KAGURA OFFICIAL BLOG

アームレスタイプのソファが暮らしにもたらす様々な効果とは

2022.11.14

 

 

リビング空間の居心地を決定づけるソファ


 

 

そのサイズや存在感からリビングスペースの主役ともなるソファ。

数ある家具の中でも「寛ぎ」という住まいにおいて大事な部分を支える役割を持っています。

その大きさは空間の圧迫感や回遊動線の広狭を決定づけ、張地の素材や色合いは空間の雰囲気を大きく左右します。

デザインは視覚的な満足の度合に影響し、座り心地も重要です。

つまり、ソファ選びがリビング空間の「居心地」を決めると言っても過言ではなく、その分どのようなものを選ぶべきなのかを決定するのも大変です。

 

 

ソファには様々な種類があるがアームレスタイプが人気を高めている


 

 

ソファにはそのデザインや何人掛けかを含めたサイズ、張地の種類や細かく言えば内部材や構造、そしてそれらに基づく価格など、様々な「選ぶポイント」が存在します。

自宅や嗜好に合うデザインや生地を使用していること、設置が可能なサイズであること、何人掛けが良いのか、どのように使用したいのかでカウチタイプなどのスタイルの変更もありえます。

ソファと言えば、基本的に座面・背もたれ・肘掛けが同居しているデザインが主流ですが、肘掛け、つまり「アーム」が無い「アームレスタイプ」のソファも人気を高めています。

肘掛付きのソファ、つまりアームソファにはない様々なメリットを持つアームレスタイプのソファについて深掘りしていきましょう。

 

アームレスソファは空間を広く見せることができる


 

 

アームレスタイプのソファ、つまり「アームレスソファ」はその名の通り、ひじ掛けを装備していないソファの総称です。

肘掛けが無いことは単純に身体を預ける部分が減るのでそれでは寛ぐことができない、という見方もできますが、アームレスソファにはそれを補うメリットが多々あります。

その一つが空間を広く見せる効果があることです。

肘掛けが無いことは物理的に総幅をコンパクトにします。

肘掛付きのアームソファと同じ座面の大きさがありながら実際の寸法は小さいということは、当然ながら空間の中でソファが占める部分が減るので実際に広く見えるだけでなく「広くなる」のです。

同時に肘掛けが無いことはソファそのものの重心を低く見せる効果があります。

そのことで天井高との対比のうえでは天井が高く見え、空間を広く見せるのです。

ソファはサイズの大きな家具なので幅で10~(最大で30cm程度)小さくなると、空間の中ではかなりすっきりして見えます。

サイズがコンパクトになるということは、空間を見渡した際に目線が部屋の奥まで行き渡り、広く感じられる効果も併せ持ちます。

この「広くなる・広く見せる」をもたらす「見た目の軽快さ」は、部屋を広く見せたいと考える人には嬉しいメリットとなります。

ソファはどのようにレイアウトするかで空間を広くも狭くも見せるものです。

コンパクトであることは動線を確保しやすく、壁面が短くても比較的容易に設置できることを意味します。

空間の中央に置くとしてもその可能性は広がるでしょう。

アームレスソファはレイアウトの幅も広げてくれるのです。

 

アームレスソファは横方向から座ることができる


 

 

ソファというものはソファを背にした状態でそのまま腰掛けるものです。

つまり、正面から着座するものになりますが、アームレスソファは肘掛けが無いことで横方向からも座ることが可能です。

実はこれは意外と便利です。

ソファに座る際にソファ正面まで回り込もうとすると、リビングテーブルがソファの前にある場合、その進入が窮屈なことがあります。

それをせずに横からスッと入り込めてそのまま好みの座姿勢に持っていけることは、たった数歩かもしれませんが「近道」です。

たった数歩でも毎日のことであれば、気付かないうちに日々の小さなストレスから開放されているかもしれません。

左右からでも着座ができるのは、あまり気づかれていないアームレスソファの魅力となります。

 

アームレスソファは身体をぶつけても痛くない


 

 

日々の暮らしの中で思わぬ場面で家具や柱の角に身体をぶつけて痛い思いをすることがあります。

ソファでも木製や鉄製のアームを採用している場合、デザインによってはそのようなこともあるかもしれません。

それらはソファを選ぶうえでは決定的な要素とはならないかもしれませんが、毎日の使用において危なくないのが良いことには変わりありません。

アームレスソファではそのような心配は一切無いと言って良いでしょう。

肘掛け自体が無いので当然ですが、「身体をぶつけるかもしれない」というリスクが無いことはお年寄りがいる家庭ではではバリアフリーの効果にもつながります。

もちろん、ソファ上で勢いをつけて寝転がった際に肘掛けに頭をぶつけるといった心配もありません。

これは小さなお子さんがいるお住まいでも同様のことが言えます。

常に絶え間なく動き回る小さなお子さんはどんなに気を付けていても目が離れる瞬間はあります。

万が一の事故を防ぐ意味合いでも、また、ソファを使った自由な発想の遊びを育む意味でも小さなお子さんがいる家庭ではどこからでも飛び乗りやすいアームレスソファは「優しいソファ」となります。

 

アームレスタイプのソファは差し込み式のコの字テーブルを一緒に使う


 

 

一方で肘掛けが無いことは着座時に身体を支える部分が減ることや立ち上がる際の支えが無いことを意味します。

しかし、それをもってアームレスソファを諦めるのは早計です。

家具販売店に行くとコの字型をしたソファに差し込むタイプのソファテーブルを見ることができます。

このタイプのテーブルはソファの前方の省スペースと着座時の余計な移動を抑制する効果があり大変便利です。

これは肘を置くこともでき立ち上がり時の支えにもなります。

これでアームレスソファのデメリットはほとんど無くなってくるのでアームレスソファを採用する際には同時に用意しておきたいものです。

 

 

ソファには多くの選択肢があり、選ぶポイントも様々です。

私ども家具蔵でも全6種のソファがあり、アームレスタイプも人気ですが、それぞれのお客様の暮らし方を踏まえたうえで一番良いと思われるものをご提案します。

それぞれの暮らしのスタイルや空間の大きさ、雰囲気から適切なソファ選びをサポート致しますのでぜひご来店頂き、理想のソファに出会うきっかけにしてもらえると幸いです。

 

家具蔵の無垢材ソファのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (73)
  • [+]2023 (367)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (369)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.