存知のとおり、地震大国です。

昔は避難訓練で

「地震が来たらテーブルの下にもぐって身の安全を確保しましょう」

と教えられてきました。

家にいても同じで、テーブルの下は安全な場所という認識の方も多いのではないかと思います。

ただし、それはテーブルの天板と脚がしっかりと接続されて固定してあるからこそです。

また、完全に天板と脚を固定してしまうと室内への搬入が心配な場合が出てきます。

将来的に脚の長さを変える、デザインを変えるなどしたい場合が対応できなくなってしまうので、固定してからも脚を天板から着脱可能な仕組みを取り入れているテーブルにしておくと安心です。

 

 

一枚板の選び方 -使いやすいサイズか?-


 

 

一般的に4人家族のテーブルは、幅が150cm以上、奥行きが80cm以上であれば食事や作業を行うには十分です。

それより少し大きな165cm幅のものならさらに余裕をもって過ごすことができます。

しかし、一枚板の場合、幅が150cm以上あっても、若い木だと樹形が細くなってしまい、その結果として奥行きが80cm以下となるのものも多く見受けられます。

あまり奥行きが細いものは向かい合う人同士が近くなりすぎるなど使い勝手に難が生じます。

木目や樹形の好みで選ぶことはもちろん重要ですが、長年使用することを考慮すると「使い勝手」という観点も見過ごせません。

芸術品のように鑑賞して愛でる訳ではなく、日常生活の道具として愛用するものです。

使い勝手の良いサイズを選ぶという観点を忘れてはいけません。

 

 

一枚板の選び方 -その板の表情を語ることができるか?-


 

 

これはいわば「プラスアルファ」のポイントです。

無垢材のテーブル、特に一枚板テーブルはその板だけが持つ木目が大きな魅力です。

木目はその木がどのような環境で成長してきたかを表現しています。

例えば、雨風の強い場所で育ったことで揺らぎ模様が出ている、傾斜地で踏ん張った跡が見られる、枝を多く生やすことで葉を多く茂らせていた事が分かる等々…。

単純に形や色が好きなだけではなく、もう一歩踏み込んだ観点で見ることで愛着がより湧いてきます。

また、お気に入りの一枚板が我が家に来れば自慢したくなるのが人の性でしょう。

ご家族やご友人に木のエピソードを語ってみて下さい。

きっと素敵な時間を過ごすことが出来るはずです。

そのため、木目の成り立ちや木の話等を教えてくれるお店で一枚板を選ぶのは、とてもお勧めです。

上記のポイントを押さえていれば、一生物として愛用できるテーブルと出会える可能性はぐっと高まります。

家具蔵でも多数の樹種とサイズの一枚板天板をご用意しています。

皆さんと一枚板の出会いの懸け橋となりましたら幸いです。

 

家具蔵の無垢材一枚板天板のラインナップはこちらから

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (149)
  • [+]2023 (366)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.